【厳選】インテリジェンス、最初の7冊【堅実】

インテリジェンス(この場合は国家安全保障の文脈で使用される、国家的規模の情報収集・分析活動等の総称)について、包括的に手堅く学びたい初心者向けの、教科書や学術書を厳選してまとめました。 上下巻は1冊としてカウント
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幡ちくま @hatachikuma

マーク・M. ローエンタール著 茂田宏監訳『インテリジェンス―機密から政策へ』慶應義塾大学出版会 amazon.co.jp/dp/4766418263 アメリカ合衆国発の、世界標準のインテリジェンスの教科書の邦訳版。インテリジェンスを学ぶ学生が最初に手に取る書籍、とも言われている定評あるテキストブック。

2018-10-26 14:23:39
幡ちくま @hatachikuma

小林良樹著『インテリジェンスの基礎理論』立花書房 amazon.co.jp/dp/4803715394 前述の『機密から政策へ』に影響を受けてはいるけど、日本初の日本人による日本人向けの、包括的なインテリジェンスの教科書。日本の国内事情にもページを割いている、という点から、より初学者向きかもしれない。

2018-10-26 14:32:28
幡ちくま @hatachikuma

北岡元著『インテリジェンス入門―利益を実現する知識の創造』慶應義塾大学出版会 amazon.co.jp/dp/4766416821 インテリジェンスの理論的な部分を丁寧に考察した書籍としては、和書としては、恐らく今でも最高水準。これが出版された時点では、これ以外に教科書として使えそうな書籍は、ほぼなかったはず。

2018-10-26 14:38:13
幡ちくま @hatachikuma

初版(2003年)時点での話ね。今は状況も変わってるから

2018-10-26 14:40:25
幡ちくま @hatachikuma

シャーマン・ケント著 並木均, 熊谷直樹訳『シャーマン・ケント 戦略インテリジェンス論』原書房 amazon.co.jp/dp/4562052694 原書は『Strategic Intelligence for American World Policy』。アメリカのインテリジェンス研究の古典的著作。間違いなく重要文献。

2018-10-26 15:22:24
幡ちくま @hatachikuma

ノーマン・ポルマー, トーマス・B・アレン著 熊木信太郎訳『スパイ大事典』論創社 amazon.co.jp/dp/4846015912 インテリジェンスの教科書、古典に続き、ついに辞書まで邦訳される。和書では類書は無いはずなので必携であろうな。

2018-10-26 15:31:09
幡ちくま @hatachikuma

北岡元著『インテリジェンスの歴史―水晶玉を覗こうとする者たち』慶應義塾大学出版会 amazon.co.jp/dp/4766413008 インテリジェンスについての知識と理論を包括的に学び、古典を通読し辞書をパラパラとめくったら、次はまあ歴史でしょう、というわけで。ヨーロッパがメインだけど

2018-10-26 15:39:44
幡ちくま @hatachikuma

J.T. リチェルソン著 川合渙一訳『トップシークレット〈上巻〉―20世紀を動かしたスパイ100年正史』太陽出版 amazon.co.jp/dp/4884693515 『同〈下巻〉』 amazon.co.jp/dp/4884693523 こっちも歴史系。手堅さで選ぶなら『インテリジェンスの歴史』と『トップシークレット』であろう、と。

2018-10-26 15:46:44
幡ちくま @hatachikuma

質が高い(包括的な知識を学べる)書籍だけ選ぶなら、まあこんな感じかな? こっから先はより細かくなっていくし、正直、私もよく分からん

2018-10-26 15:51:21