1988年11月8日（火）の旅日記（226日目・アラド）

桃岩荘人 @namihei1224

11/8　0700起床。昨朝と同じように、Buniが起きてくるまで、つかの間の2人の時間を過ごした後、ティミィは高校へ。ムレシュ川のほとりに立つ文化宮殿の前にあるアラド第12産業高校（Liceul Industrial nr. 12 Arad）。歩いて10分ほどの距離。 pic.twitter.com/PH7ZckmshH

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1990年、社会主義化する前の本来の校名に戻り、さらに2001年、リセからカレッジに格上げされた。「Colegiul Naţional „Elena Ghiba Birta”」

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Buniも先立ち外出。美容院へ。ティミィが学校に行った直後、玄関の外にあるトイレ・バスルームに行った時に、中庭にいた男に見られ、その後すぐノックがあり、驚き恐れる。セクリターテに見つかったか？　びびって出ずにいたら、しばらくしてBuni帰ってきた。助かった。久々に頭を洗う。

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ティミィも学校からすぐ帰ってきて（早退？）0900からを知らず。のどが痛くて声が出ないと医者へ行き、処方箋をもらいにいく。男はクラスメートだったらしい。ほっ。なかなかこうして隠れ家にいるのはスリルある。0930朝食。ここでは一般的なようだ。

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1400すぎ昼食。タンティカティ：ブルガリア人57歳。70歳の男性とのデートの話。花を持ってこなかったのとコーヒーこぼしたと。そしてトラブル起きる予感。クラスメイトがsuspiciousになってるらしい。俺はフロへいくかも。俺としては流れに任せるしかないんだろう。

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両親は今週中に外国に行くと。そこで10＄（1000円＋？）を600Leiに両替してあげた。（11/6）ま、よしと。でもレイの使い道がない。Buniとティミィはよく笑う。とっても大好きだ。Buniの仕草、いや、存在だけで最高。ここアラドあたりがルーマニアの中でも一番暮らし向きが良いみたい。

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かなり人の出入りもあるようだ。ここらがアルバニアとちゃう。モノをもってる人は結構もってるし、ハンガリーのテレビプログラムで、外界のほとんどのこと、知っている。ティミショアラではユーゴ、ルーマニア北部はソ連、南部はブルガリアのTVやラジオでオリンピックをしのいだとか。

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チャウシェスク大統領については、かなりの人間が批判、皮肉る。しかし70歳、まだまだのようだ。ところで天皇は亡くなったのだろうか？チャウシェスクは毎週新しい血を得ているらしい。ジョーク1「この国は大統領がすべて。シンボルは国民」ジョーク2「Export、Export。大統領の海外旅行費捻出のため」

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ティミィをはじめとして悲観論者が多い。まあうなずけるが、とにかく励ましてやらねば。結局友達は来ず、フロにも行かず。菊の花を持って行ったBuniは2130頃帰ってきて、ステーキを2人分食べる。0030までティミィに日本語教えて、寝る。