Our house「まいやん編後半」

32〜62
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マキ⊿妄ツイVer. @maki_moutsui

32 白:あれは…6年前、高校1年生の時… ー6年前ー 街はバレンタイン一色に染まっていた。 女友達:ねえ麻衣、告っちゃっいなよ 白:えー怖いよ…😳あーそれにしてもかっこいいなー、先輩 女友達:早く言わなきゃ誰かに取られるよ!先輩人気だし、当たって砕けろだよ! 白:うん…そうだよね! pic.twitter.com/8qgkUFrGuq

2018-10-10 20:29:49
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マキ⊿妄ツイVer. @maki_moutsui

33 白石は思いの丈を1枚の手紙に綴り、先輩の下駄箱に入れた。 先:ん?何だこれ? 友:ラブレターかー?😁開けてみろよ 先:…白石…一年生か 友:白石ってあのかわいい子か? 先:じゃね? 友:どーすんだよ 先:んー、考えるわ pic.twitter.com/ycMg05GDvg

2018-10-10 20:29:54
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マキ⊿妄ツイVer. @maki_moutsui

34 翌日、白石は学校に着き自分の席に座り、一日の準備をしていた。 女友達:なんか返事きた? 女友達がにやけながら聞いてくる。 白:ううん、きてない 女友達:そっか…落ち込む事ないよ!麻衣かわいいから別の男子いるよ!それにまだ分からないじゃん! 白:ありがとー😢 pic.twitter.com/e8Ud3dTW79

2018-10-10 20:30:01
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35 ク:麻衣さーん!先輩が呼んでるよー! そう呼びかけるクラスメイトの後ろから先輩がひょっこり顔を出した。 白:先輩… 白石は席を立つと先輩の元に走った。 白:あの… 先:読んだよ手紙 白:それで… 先:お願いします 白: …え!!ほんとですか!!よろしくお願いします! pic.twitter.com/uA81NQfn8R

2018-10-10 20:30:07
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36 それから白石と先輩は付き合い出した。 女友達:最近どうなの〜?😏 白:どうなの?って…😚 麻衣達は先輩と丁度すれ違った。先輩は麻衣に笑顔で手を振る。 女友達:幸せそうな顔しやがって〜😁 白:そう?してないよー😳 女友達:実際どうなんよ? pic.twitter.com/lXRDXFgvEE

2018-10-10 20:30:14
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37 白:んーまだ実感沸かない 女友達:んーそっかー…あ!デート誘ってみたら? 白:え!来てくれるかなー 女友達:大丈夫!来てくれるよ 白:そうかなー 女友達:うん!これ、強制だからね? 白:う、うん😓 pic.twitter.com/3CZ1QcxK3f

2018-10-10 20:30:20
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38 その日の夜、白石は先輩にメールを送ろうとしていた。 白:「今度一緒にデートに行きませんか?」…堅いかな、「デート行こうよ!」…タメ口はダメかぁ。「後日、私と共にデートしませんか?」…これで良いかな…送信っと しばらくすると返事が返ってきた。 白:「いいね!どこ行く?」か… pic.twitter.com/6qQLuT2kwN

2018-10-10 20:30:29
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39 白:「どこでも良いです!」っと ピロン 白:「じゃあ、遊園地行こう」か…遊園地か〜…初デートか〜!二人っきりか〜!! 白石は顔を真っ赤にし、また枕に顔を埋めた。 そしてデート当日。待ち合わせ場所に十分前に着く。 白:ふう…先輩、遅いな そして集合時間を5分程すぎた頃… pic.twitter.com/42tRdBKarE

2018-10-10 20:30:33
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40 先:おまたせ! 白:全然待ってませんよ。行きましょう😊 二人はゆっくりと歩き出した。そして遊園地に着いた。 白:遊園地なんて凄い久しぶり来ました 先:俺もだよ!それじゃ中入ろうか😊 二人は一日中遊園地で楽しんだ。夕方、二人は観覧車に乗った。閉された空間の中に静寂が走る。 pic.twitter.com/4evIjVpfs5

2018-10-10 20:30:43
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41 白:今日は楽しかったですね 先:うん。また来たいね 白:はい😊 再び静寂が走る。二人が乗った観覧車は真上にまで登った。先輩は白石の顎を上げ顔を近づけた。二人は唇を重ねた。そして先輩は白石の服のボタンを一つずつ外した。 白:ダメです… 先:ん? 白石は途中で先輩の手を止めた。 pic.twitter.com/LTfAZbsDrs

2018-10-14 19:28:48
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43 二人が乗った観覧車はついに一周回り終え二人は家路に着いた。 白:今日はなんかすみませんでした 先:ううん、でも俺まだ麻衣さんの事分かって無かったみたいだね 白:いいえ、今日は先輩のお陰で楽しめましたし 先:そう?😊 先輩はもう一度白石に口付けをし、今度は頭を撫で、帰って行った。

2018-10-14 19:28:53
マキ⊿妄ツイVer. @maki_moutsui

42 白:すみません… 先:大丈夫、楽にしてて 先輩は白石の言う事に耳も貸さず再び手を動かした。 白:ダメです…辞めてください!ちょっと…辞めて!! 先: …何で? 白:まだ早いですよこういうの 先:ごめん…誰にも麻衣を盗られたくなかったから、つい… 白: …すみません、私も言い過ぎました pic.twitter.com/SbYin7pjaD

2018-10-14 19:28:54
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44 その夜 白:はぁ…何だか今日の先輩怖かったなぁ…今日絶対嫌われたかな…次会うの気まずい、でも最後頭撫でてくれたしもう一回キスしてくれたから! 白石は顔を赤らめながら部屋の灯りを消し、眠りについた。 pic.twitter.com/nQIuDkkSn6

