1989年1月1日（日）の旅日記（280日目・イスタンブール）

桃岩荘人 @namihei1224

1/1 年が改まった。朝昼兼用：3人で玉子粥。シゲはこのイスタンブールにエレガントなヨーロッパを感じ、俺は同じこの街にアジアの匂いを嗅ぐ。互いにおのが旅を主張しあい、その素晴らしさを説き、互いにこの先を愁う。#Istanbul

桃岩荘人 @namihei1224

残りは短いたった2か月半ではあるが、シゲは欧・米に歩を進め、俺はまだ見ぬインド、パキスタンを想い、おののき、懼れる。と同時にほのかに期待する。何かを。やはり互いに相手の旅の中に、魅力を見出し、かなわないまでも（時間が足りない）それを追いかけようとしている。#Istanbul

桃岩荘人 @namihei1224

やがて数日の後には、互いに励ましつつ、互いの言葉を胸に秘め、新たな世界へ旅立つだろう。東へ、西へ。ウニコへの手紙で今後の予定を書く。「1/4夜行でイスタンブール発。1/5国境越え、テヘランへ夜行。1/6～テヘラン3泊。1/9イスファハン3泊。1/12シラーズ。1/15バンダルアッバース。1/18ザへダン」

桃岩荘人 @namihei1224

「1/21パキスタンのクエッタ。1/25ラホール。1/29ペシャワール。2/2デリー4泊、アグラ2泊、バラナシ5泊、ブッダガヤ3泊。2/20カルカッタ7泊。インド南部、ネパールにも行きたいが、たぶん日程的に無理だろう。3/5バンコック5泊、香港か台湾5泊。」

桃岩荘人 @namihei1224

「帰国は3月中旬を予定するが、春先飛行機が混みそうなので、やむえず3月初旬も視野。手紙の宛先は1/6~8テヘラン日本大使館、2/5~8デリーAMEX、2/20~27カルカッタAMEX、3/5~10バンコックAMEXで。帰国の少なくとも10日前には連絡する。ヤミレートが破格のイランから長い国際電話の予定」#Istanbul

桃岩荘人 @namihei1224

シゲからウニコへ「とはいえ、お互いあまり変わっていないことを確認しあって、ほっとした。あまり成長してない自分たちに情けなくもなったけど。手紙はNYの日本領事館に宛ててください」シゲは俺に励まされ、ようやく重い腰を上げヨーロッパに向かう。イタリア→スペイン→パリ→ロンドン→NYの計画。

桃岩荘人 @namihei1224

元旦の夕食は、シゲとロカンタで2500TL。#Istanbul