【最初から等価線量の話です】「女児被ばく可能性”早急確認を”」(NHK)

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●女児被ばく可能性”早急確認を”/NHK  www3.nhk.or.jp/lnews/fukushim…

2019-01-24 21:14:04
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●女児被ばく可能性”早急確認を”
01月24日 17時38分

東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、双葉町にいた11歳の女の子が甲状腺に100ミリシーベルト程度の被ばくをした可能性があると報告されていたことを受け、双葉町は国や福島県に対して早急な事実確認を求める考えを示しました。

放射線医学総合研究所によりますと、原発事故から2か月後の平成23年5月に開かれた所内の会議で、国から事故直後の3月17日ごろに11歳の女の子の汚染を測定したところ、のどから高い放射線量が計測されていたとの情報提供がありました。

そのうえで、当時の評価部長が、特定の臓器への影響を示す「等価線量」と呼ばれる値にすると、甲状腺の被ばく線量が100ミリシーベルト程度に相当すると推計していたことが、今月21日、明らかになりました。

これについて、24日に開かれた双葉町議会の全員協議会で、町の対応を問われた伊澤史朗町長は、「そういった事実があるのか、県、国にしっかりと対応してもらい事実確認をしたい。もし事実ならば本人に対して健康被害が出ないような対応を当然指導しなければならない」と述べ、国や県に対して、早急な事実確認を求める考えを示しました。

当時の会議では、県内で汚染の測定を行った徳島大学のチームが、県の職員から聞いた話として報告し、放射線医学総合研究所は、測定した機器では甲状腺の被ばく量の正確な測定は難しくデータの信頼性が低いことや、会議が内部の情報共有の場で国からも対応を求められなかったことから、公表すべきものとは認識していなかったとしています。

全員協議会のあと、伊澤町長は、「どこの避難所でどういう測定を受けたかや実際に100ミリシーベルトの被ばくをしたのかがわからないので、町としてはまず事実確認をしたい」と話していました。