【宮崎・早野「幻の第３論文」】

島薗進 @Shimazono

１【宮崎・早野「幻の第３論文」】黒川眞一・島明美「住民に背を向けたガラスバッジ論文―7つの倫理違反で住民を裏切る論文は政策の根拠となり得ない」『科学』2月号。iwanami.co.jp/book/b436730.h… 帰還政策・除染政策等の根拠を提供しようという意図があり、放射線量の過小評価に関わる問題が明白に。

島薗進 @Shimazono

２【宮崎・早野「幻の第３論文」】黒川・島「…７つの倫理違反」『科学』。宮崎早野論文は３つの論文からなるシリーズ論文として計画されながら、第３論文は発表されておらず、今後も発表されることがない…」だが、宮崎・早野論文の研究計画書には「１２予測される研究結果及び学術上の貢献」を記載。

島薗進 @Shimazono

３【宮崎・早野「幻の第３論文」】「…７つの倫理違反」「１２予測される研究結果及び学術上の貢献」の２）には「個人の外部被ばく線量と内部被ばく線量との間には相関がない」とある。これが第３論文として発表されるはずだったことは第１論文に記載されている。著者たちは、伊達市から提供された…」

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４【宮崎・早野「幻の第３論文」】「福島第一原発事故後５か月から51ヶ月の間の個人線量と日本政府が行った航空機による線量調査結果との関係、除染の個人への影響、そして外部被曝線量と内部被曝線量の相関について分析を行った。これらの結果は3 つの連続した論文として発表する」

島薗進 @Shimazono

５【宮崎・早野「幻の第３論文」】宮崎氏と早野氏はなぜ第３論文を発表しないことにしたのか？「これについてのヒントが、やはり、市政アドバイザーとの打合せ議事録の存在する。2018年2月23日の打合せにおいて、宮崎氏が次のように発言していることが記録されている。

島薗進 @Shimazono

６【宮崎・早野「幻の第３論文」】宮崎「論文について、３つ目のWBCに関する論文を出す予定であったが、内部被ばく検査は空間線量率と関係がないため、論文として公表する必要がないのではないかとなった。しかし、伊達市には成果品としてグラフや報告書を提出し、データ解析については終了とした。」

島薗進 @Shimazono

７【宮崎・早野「幻の…】黒川・島「これは驚くべき発言である。研究計画書では、個人の外部被ばく線量と内部被ばく線量との間には相関がない」と予想されており、予想どおりの結果がでたのに発表しないことにしたといっているからである」「伊達市放射線健康管理計画（第２次）」2017年4月を参照する

島薗進 @Shimazono

８【宮崎・早野「幻の第３論文」】黒川・島「2015年度の結果内訳の19歳以上の受検者のうちセシウムが検出限界以上になった検出率が示されており、それによると、霊山4.2%、月舘5.3%、保原2.2%、伊達0.3%、梁川1.5%である。地域はほぼ周辺線量率が高い方から低い方に並んでおり」

島薗進 @Shimazono

９【宮崎・早野「幻の第３論文」】黒川・島「外部被曝線量は周辺線量にほぼ比例するので、外部被曝線量と内部被曝線量の間には明らかな相関があることを示している」とくに2011-12年度は受検者は多くセシウム検出率も子どもを含め9.4%もある。「4千人が検出限界以上の内部被曝をしていたということで」

島薗進 @Shimazono

１０【宮崎・早野「幻の第３論文」】2017年にも高い内部被曝の検出例が出ている。黒川・島「第３論文を発表しない本当の理由は、外部被曝線量と内部被曝線量の間の相関がはっきり表れたためであり、2015年になっても数千Bqの内部被曝者が存在するためと考えられる。伊達市から内部被曝線量の」

島薗進 @Shimazono

１１【宮崎・早野「幻の第３論文】「データを受け取りながら、都合が悪い結果がでたときは論文を発表しないことは研究倫理に反していると言わざるを得ない。ヘルシンキ宣言には、結果の刊行について、「否定的結果および結論に達しない結果も肯定的結果と同様に」刊行・公表しなければならないとある」

島薗進 @Shimazono

１２【宮崎・早野「幻の第３論文」】黒川・島「住民に背を向けたガラスバッジ論文――7つの倫理違反…」iwanami.co.jp/book/b436730.h…　以上は７つの倫理違反のうちの（５）「研究計画書に書かれている内部被曝線量と外部被曝線量の相関を調べる研究を発表せず、研究を終了したこと」

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１３【宮崎・早野「幻の第３論文」】「なお宮崎・早野共著論文の、黒川眞一高エネルギー加速器研究機構名誉教授による邦訳（１）（２）が以下→ourplanet-tv.org/files/miyazaki……　 ourplanet-tv.org/files/miyazaki……