良作!! なおかつ怪作!? 森見登美彦氏新作『熱帯』(文藝春秋社)感想ツイートまとめ #熱帯 #森見登美彦
森見登美彦「熱帯」読了しました。 同じところを3周くらい回ってまた振り出しに戻ったような感じです。フワッと不思議な感覚のままで。わかりにくいところもあるけれど、それもまた作者の狙いなのかもと感じます。読んだことはないけれど千一夜物語もこういう話なのですね、きっと。
2018-12-12 14:05:15熱帯 森見登美彦 現実の世界のある小説家が、聞いた話から、書かれた話になって、現実がどんどん曖昧になって、やがて熱帯がやってくる。千夜一夜物語が、どれほど魅力的か、謎に満ちているか、冒険に溢れているか。まざまざと異国の熱帯の海や砂漠が見えてきて、ワクワクが止まらなかった。
2018-12-12 19:46:39熱帯/森見登美彦 惜しみながら読了!! いやぁ…すごい作品に出会ってしまったなっていう余韻が…あまりにも刺さりすぎて感想とかそんな言葉でないな… とりあえず数日間の楽しみがなくなってしまったのがつらい!!
2018-12-13 01:07:52森見登美彦「熱帯」読了!下へ下へと深く伸びていく物語の階層をどこまでも降りていき、残りのページ数を確認しては、ちゃんと浮上できるのかしらとヒヤヒヤしながら読んだ。一見シャイで謙虚な世界観は、油断しているとあっという間に私を飲み込んでいった。物語を俯瞰して追うのではない、
2018-12-13 12:15:25森見登美彦さんの『熱帯』読了。 「汝にかかわりなきことを語るなかれ」 間違いなく過去一の本に出逢った。 おもしろいなんて言葉じゃ言い表せない。 私は佐山になりたい。 #熱帯 #森見登美彦 #読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/3B7ukPCJKK
2018-12-13 14:52:17森見登美彦「熱帯」を読み終わった 「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」 ある不思議な小説をめぐる小説 物語の中でさらに物語が紡がれ、その物語の中でもまた物語が紡がれていく 千一夜物語同様の箱入れ状の構成になっている。
2018-12-13 17:32:19熱帯/森見登美彦 「謎はそのままにしておくことが大事よ」 著者の怪作好きです。きつねのはなしも。 かくして「千夜一夜物語」が読みたくなりました。マルドリュス版の方にしようかな。 #読了
2018-12-13 20:28:06森見登美彦さん『熱帯』文藝春秋は、その繰り広げられる途方もない書物の冒険に、夢うつつの状態でまだ、さまよっている感が、憎いね、このなんですが、本を読むという行為に対しても、大きな意味をもつ転機を与える作品だと思います。
2018-12-14 00:52:53森見登美彦「熱帯」(文藝春秋) #読了 謎の本を巡る壮大な物語…物語が物語を呼び、新たな額縁の中へ誘われる……… 「熱帯」とは何なのか。「語り」とは、「物語」とは何なのか、本好きとしてその根本から考えさせられました。「物語」がゲシュタルト崩壊しそう笑 とても面白かったです!
2018-12-14 13:03:23やっと熱帯よみおわった…森見登美彦の独特な世界観を久しぶりに堪能できて嬉しかった。途中で気づいてはいたけど、最後こうするのか!とにやり。おもしろかった。
2018-12-14 13:20:35森見登美彦さんの『熱帯』読了。『熱帯』は作者自身の”創造”の自画像と感じた。『熱帯』という謎の小説をテーマに作者の”創造”が千夜一夜物語を紡いでいく。それは読者を夢中にさせ、明日またその物語を聞かずにはおれない。読んでいる間、何度も背筋がゾクゾクしたすできな小説でした。
2018-12-14 20:06:06一冊の本を手に取り、頁を開いたとたん、特別な時間が流れだす。それまでは何もなかった空間を言葉が充たして、土地が生まれ、草木が生い茂り、人間が生き始め、そこに世界が現れる。べつの本を手に取れば。またべつの世界が現れるだろう。 森見登美彦『熱帯』 こんなハッキリしたキーセンテンスが…
2018-12-15 04:47:35だいぶ前に読了しておりましたが感想書いてませんでした。森見登美彦『熱帯』、おそろしく気合の入った美しく凄みに満ちた話でしたよ。千一夜物語が重要なモチーフになっていますが、やはり森見版『はてしない物語』という印象。紙の本で読むべきです。books.bunshun.jp/ud/book/num/97…
2018-12-15 23:28:38森見登美彦『熱帯』読み始めました。『熱帯』という同じ名前の魅力的な謎の本が出てくる設定もさることながら、作者と同じ名前の「私」が、僕らのよく知るモリミンよりもだいぶ年をとり成熟した語り口で、だけど大学時代の回想になるととたんに「四畳半」とか「黒髪の乙女」とか言っちゃうのに感動した
2018-12-16 07:28:51昨日の「沈黙読書会」では「熱帯」に関する様々な謎が語られました。それらは皆それぞれに興味深いものでしたが、特筆すべきは「学団」から届いた不思議なノートでしょう。 今までお伝えしていませんでしたが、読書会の最中に「学団」から森見登美彦氏あての小包が届いたのです。 #沈黙読書会
2018-12-16 07:35:26もがき続けた結果、たくさんの扉を作った。それは偽であった。 私が求めているものはそれではなかった。昔から変わらなかった。 でも、森見登美彦さんの「熱帯」が私に答えを与えた。しかしながら私をこんなにこんがらがらせてしまったのも森見さんの「聖なる怠け者の冒険」である。
2018-12-16 13:45:37