【電光超人グリッドマンＳ】第９話

じょう @jou110

【電光超人グリッドマンＳ】第９話（１９９３年５月２２日放送） #GridmanS

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悪魔の洗脳作戦！「ねえ俺たちの塾ってこんな感じだったっけ」「さあ・・とりあえず入ってみましょう」入り口に入ると案内がいた「ようこそ！学習塾【悪こそ美学】へ！貴様らも入会希望ですか？」「ねえこここんな感じだったっけ？」「我が塾は以前は普通の学習塾でした・・・しかし」案内が語り出した

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「我が塾は成績優秀品行方正な生徒が揃っていましたが全国１位ではありませんでした」「ほう」「そこで我々は色んな方法で勉強するやり方を実験していたのです」そしてある夜・・・

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「なっなにものじゃ・・ガギャ－－－－－！！！！」そうして塾ができた・・・・

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「というわけだ・・・フハハ、見学していきますか？」せっかくなので教室を見学する事にした「なっ生徒たちは全員黒はちまきにヤンキースケバンな格好！先生はなんと軍服なのだ！」「今から悪の基本精神を唱える、立てい！」軍服先生の指示で生徒たちがガタガタと立ち上がる

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「悪に生きる事はこの上ない喜び！」「悪に生きる事はこの上ない喜び！！！」「悪こそ最高の美学！」「悪こそ最高の美学！！！」「悪に生きる事こそ人間の最高の目標！」「悪に生きる事こそ人間の最高の目標！！！」生徒が悪のスローガンを復唱するがみんなくちびるが紫で怖い

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「怖いのだ・・・あっパソコンの中に何かいるぞ！」パソコンを調べてみると中で何者加賀クククしている「あっこっこいつは・・・！」なんとそこには・・・ニンジャの……怪獣！

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およそ生命の気配が感じられぬコトダマ空間において、そのニンジャ存在感は異質であった。ニンジャはアグラ・メディテーション姿勢を取っていたが、更なるエントリー者の気配に立ち上がると先手を取ってアイサツした。「ドーモ、ニンジャ怪獣シノビラーです」「ドーモ、電光超人グリッドマンです」　８

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「出おったなカーンデジファー様に歯向かう羽虫めが、私をナメない方がいいぞ？オート・インテリジェンス機構により私のカラテ速度は常人の3倍を誇るのだ！」シノビラーは大気中のカラテを凝縮させ、危険なニンジャの兵器、スリケンを作り出した！「イヤーッ！」スリケン投擲！　９

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グリッドマンは僅かに身をかわしスリケン回避、一気にシノビラーのワン・インチ距離へ接近！「ヌゥーッ！」「イヤーッ！」グリッドマンは身を翻しシノビラーの顔面へ蹴りを叩き込む！「グワーッ！」怯むシノビラー！グリッドマンは身を翻しシノビラーの顔面へ蹴り！「イヤーッ！」「グワーッ！」　１０

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「イヤーッ！」「グワーッ！」「イヤーッ！」「グワーッ！」「イヤーッ！」「グワーッ！」「イヤーッ！」「グワーッ！」「イヤーッ！」「グワーッ！」「イヤーッ！」「グワーッ！」「イヤーッ！」「グワーッ！」「イヤーッ！」「グワーッ！」「イヤーッ！」「グワーッ！」　１１

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ゴウランガ！これぞ秘匿されし暗黒カラテ奥義、タツマキ・センプウキャクである！超高速で繰り出される回し蹴りの連撃はまさに殺人竜巻めいた破壊力！「イイヤーッ！」「アバーッ！」吹き飛ぶシノビラー！だが……おお、ニンジャ動体視力を持っていた視聴者は気づいただろうか！？　１２

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「ヌゥーッ！？」グリッドマンに吹き飛ばされたはずのシノビラーの姿が、空中で不可思議に消失したのだ！「どこだ……どこへ消えた……！」グリッドマンは注意深く周囲のニンジャソウル痕跡を辿る。「どこだ……シノビラー＝サン……！」その時、グリッドマンの背後が奇妙に揺らめいた！　１３

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「イヤーッ！」「グワーッ！」グリッドマンの背後から現れたシノビラーが、ダブルドスダガーで斬りつけたのだ！「小癪な！」「ククク、これを見てもまだ強がれるか！」おお、ナムアミダブツ……ナムアミダブツ！そこには無数のダブルドスダガーを構えたシノビラー！ブンシン・ジツである！　１４

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「死ね！グリッドマン＝サン！死ねーッ！」襲いかかる多重分裂シノビラー！危うし！グリッドマン！瞬間脳裏に浮かんだのはオーディンめいた威容の白銀の老巨人であった。(((……惑うなかれ。敵の姿見えぬならば、邪悪なるニンジャソウルの存在を感じ取るのだ)))老巨人はマントを翻し去っていく。　１５

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「本体は、そこだ！」グリッドマンははサンダーアックスを投擲！ブンシンの一体に突き刺さる！「ア、アバーッ！」ブルズアイ！その一撃はシノビラーの本体を捉えていたのだ！「ハイクを詠め、シノビラー＝サン」無慈悲にグリッドマンがカイシャクの構えを取った。　１６

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「アバッ……悪こそ最高の美学、次があったら勝つ」「イヤーッ！」グリッドマンのカイシャクがシノビラーの首をへし折った。「サヨナラ！」シノビラーは爆発四散！残心するグリッドマンは、深く呼吸し、空へと飛び立った。「イヤーッ！」色付きの風めいた光がコトダマ空間の空へと消えていった。　１７

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ふと気づくとぜんぶもとどおり「はっ我々は何をしていたんだろうニンジャに操られていたので悪くない」「いかんいかん、勉強しなきゃ」「よーし授業を始めるぞー」学習塾ももとどおりだがナオトたちの成績はそんなによくならなかった・・・

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「やっぱり勉強ばかりしてても良くないのだ」「もう、ナオトは少し賢くなった方がいいと思うわよ」「そんな事より喉が渇いたぜ、おっ水道だ飲んでみよう」「ナオト！」生水の恐怖・・・

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【電光超人グリッドマンＳ】第１０話に続く