2018-10-14 19:28:59
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45 翌朝 女友達:え!!マジ!?それ体目当てじゃん 白:声大きいよ😳 女友達:やりはしなかったけどキスはしたのね? 白石は黙ったまま頷いた。 女友達:最低じゃん 白:でもそんな悪い人じゃなさそうだから… 女友達:麻衣、ほんとに惚れてんだね〜 pic.twitter.com/OgY19b8HCJ

2018-10-14 19:29:08
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46 その日、白石は1人で下校していた。 白:このままじゃダメだよね…ん? ある公園の前を通った時、白石は先輩の姿を見た。 白:先…! 白石は先輩を呼ぼうとした所で止めた。白石の目の前には先輩を後ろから抱きしめた女友達がいた。 白:え… 先輩は抱きついている女友達の腕を解かせた。 pic.twitter.com/QCWp9netvo

2018-10-14 19:29:13
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47 先輩は女友達の方を向いた。すると今度は先輩から女友達にキスをした。 女友達:こんな所見られたらやばいんじゃないですか? 先:まぁね、でも別れてもいいと思っている。あいつヤらせてくんねぇんだもん。小賢しいんだよあの女 女友達:ですよねー私も麻衣の事好きじゃないんですよねー

2018-10-14 19:29:24
マキ⊿妄ツイVer. @maki_moutsui

48 白石はしゃがみ込み泣き出した。二人はやっと白石に気づいた。 先:麻衣さん…? 白石は公園から立ち去った。目に溢れんばかりの涙を溜めて。 女友達:麻衣! ー現在ー 白:それから私は勉強や仕事にのめり込んだ。友情は上辺、恋愛は皆無な人生を送ってきた

2018-10-14 19:29:30
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49 〇:そういう事か… 白:うん、だから、さっきのみなみがあの時の女友達に重なって…みなみは何も悪くないのに… 〇:…みなみも…麻衣さんもだよ 白:え? 〇:麻衣さんは悪くないよ、真面目な所はいい所だよ pic.twitter.com/wqBsWHiGay

2018-10-14 19:29:42
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50 白石は一瞬笑顔になったが、また顔が曇った。 白:でもまた裏切られる…小賢しいって思われる、それが怖いの…!! 〇:ふざけんなぁ!! 白:え…? 〇:そのクズ野郎達と俺たちを一緒にすんなよ!!俺は絶対に裏切らない!俺達は家族だ!! 必死に溜めていた涙が一気に白石の目から溢れ出た。 pic.twitter.com/mVItaBlypd

2018-10-14 19:29:48
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51 〇:女友達とみなみが重なったって事か…でも俺は…俺たちは麻衣さんがどこに居ても、どんな状況でも味方だよ 白:ありがとう… 白石は、〇〇の暖かい腕に抱きしめられ一晩中泣いた。 ー翌朝ー みなみが帰ってきた。二人は気まずそうに顔を合わせた。 〇:ほら… 白:うん…みなみ、ごめんなさい! pic.twitter.com/ACGXCOuC72

2018-10-14 19:29:59
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52 深々と頭を下げる白石をみなみは肩を支え起こした。 み:私こそ、ほんとの事言われて少しカーッてなっちゃった。ごめんね? 白:許してくれるの? み:うん! 〇:…よし!それじゃあご飯でも作ろうか? み、白:やったー!🙌 〇〇はキッチンに向う。風は南方。穏やかな波の音が二人を包む。 pic.twitter.com/yxsfUdEoHf

2018-10-14 19:30:11
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53 次の日 ゆっくりと街が動き出す時間。 〇〇はいつもの様に坂の下の駅から電車に乗り、あくびをする。 〇:あーねむい… 電車は次の駅で停り、更に人が増える。すると〇〇の隣にあの女の子が座った。女の子もあくびをかきそのまま寝てしまった。 〇:やっぱどこの学校のやつでも眠い時は眠いよなぁ pic.twitter.com/iqBw9Zl9yD

2018-10-15 20:02:33
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54 気づけば〇〇も夢の中に落ちかけていた。 〇:…あ! 電車は例の女の子が降りる駅に停車する寸前だった。 〇:起きてください! ?:んー… 〇:ちょ、着きましたよ! 〇〇は最大の小声で女の子を起こす。 ?:ん…?あ!す、すみません!ありがとうございます! 女の子は電車から飛び出した。 pic.twitter.com/2rdIIR0F5A

2018-10-15 20:02:39
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マキ⊿妄ツイVer. @maki_moutsui

55 〇:間に合って良かった〜…ん? 〇〇は女の子が座っていた席で黄色い水玉のハンカチを拾った。しかしその時には既に電車は次の駅へと向かっていた。 〇〇はそのハンカチをポケットに入れる。そして〇〇が乗った電車は〇〇が降りる駅で停車する。 生:おっはよー! 〇:生田か 生:何よその言い方😒 pic.twitter.com/IrM102eP2Y

2018-10-15 20:02:44
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マキ⊿妄ツイVer. @maki_moutsui

56 生:そう言えば昨日先生に呼ばれたのどうしたの? 〇:内緒😒 生:何でよー!あ、テストでしょ!😏 〇:まぁな…😒 〇〇は小声で返事した。 生:やっぱりね〜!😁ちゃんと勉強しないからだよ! 〇:分かってるよ A:よ!〇〇 Aは〇〇の肩を叩いた瞬間 〇:やべ… ドカッ 〇〇は綺麗にこけた。 pic.twitter.com/Lr8yd41f7C

2018-10-15 20:02:50
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