リアル×ワールド 「写真家 山岸伸…人生の残り時間」のまとめ
今週日曜日です…13日(日)「写真家 山岸伸…人生の残り時間」。ナレーターは中村雅俊さん。テレビドキュメンタリーの大御所作家の田代裕さんが14年ぶりにディレクター復帰。注目の作品です。#ntv #rwntv
2011-03-08 19:18:43デスクに戻ると…田代裕さんより「写真家 山岸伸~人生の残り時間」完成DVDとメッセージが届けられていた。違う番組の仕事で何度か顔を合わせたが、この番組については企画発射の打ち合わせ以来3ヶ月間まったく話さないできた。
2011-03-11 06:33:27どんな番組になっているんだろう…。あの田代裕さんの14年ぶりディレクター作品。13日(日)14時30分「写真家 山岸伸~人生の残り時間」。リアル×ワールドの慣例にしたがい、田代裕さんも放送前後はtwitterをします。若手のテレビ制作者には直接コンタクトとれる絶好の機会ですよ
2011-03-11 06:36:5713日に放送予定だったリアル×ワールド「写真家 山岸伸~人生の残り時間」は、4月30日(土)16時から放送します(関東ローカル)。撮影・構成・ディレクター田代裕さん。ナレーター中村雅俊さん。 #ntv #rwntv
2011-03-25 02:45:2930日(土)16時「写真家 山岸伸~人生の残り時間」。田代裕さん14年ぶりのディレクター作品。番組で、田代さんは「元ディレクター」として作品を創る自らの姿もドキュメントしている。
2011-04-10 10:41:09「元ディレクター」として、番組を創る田代裕さんの姿勢に、僕は54歳の先輩の反骨精神を感じた…。「テレビドキュメンタリー番組のディレクターは どうあるべきか…」そういうことを「現ディレクター」に問うてくる。
2011-04-10 10:50:31田代裕さんの番組が完成し、DVDが僕の元に届いたのが3月9日。田代さんからの長い手紙と一緒だった。手紙には田代さんの「ディレクター」へのい想いが綴られていた…。
2011-04-10 10:56:26有名な構成作家・田代裕さん14年ぶりのディレクター作品。業界で注目を集めているようだ。僕は、この春テレビに入ってきた「田代裕」を知らないこれからのディレクターにこそ見てほしい…30日(土)「写真家 山岸伸~人生の残り時間」。#ntv #rwntv
2011-04-10 11:09:4130日(土)16時「写真家 山岸伸~人生の残り時間」は、テレビドキュメンタリーの世界では知らない者はいない有名な構成作家・田代裕さん14年ぶりのディレクター復帰作。放送を前に田代さんから、作品制作に関する具体的な秘話を「14」いただきました。順を追って公開してゆきます #ntv
2011-04-20 12:44:25今回の作品の大きな特徴は、田代裕さんが自らカメラを持ち、自分で撮影していること。取材、撮影、構成、編集…のすべてを田代さんが一人でやっていることです。「ディレクターをやるなら、自分でカメラを回したかった」という田代さんの、カメラ撮影秘話です…
2011-04-20 12:48:04【田代裕さん撮影秘話1】はじめは構成に徹するつもりでした。あるディレクターに相談したら、ちょっと難しそうと言われ、途方に暮れているウチに自分でやってみようかと思い立ったのです。でもハンディカムを操った経験はないし…。そこで慣れ親しんできた一眼レフでの撮影に踏み切りました。
2011-04-20 12:51:07【田代裕さん撮影秘話2】ホントにそのカメラで大丈夫なの?と山岸さんは不安げでした。音に難があることは業界でもよく知られています。大丈夫ですよと答えながら、収録映像をチェックするたびにドキドキしてましたけど。マイクは1万2千円の中古ガンマイクです。
