秘封霖倶楽部 ボツ案2【閲覧注意】
- ok_honobono
- 6733
- 2
- 0
- 0
漫画家目指してる私です。ドクトカゲとNDで呟きまくります。 お仕事募集しています。詳しくはこちらの事務所に所属していますのでお願い致します。 →face book(facebook.com/vintagegallery…) mail→ lacave.2012@gmail.com
異世界に連れていかれると噂される大学の地下ボイラー室にて探検する秘封霖倶楽部。ボイラー室に辿り着いた三人は、扉を手にかけるが鍵が掛かっていてあかない。 しょうがないので引き返そうかと踵を返したら扉を蹴破る蓮子。 呆然としている横で大喜びの蓮子。
2018-10-23 21:45:18部室で話を聞いてみると、どうやらこの秘封倶楽部は異世界から来たようで時代は僕達と同じような時代で所々の街の雰囲気は違うらしい。 そんな街の違いを比べて楽しんでいたところ、向こうの世界の蓮子から『それでこの世界の私は週何回この男とヤってるの?』と聞く。 凍り付く部室。
2018-10-23 21:47:38『ヤってる訳がないだろう』と言い、色々説明すると『嘘でしょ。こんなイケメンと一緒に居てヤらないものなの?女と男だよ?』と向こうの世界の蓮子に言われる。 どうやら向こうの世界の蓮子は経験人数が多いようで、話を聞いていくと援助交際や大学の他サークルでも乱れているようだ。
2018-10-23 21:49:32顔を真っ赤にして『不潔だ!』と喚くこちらの蓮子。 あちらのメリーは常に艶やかな顔でこちらを見つめている。 あまりの性の乱れに呆然とするメリー。 『じゃぁ、試してみる?』と僕の方に近づく向こうの世界の蓮子。こちらの蓮子は椅子を持って向こうの世界の蓮子をぶん殴り、喧嘩に発展する。
2018-10-23 21:51:21それから翌日、喧嘩別れをして姿を見せなくなった向こうの世界の二人。昨日のアレは何だったのかと思いながらも蓮子は薫子に生徒総会室の方へと来いと言われる。話によると、蓮子と名乗る奴が外国人とホテルに入ったのを見たという学生が居るというのだ。顔を青ざめる蓮子。目には殺意が込められている
2018-10-23 21:53:18秘封霖倶楽部の三人で例の蓮子を探す。数分で見つけた。目立つ程に肌の露出の多い蓮子の顔。見つけざまに怒鳴り捕獲するこちらの蓮子。そのまま蓮子の家に連れてくると死人が出そうな程の口喧嘩が始まった。その後ろであちらの世界のメリーが微笑みながら現れ、物事をあやふやにして蓮子を連れて帰る
2018-10-23 21:55:03その後も目撃談や援助交際しているのかと教授に言われる蓮子はノイローゼ気味になる。注意しても聞かないのだから尚更だ。 そんなある日、一人になりたいと言って蓮子はメリーと霖之助から離れて帰る事になった。その時に何者かに拉致される。 抵抗しながらも、目隠しを外された時
2018-10-23 21:57:02目の前には例のあちらの世界の蓮子が居た。どうやらあちらの蓮子が拉致されて薬漬けにされて売る業者と寝たらしく、売られてしまったらしい。こちらの蓮子は手違いで拉致され、戻すのもリスクがあると言う事で二人とも人身売買の商品にされる。 車の中であちらの蓮子の悪口を言いまくる。
2018-10-23 21:59:17そんな時、車には大きいスパナが投げ込まれ、急停止したと同時に業者はスパナで殴られ、警察に捕まる。スパナで殴ったのは霖之助。蓮子が拉致された時から追いかけていたのだ。 助け出すと蓮子は泣きだし、『怖かった』と霖之助に訴える。メリーも心配していたのか蓮子に近寄る。
2018-10-23 22:00:54後日、アレが答えたのか、援助交際も控えて僕達の目の届くところに居るようになったあちらの蓮子。こちらの蓮子に迷惑をかけなくなったのはいいが、こちらをじっと見てくる事が多くなり、気味が悪い。その事に関しても気味悪がる蓮子とメリー。あちらの世界のメリーはこの時も居なかった。
2018-10-23 22:02:46その事を岡崎教授等に相談すると、『確かに大分危うい感じではある』と言う。『そういう人間は、誰かに依存して生きている奴だ。気を付けとけよ』と忠告される三人。今後、あちらの世界の蓮子を見かけた時は徹底的に無視しましょうと蓮子が言う。
2018-10-23 22:04:49そしてある日、部屋に帰るとあちらの世界の蓮子が霖之助のベッドの上に座ってこちらを見ていた。『何の用だ』と警戒すると、あちらの蓮子はあの時の事を話し出す。『あの時、アンタに助け出された時から、私の中で何か生まれた。こっちの世界の私が羨ましく感じたの』
2018-10-23 22:07:10『私、男は下半身しか判別できていなかったけど、アンタは全身が見えている。ねぇ、こんなの初めてだよ。一回だけで良いから私と寝てよ』 詰め寄る蓮子。 『私、もう五日も誰とも寝てないよ。もう汚くないよねぇ、気持ちよくできるから。口の中も、全部の穴もアンタを気持ちよくできるから、』
2018-10-23 22:09:46結局、部屋から出て逃げようとした時入れ替わりにこちらの世界の蓮子が僕を抱きしめて威嚇するようにあちらの世界の蓮子を睨みつける 『出てけ!!!こっちの霖くんは私達のものだ!!アンタのじゃない!』 『でも、そっちの私は霖之助とヤってないんでしょ?』 『アンタはそれしか愛が無いのか!?』
2018-10-23 22:12:57『うるせぇよ!!何も、何もしてないような奴が恋人面するんじゃねぇよ!!ヤるは愛じゃねぇのか!?求めるのがそんなに悪い事か!?』 激昂するあちらの蓮子。蓮子は霖之助を引っ張り、彼女から離れるように走り出す。あちらの蓮子は、追いかけてはこなかった。
2018-10-23 22:15:35結局僕はホテルに泊まり、蓮子は帰った。その翌日、喫茶店に寄りコーヒーを飲んでいると、あちらの世界のメリーが相席してくる。 『ちょっと話せるかしら?』 艶やかな声で、あちらの世界のメリーはそう言った。 『実は、私達が元の世界に帰るために話したい事がありまして』
2018-10-23 22:17:57話をすると、どうやらこちらの世界に来たのはあちらの世界のメリーの能力による所為らしく、私達が世界に戻るには、私達を満足させない限りは戻れないらしい。 その為には、僕に色々してもらいたい事があるそうだ。と、コーヒーを差し出して来るメリー。僕はそのコーヒーを手に取ろうとする。
2018-10-23 22:20:52『…どういう事だ』 僕はコーヒーを指差して言及する。それを見てあちらの世界のメリーは 『やはり貴方も、何かしら能力を持ってるみたいね』 と、言い、そこまで見破られるものの、本来の僕の能力ではなく心が読める能力であると解釈される。
2018-10-23 22:22:42