【兼歌】真夜中のとわずがたり【現パロ】

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

『I love you』を時鳥本丸の和泉守風に訳すと「次はいつ会える？」になりました。 #Iloveyouを訳してみた shindanmaker.com/730931 これは現パロの２人では…!?

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

すげなくされてもあきらめられずに時に強く時に静かにアタックし続けた和泉くん、ほだされたのかあきらめたのかOKしてくれた歌仙さんとはベッドまでともにするようになったけど、年上の恋人はどこかつれなくて…。 人目についたら困るという理由でホテルなどは使わず、逢瀬はいつも和泉の部屋。

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

「あんたの部屋を見てみたい」と言ってみるも、歌仙の返答は「いやだよ」とけんもほろろ。おまけに、ことが終わったらピロートークもそこそこに、さっさとシャワーを浴びて帰り支度を始めてしまう。和泉くんは、ベッドの中から裸のままそれを眺めて、訊ねるわけですね。次はいつ会える？　と。

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昨夜の現パロ、えっちのあとでさっさとベッドをおりようとする歌仙さんは、クライマックスに向けて腰を使う和泉の欲情にまみれそれでいて真剣なまなざしを直視するのも無理だし、達した和泉が、荒い息を吐きながら抱きすくめようとしてくるのも無理で（曰く、その熱で溶かされそう）

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

「重いよ」とその胸をそっと押しのけて、逃げ出しちゃうんだろうな。ほんとは和泉の手がふれたところ、唇がふれたところ、こんなにすぐ洗いたくはないくらいだけど、愛撫された、キスされた、という事実に頭がわーっとなっていたたまれなくて、やっぱり洗っちゃう。帰るというと和泉は送ると

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言ってくれて、嬉しいんだけど、女の子じゃないんだからと断る。玄関で、キスしていい？　と和泉に訊かれて、また胸の内が溶けそうになって躊躇して（それが和泉にはいやがったようにも見えた）いいよ…とやっと答えたら、遠慮したらしい和泉は額かほっぺにしてね。おやすみを言い合って別れる。

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

10も年下の若い男にこんなに夢中になってみっともない、と思う歌仙と、あの人から見れば俺なんか人生経験の足らない若造だもんな…とどうにもならない年の差にへこむ和泉と。うわーもだもだする！

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

現パロの和泉くんは、つれなくされても自分ばっかり想ってるようでもへこたれず、「俺があの人を好きなだけで、その気持ちは変わらないし」と思ってるけど、でもやっぱりときどきはしんどくなって、ためいきをついて、友達に弱音を吐いたりする。そのとき話を聞いてくれるのは清光くんで、

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長髪、メイク、ネイル、と和泉以上にチャラい見た目だけどまじめなバンドマンで、バイ。長年の友人の和泉に年上の恋人ができたことを知っていて（ただし女の人だと思ってる）片想い中はいろいろ相談にも乗っていた。 「あの人の気持ちがわからねえ…」 「え、好きって言われてないの？」 「言――」

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「…え、マジで言われてないの？　ほんとにつきあってんの？」 「つ、つきあってる！　デートだってするし、その、…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ」 「あーあーえっちもしてるのね。…え、じゃあセフレなんじゃないの？」 「セフレ？　そんなんじゃねえよ、セフレってのは俺のカラダが目当てってことだろ」

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

カラダが目当てってほどえっちに乗り気なようには見えないし…と自分で言ってへこむ和泉。清光は呆れ顔で、 「それっておまえがヘタなんじゃ――」 「……！」 みたいな会話もしてると思う。 和泉はそんな話をしてから、めいっぱい気をつかって注意を払って、歌仙が少しでも痛がったり

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

つらそうにしたりしたら動きをとめて、痛いか？　苦しいか？　と訊くようにするんだけど、歌仙としては、イイところをかすめられてびくんと反応しちゃって、だめだそこヘンになりそう、とこわくなるのが先に立って、加えて和泉に「悪い、痛かったか？」て訊かれるものだから、

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「いたくは、ないけど…そこ、やめてほしい…」と正直に（…）言っちゃって、また和泉はバカ正直にそこを避けるようになって、あーあーもうなんだかなー。 きっとソコが気持ちいいポイントだとお互いに知るのは、はれて両想いになってからだろうなー。 勢いあまってそこを突いてしまった和泉は、

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

しまったここ歌仙のイヤがるとこだ、と思ったものの、歌仙が「ん…っ」てなまめかしい様子で息をつめるから、これはもしかして…？　と思ってとんと当ててみたら、「やぁ…！」てびくびくして中はうねるしで、はやりそうになるのをこらえて、「…痛い？」て訊くと、歌仙がうるんだ目で見上げてきて、

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

声も出ない様子。 「なあ。痛い？」 「……」 「それとも、イイ？」 歌仙は、「イイ」という意味をそのとき正しく理解して、頭にわーっと血がのぼって、「よ、よくない…！」と答えて逃げようとするけど、和泉は長い手足をフル活用してしっかり抱きこんでからめとって、「ほんとに…？」と

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

もう１回ぐんってこすりつけたら、今度こそ歌仙は快感に身悶えて、それが和泉にもわかったので、もう嬉しくなって舞い上がって、遠慮会釈なくそこを攻める。 「や、あ、やだ、そこ、やだぁ…！」 と初めて味わわされる大きすぎる快感に惑って歌仙は泣いてしまうけれど、そこでやめられる和泉ではなく。

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

「いやなんじゃない、『気持ちいい』んだ。なあ歌仙、あんたも俺で気持ちよくなって」 とささやいて顔中にキスの雨を降らせて、ラストスパートぉ！ ２人して今まで史上最高に気持ちよくなって達して、この上ない幸福感にこまま死んでもいいとさえ思う和泉（死ねないけど）。歌仙に重みをかけないように

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

両肘をついて（終わったあと「重い」と言って逃げられるのにこりている）歌仙の涙を吸うと、下から伸びてきた腕が背中にまわって、強く抱き寄せられる。 和泉は慌てて、 「歌仙、重いんじゃ――」 歌仙は涙声ながらもほほえんで「いいんだ」と。 「もっとはやくにこうしていればよかった」

時鳥（ﾄｷﾄﾞﾘ） @Toki_Dori

そう心底後悔するように呟きをこぼすので、和泉は「今からだって遅くねえよ」とぎゅうっと抱きしめて、２人して泣くといいよ。 おめでとー！