- arishima_takeo
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渡辺靖『リバタリアニズムーーアメリカを揺るがす自由至上主義』(中公新書、2019)をご恵投いただきました。ありがとうございます。最近、これ関係をよく読んでいたのでとても嬉しいです。目次を見るとリバタリアン・パターナリズムもカバーしているようで、「現代」を感じさせます。拝読します。 pic.twitter.com/FvDfK9mTXq
2019-01-18 18:31:22日本ではリバタリアンというとすぐにネオリベで、まあ被ってるところも大だから別にいいのかもしれないけど、国によって全然文脈違うはずで、つまりは見え方もずいぶん異なるんじゃないか。日本から云々されるほど可能性ないものなのかどうかちゃんと見極めたい。
2019-01-18 18:48:44海上に独立自治の人工島をつくる計画を立てた人はパトリ・フリードマンというそうで、「なんだフリードマンって名を授かるとみんなリバタリアンにならなきゃいけない宿命でもあんのか?」とかいぶかしく思ったが、祖父がそもそもミルトン・フリードマンらしい…。
2019-01-18 19:01:25ヨハン・ベンクラ―『協力がつくる社会――ペンギンとリヴァイアサン』(2013年)。ペンギンとはリナックスのマスコットで、国家による強制ではなく自発的に協力する存在を指す。面白そう。メモ。
2019-01-19 17:52:29日本の話は耳が痛い。「規制大国」「最も成功した社会主義国」「アベノミクスの本質はケインズ主義」「道徳境域まで政府主導」「公文書改竄」……。私が出会った多くのリバタリアンから揶揄された。by渡辺靖『リバタリアニズム』
2019-01-20 17:18:46「アメリカの「保守」は自由主義の右派に過ぎず、「リベラル」は自由主義の左派に過ぎない。いわば「コカ・コーラ」か「ペプシ・コーラ」か程度の違いに過ぎないという見方もできる」(渡辺靖『リバタリアニズム』)。じゃあ社会主義はドクターペッパーみたいなもんか。
2019-01-20 17:29:43トーマス・ペインという人は1797年に執筆した論考「農民の正義」(Agrarian Justice)でベーシック・インカムの必要性を論じている。メモ。
2019-01-20 17:49:28「政府を批判することで私たち自身の「他者への責務」から逃れ、自らを同義的高みに置こうとしてはいないか」(渡辺靖『リバタリアニズム』)。それな。
2019-01-20 17:55:46ジョージ・ウィルはトランプを「アメリカ政界のゲンゴロウ」と批判したそうだが、日本ではゲンゴロウはレア昆虫なのでいまいちピンとこない。
2019-01-20 18:12:41「内省的であることが「保守の要諦」であるとか「リベラルの本質」であるといった議論は私にはほとんどジョークに聞こえる」(渡辺靖『リバタリアニズム』)。内省干渉だな。
2019-01-20 18:29:44渡辺靖『リバタリアニズム』読了。リバタリアン・レポートというか、トランプ以後の今を教えるジャーナリスティックな読み物の感が強い。理論の歴史は第三章でかなり簡潔にまとめている。驚くべきことに、中国にもリバタリアンのシンクタンクがあるそうだ。ウケる。
2019-01-20 18:34:52