2011-04-20 12:53:28【田代裕さん撮影秘話3】使ったカメラはキャノンのEOS5DMarkⅡです。一眼レフはニコンしか使ったことがありませんでした。キャノンのニコンは、ズームもフォーカスも回転方向が逆なので、ピン送りの方向をよく間違えているのが番組でもばれています。
2011-04-20 12:56:29【田代裕さん撮影秘話4】写真が趣味だったので、どこにいけば安いレンズがあるかというコトくらいは分かりましたけど、あとは手探り。次回のリアル×ワールド(5月8日(日)16時25分)を演出する黒瀬さんはボクの後輩で、彼女と組んでいたカメラマンに色々意見を仰いだりしました。
2011-04-20 12:59:43【田代さん撮影秘話5】一眼レフで撮影するとき、右手はボディ、左手はレンズを支えます。ズームレンズはかなり重い。ロケは二日続いたときには指の関節が腫れてふくれ上がりました。そして筋肉痛。普段使わない足腰が、ひぃひぃいいました。慢性運動不足のツケです。
2011-04-20 13:02:59【撮影秘話6】持ち歩いたレンズは基本的に3本。16-35mmの広角系と28-70mm。望遠系は70-200mmです。あとは50mmとマイクロの100mm。次にいつディレクターをやるかもわからないのに設備投資はバカになりませんでした。
2011-04-20 13:08:14【田代裕さん撮影秘話7】28-70mmを選んだのはレンズの安さに目がくらんだことと、28mmに親しんできたという理由からですが失敗でした。28mmでは引きがたりなかった。これから5Dで撮ろうという方には24-105mmがオススメ。ちょっぴり暗いけど。
2011-04-20 13:11:08【田代裕さん撮影秘話8】レンズ交換には慣れていましたが、山岸さんのスタジオでモデル撮影をしているときバッグからレンズを落っことしてしまい、「こいつ大丈夫か?」という顔で呆れられました。恥ずかしかった。ゴツンという、結構大きな音がしましたから。
2011-04-20 13:13:51【田代裕さん撮影秘話9】サーフィンの撮影では200mmに焦点距離を2倍にするエクステンダーを使って400mm。それでも寄り切れず苦労していたら、山岸さんがご自分の300mmを貸してくれました。相手が写真家でもの凄くラッキー。600mmの絵をワンカットだけ使っています。
2011-04-20 13:17:30【田代裕さん撮影秘話10】普段はディレクターに向けて原稿を書いています。ホントは視聴者のために書くのが正しいのでしょうが、視聴者は顔が見えません。目標があるから書けます。今回は自分がディレクターですから複雑でした。自己分析するに、被写体のために書いたのかなと。
2011-04-20 13:21:46【田代裕さん撮影秘話11】「石田さんチの大家族」の原稿を書いているカットがあります。原稿を書きながらリアル×ワールドのコトが、いつもグルグル渦巻いていました。あぁ撮れば良かったとか、こう撮ればよかったとか。自分でカメラを回していると人のせいに出来ませんからね。
2011-04-20 13:25:23【田代裕さん撮影秘話12】最も好きなカットは、山岸さんとメール交換した後の夜のドライブショットです。あんなカット、普通だったら絶対に使わないでしょうね。東京に大雪が降った日に撮りました。ちなみにその前の東京タワーの夜景は大晦日です。どうでもいいコトだけど。
2011-04-20 13:28:10【田代裕さん撮影秘話13】オフライン編集の時間をまとめてとれないので、本業の合間のちょこちょこ編集してゆきました。原稿書きに行き詰ると編集で生き抜き。そしてまた原稿書き。それはそれで楽しい日々でした。
2011-04-20 13:30:25【田代裕さん撮影秘話14】本業があるからできた仕事だと思います。生活がかかっていたら、とてもじゃないけど半年近くも取材できません。でもこういうやり方が新しい可能性をひらくのではないかと密かに思っています。どこかでまたやるかも。
2011-04-20 13:32:53