地下都市SF短編集『天体観測』の内容紹介

永坂暖日 @nagasaka_danpi

テキレボ8で発行予定の地下都市SF短編集『天体観測』。SFを発行するのは今回初なので、少部数にしようと思いつつ、何部作るか迷ってます。アンケートにサクッと投票して頂けると嬉しいでっす！ 内容紹介ぶらさげときます。 plag.me/p/textrevo08/6…

永坂暖日 @nagasaka_danpi

『あるいはそれよりも鮮やかな』 空調局の新人・堀川が配属された研修先は、地上に付き出た通気口をメンテナンスする『外勤』班の一つだった。そこを率いるのは、変わり者と言われるベテラン整備士・丹野。堀川は、彼が何故変わり者と呼ばれるのか、初めて地上に出たとき、知ることとなる。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

『糸島くんと山田くんとにぎやかな仲間たち』 糸島くんは、遙か昔の地上を再現した観光施設で働くサラリーマンだ。そんな彼の仕事ぶりと仲間たちを、ちょっとだけご紹介。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

『地上を往く』 深清（みきよ）は情報や物資などを運搬する地下都市間連絡員だ。地上は危険だが、地下都市の最下層に恋人と移住することを夢見て、今日も荷物を運んでいる。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

『かげろうが消えた夏』 わたしは、あの夏に起きたことを覚えていない。 肌を刺すような強い日差し、山の緑は濃く、耳が痛いほどの蝉時雨。舗装し直したばかりのアスファルトの向こうでは、かげろうが揺らぎ、あの子が手を振っている……。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

『いつかまた君と、ここで』 青い空に青い海は、本物よりも本物らしい。いや、本物は見たことないけど……。 〈仮想夢〉と呼ばれる空間で、僕は君と、失われた世界を体験する。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

『天体観測』 「折り入って頼みがあるんだ。お願いだから、俺の頼みを聞いてくれ！」 空調局の整備士として働く和樹は、ある日、天文学を愛する友人の武利から、ちょっと無理のあるお願い事をされるのだが……。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

地下都市SFは、小惑星衝突とその後に起きた活発な火山活動で地上にいられねーとなって地下都市建設することになったけど、それで諍いが起きて更に大気汚染が進んじゃったYO！という感じです。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

小惑星衝突や火山から吹き出したもので地球がおおわれて寒冷化……するも、過去の事例だと数年でそれも落ち着くかもしれんっぽいが、わたしのSFでは数百年は覆われまくっている。火山がポンポン爆発してるんだ、きっと。隕石もどんどこ落ちてるんだ、きっと。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

地下都市SFについて宣伝のためにも語ろうと思って途中で終わっていた。小惑星衝突前後の話はなくて、完全に地下都市に引っ込んだあとの時代が舞台。都市はニッポン各地にあるよ。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

ニッポン各地というか、ニッポンの地下都市が舞台。基本的に閉じている都市なので、なんか排他的な感じ。法律はあるけど都市の裁量はかなりでかい。でかい地下都市で暮らしづらいと思った人たちが集まってできた小さな地下都市もあったり、地下都市に住まず地上でひっそり暮らす人たちもいたり。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

とりあえず、今回の新刊は、明記はしてないけど大きな地下都市に住む人たちの物語。大気が自然災害と人為的な原因で汚染されてる地上に出る人たちや、地下都市の深いところで青春を謳歌する若者たちとか出てくる。その辺の落差を感じてもらえたらな～なんて。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

地上に出る人たちは、危険（大気以外の危険もある）から身を守るために武器を携行してて、『あるいはそれよりも鮮やかな』と『地上を往く』には戦闘シーンもあるよ！『地上を往く』の戦闘シーンは結構気に入ってます！書き下ろしだからぜひ新刊手に入れて読んでみて！

永坂暖日 @nagasaka_danpi

『いつかまた君と、ここで』でｷｬｯｷｬｳﾌﾌしてるカップルと『地上を往く』に登場するカップルの境遇などの違いにもご注目。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

地下都市SF短編集『天体観測』に収録する短編の一部はカクヨムで読めます。試し読みにどうぞどうぞ。 kakuyomu.jp/works/11773540…

永坂暖日 @nagasaka_danpi

テキレボアンソロも地下都市SFの話で、短編『天体観測』から数年後が舞台。ちなみに『天体観測』に名前だけ登場する二人が出てきてわーわー話す。

永坂暖日 @nagasaka_danpi

次の次の新刊も地下都市SFで、こちらは七万字くらいの中編。短編『天体観測』の数年前の話になる。咳をしていたり、戦っていたり、未練たらたら男が出てきたり、疑似家族っぽいものが生まれつつあったりしつつ、少年とお姉さんがそれぞれがんばる。