自己反省または自己否定は、他者との関係性においてのみ可能となる

自己反省や自己否定ということが言われますが、私たちは自分一人だけでは、自分を反省する自分自身を反省すること、自分を否定する自分自身を否定することが叶いません。 ゆえに自己反省や自己否定という、自分のあり方がそれを契機に変わるような内面的な出来事は、自分の内面で起こるものではありつつも、それでいながら他者との関係性においてしか起こり得ないことと言えるでしょう。 自分の内面を変える契機というのは自分のなかには求められず、外部との接触を通じてのみそれはもたらされると思うのです。
6
大角 康 @koukaku0811

どれだけ厳密に自己反省をしたとしても、そこで反省されている自分というのは反省している自分自身であるわけですから、本当に自分を見直すなどということは私たちには不可能です。真の自己反省は反省する自分の見方それ自体が改められることだと思いますし、それは他者との関係性のなかで自分が他者を twitter.com/hideKoba_bot/s…

2018-11-10 12:18:55
小林秀雄 botcast @hideKoba_bot

「精神分析は、神経症を治療出来るだろうが、精神分析に通じた、教養人の、己れとの戯れというノイローゼを治療する事は出来まい」と私はかつて書いた事がある。 (天命を知るとは)

2018-11-10 12:05:01
大角 康 @koukaku0811

傷付けたことを自覚することによってしか不可能でしょう他者と関係することこそ、本当の意味での自己反省または自己否定の起こる唯一の契機だと言えると思います。

2018-11-10 12:18:56