土砂、津波、浸水のおそれがある危険区域に「原子力防護施設」が多数ある。
- nijiya_hige
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昨日の原子力問題調査特別委員会の阿部知子議員の質問の後半で、 原子力防災には大きな穴が空いていることが、更田豊志原子力規制委員長の答弁により、裏付けられた。 shugiintv.go.jp/jp/index.php?e…
2018-11-30 07:50:54→政府はこれまで、オンサイト(原発施設内)では原子力規制委員会が、オフサイトでは内閣府が原子力防災を行うとしてきた。 しかし再稼働の許可手続である原子炉等規制法に基づく新規制基準では避難計画を審査せず、縦割り行政には穴が空いていると批判されてきた。 これに対して政府は→
2018-11-30 07:56:19→この縦割り批判に対して政府は、原子力防災会議に、原子力規制委員長が入って避難計画も見ているので、その批判は当たらないと反論してきた。 ところが避難弱者が一時避難する施設に放射能防護対策を施す「原子力防護施設」には土砂、津波、浸水の危険に指定されている区域にあることが判明→ twitter.com/masanoatsuko/s…
2018-11-30 08:03:07→内閣府はこうした原子力防護施設257件に交付金を付けてきたが、H25年にわざわざ制度を変えて安全が確保されることが要件に加えられた。 4分の1以上が、土砂、津波、浸水のおそれがある危険区域に指定されていたからだ。 →
2018-11-30 08:09:36→常識的に考えれば、そんなところに避難弱者を一時避難させるのは狂気の沙汰であり、 そんなところに原子力防護施設がある間は、再稼働を許すことはあり得ない。 土砂災害と原発事故や、津波と原発事故の同時発生は、地震大国日本なら起きる。 →
2018-11-30 08:13:42→余分な解説が長くなったが、昨日の衆議院原子力問題調査特別委員会では、14件中12件の原子力防護施設が危険区域にある伊方原発を例に、 →
2018-11-30 08:17:55→原子力規制委員長がメンバーである内閣府の原子力防災会議には、 伊方原発の原子力防護施設14件中12件が危険区域にある資料は提出されておらず、 再稼働判断前に、更田原子力規制委員長はそれを見ていなかったことを、自分の言葉で認めた。 →
2018-11-30 08:19:13→オンサイトとオフサイトの原子力防災は、原子力規制委員長が内閣府の原子力防災会議に出ているから、「『縦割り』の批判には当たらない」としてきた政府の考え方は間違いであることが明らかになった。 →
2018-11-30 08:21:10→オンサイトとオフサイトの原子力防災を原子力規制委員会と内閣府原子力防災とで分けて、原発事故から国民の生命と健康を守るとしてきた原子力防災行政には大きな穴が空いていることが、分かった。 →
2018-11-30 08:26:51→なお、更田委員長が、原子力防災施設の4分の1以上が危険区域にあることを知ったのは、阿部議員ら(原発ゼロの会)が、この件で再稼働の見直しを要請した時だったと言及。 議員らに指摘されるまで気付いていなかったのだ。 しかし、その後も自ら問題の是正をしていない。 →
2018-11-30 08:30:02→さらに言えばこれは原子力規制委員会だけの問題ではない。 原子力防護施設の4分の1以上が危険区域にあることを集計して持ってきたのは、内閣府原子力防災担当だ。 →
2018-11-30 08:31:31→その原子力防災担当に対して、原発ゼロの会の議員たちが、この縦割りの穴を指摘し、是正を求めたのは原子力規制委員会に問題を指摘する前だった。 内閣府も 原子力規制委員会も どちらも職務怠慢。 避難弱者の安全は捨ておかれている。 →
2018-11-30 08:36:04→昨日の衆議院原子力問題調査特別委員会の質問で阿部知子議員は最後に 内閣府原子力防災担当大臣と原子力規制委員長2人に発言を促したが、 その答弁は、今に及んでも、事の重大さを理解していないとしか思えないものだった。
2018-11-30 08:39:28