平成最後のお正月の歌舞伎鑑賞録をまとめてみた。

さしよりハマチ鳥 @hamachidori

吉田屋半端ないって！あの店半端ないって！ 襖を開けても開けても奥の部屋に着かないんやもん！ そんなん出来ひんやん普通！ #歌舞伎みたよ

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歌舞伎座昼の部、「一條大蔵譚」。魁春さん、歌右衛門さんにセリフの抑揚などが本当に似てきたなあと思う。梅玉さんの鬼次郎は、昔より苦み走ったかっこよさが際立ってきた。

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ラピュタ阿佐ヶ谷の「七人の刑事 終着駅の女」。作品中、奥さんが行方不明になって台東署に来た横手市在住の白井さんが登場する。その時の彼の自己紹介が「白井の字は白井権八の白井」。この頃はまだこの例えが通じる時代だったんだなあ。白井さん、最後は奥さんと再会できて横手に帰れた模様。

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浅草公会堂の新春浅草歌舞伎の千穐楽、1部を観に行ってきた。最初のご挨拶は松也さん。今回の主な出演者は彼だけ昭和生まれ、他の方は平成生まれとのこと∑(ﾟДﾟ)。平成初期、子役といえば松也さん！という時期があったのを思い出して感慨にふける。 pic.twitter.com/qEJA7TQ1eQ

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新春浅草歌舞伎、「戻駕」。歌昇、種之助兄弟の安定感よ！種之助さんの踊りは観ていて実に楽しい！脚を割って決まる時の姿がしゃっきりしている。梅丸さんは籠のすだれを上げた時の可憐さがいい！

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11月の歌舞伎座の「楼門五三桐」、12月の国立劇場の「増補双級巴」、今月の浅草公会堂の「戻駕」と石川五右衛門VS豊臣秀吉の対決がリレーされている！ #歌舞伎みたよ

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浅草公会堂、「義賢最期」。松也さんの義賢、しっかり仁左衛門さんから学んだのだなあ、というのがよく分かる。こうやって芸は引き継がれて行くんだ(´；ω；`)。最後に義賢がうつ伏せに倒れた瞬間に流れた空虚感がすごい…。

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浅草公会堂、「芋掘長者」。最後にこの幕の出演者の総踊りで打ち出しという明るい締め！歌女之丞さんの後室の品格の良さがこの舞台のポイントになっていたと思う。

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本日の浅草散策。この前放送された「ファミリーヒストリー」の堺正章さんの回に出てきた浅草寺境内にある喜劇人の碑」。裏には川田晴久に始まる亡くなった喜劇人の名前が並ぶ。受勲した方は、皆さん勲四等だ。 pic.twitter.com/0oPiHAiGNq

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前述の喜劇人の碑の横にある活動弁士の碑の前にある邦画六社の社長連名がすごいラインアップだ∑(ﾟДﾟ)。 pic.twitter.com/CtCYXIMs3F

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浅草散策、続き。花川戸公園の九代目團十郎の作った歌を刻んだ助六の歌碑。関東大震災で土に埋まってしまったが、後に発掘されたとのこと。 pic.twitter.com/pwk7fk7UDC

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これで平成最後のお正月の歌舞伎鑑賞終了。新橋演舞場に観にいけなかったのは至極残念なり！！

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今月印象に残ったのは、浅草公会堂の「義賢最期」や「番町皿屋敷」で先輩の芸が後輩に引き継がれるのを目撃できたこと、歌舞伎座で上方と江戸の手締めを両方できたこと、幸四郎が若衆に和事の役を演じて新しい幸四郎像を作ったこと、です。

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書き忘れていたが、この1月の東都の歌舞伎は、三番叟も曽我ものも獅子舞も手締めも万歳も演目に出てきてえらくめでたいものであった。