自分の場合、そこから話を作っていく方法は大別して2パターンあります。1.シーンの流れを重視する と 2.話の構成を重視する。 #noveltips
2010-04-26 01:24:23「1.シーンの流れを重視する」は書きたいシーンの前後の流れを重視する方法です。書きたいシーンに繋がる前後のシーンを考えて、それを繋げながらお話を作っていきます。 #noveltips
2010-04-26 01:26:54前回の「裸エプロン」の例でいうと、料理を作ってくれるというので家へ>おふざけで裸エプロン>それをきっかけに意識を始めて―― とか。 #noveltips
2010-04-26 01:28:23メリットとして自然な話の流れになりやすいので、読者からしたら読みやすい話になりそうかな? 少なくともいわゆる超展開にはなりにくいはず。デメリットとしては、意識していかないと話のメリハリをつけにくい感じがします。 #noveltips
2010-04-26 01:29:39一方の「2.話の構成を重視する」は話の構成――いわゆる「山/オチ/意味」のうち、山を重視するパターンです。頑張ればこの段階で残り2つもどうにかなりますが、多くは望みません。 #noveltips
2010-04-26 01:32:35この方法では書きたいシーンを話の展開上のどこに位置づけるかを決めます。それによって大体の目安を作ることができます。 #noveltips
2010-04-26 01:34:48たとえば前述の例で言えば、「裸エプ」を終わり、つまり「結果」に持ってくるのであれば、スタート時点での二人はその段階よりもマイナスの位置にある関係から始めると、山を作りやすいです。 #noveltips
2010-04-26 01:37:01逆にこれをスタートにもってくるのであれば、途中で一度二人の関係を崩すと盛り上げやすいので、一度関係をマイナスの位置に持って行くなりするといいかな、と。 #noveltips
2010-04-26 01:40:21例えば そういうのを見せるほどラブラブ ⇒ 些細なことで喧嘩 ⇒ 和解、雨降って地固まる とか。まあ、王道パターンですけどね。 #noveltips
2010-04-26 01:41:46メリットとしては構成から入るので全体の流れを立てやすく、伏線なども張りやすいというのがあります。デメリットとしてはパターンにだけに頼ってしまうと、どこかで見たお決まりのパターンになってしまいがちなところかな。 #noveltips
2010-04-26 01:43:19ちなみにマイナスマイナス言っていますが、これは基本的に「物語はスタート地点からゴール地点に至るに当たって何か変化があるはずだ」という考えに基づいています。 #noveltips
2010-04-26 01:44:48大体の場合、スタート時点よりゴール地点の方が+状態なら明るい話、逆であれば暗めの話になるのかな。まあ、何かしら変化を付けた方がやりやすいという方針と思っていただければ。 #noveltips
2010-04-26 01:45:32んで、この2つの方法の比較としては、書きたいことが全体を通して決まっている場合は1、そうでなければ2の方がやりやすいかなというイメージです。 #noveltips
2010-04-26 01:46:51ちなみにコミティア頒布の本ではシーン先行だったので2、COMIC1頒布の本では大体書きたいことが決まっていたので1を使っています。どんな話になったかは本を手にとって読んでみてね(宣伝) #noveltips
2010-04-26 01:50:27どちらの方法にせよ、書きたいシーンから前後のつながりを考えて、一つの大まかな話の流れを作るという目的は同じです。……で、それができたらそこからプロットを起こしていくことになります。 #noveltips
2010-04-26 01:53:06書き溜めがここまでなので今日はここまで。で、次はプロットなんですが……プロット以降は説明が難しいんですよね。 #noveltips
2010-04-26 02:02:04私のような好き勝手やってる人のプロットと、商業作家さんが編集に見せるプロットもまた違うものだとは思うし――恐らく書くにあたって必要な情報は人によって千差万別ですから。 #noveltips
2010-04-26 02:08:34まあでも、これはあくまで自分向けのまとめなので、書くときは好きなように書きます。んで、これは違うとかこれは足りないと思ったらツッコミしてください、勉強になります。 #noveltips
2010-04-26 02:08:58