- arishima_takeo
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村田裕和さんから、中川成美+村田裕和編『革命芸術プロレタリア文化運動』(森話社)をご恵投いただきました。ありがとうございます。プロレタリア文学をモダニズムとして捉える最新の知見が反映された重要な一書であるように思われます。 pic.twitter.com/BkrI8EvZIa
2019-02-25 10:20:13目次。中川さんの序文でもう既に多喜二壁小説に言及がありますが、『貧しい出版者』的にも見逃せない論考が目白押しの予感です。拝読します。shinwasha.com/136-1.html pic.twitter.com/NTCS2uSCNB
2019-02-25 10:21:34参考文献には、なんと、私の処女作も載っけてもらってます。多謝! pic.twitter.com/eqAMYPb6lG
2019-02-25 10:23:12そういや言及し忘れましたけど、村田裕和さんのご論文はむかしYouTubeで取り上げました。100回記念会!youtube.com/watch?v=InMoN2…
2019-02-25 13:45:29「青野の主観的意図にかかわらず、目的意識論の最大の効果は、その政治主義的な「指導」の論理を持ち込むにあたって、コントロールされるべき対象としての「文学(文学運動)」を立ち上げた点にある」(村田裕和「日本プロレタリア文芸聯盟の設立と〈プロレタリア文化運動〉」)。面白い。
2019-02-25 15:41:33「プロレタリア文化運動の萌芽は、「文学」中心主義によって簒奪されたのである」(村田裕和「日本プロレタリア文芸聯盟の設立と〈プロレタリア文化運動〉」)。アツい。
2019-02-25 15:42:55村田裕和「日本プロレタリア文芸聯盟の設立と〈プロレタリア文化運動〉」。戦後の左翼批判者がしたように「政治の優位性」に対して文学の優位性を持ちだしてもダメで、対置という処置のなかに様々な分野を捨象する力学を考察せねばならない。元々のプロレタリア文化運動にはそれがあった。面白い。
2019-02-25 16:12:10「情勢に合わせた方向転換のためならば、自身が過去に理論や著作を訳出し、紹介してきた理論家・文化人であろうと批判の対象とすることを厭わない所に蔵原の特質が窺える」(立木紘之「「プロレタリア文化運動」の理論化の意義と諸問題」)。それな。
2019-02-26 13:00:27「一般に演劇の観客は不特定多数と見なされるが、そういう雑多な構成をプロレタリア演劇は街頭的と非難し、広範な層を対象とし得た劇場公演でも労働者・農民の組織的で計画的な動員を求めた」(正木喜勝「プロットと移動劇場」)。へぇー。
2019-02-26 13:26:23「移動劇場は各特定の場所での成果〈作用〉こそ問われるのであって、劇作家や俳優の優れた〈作品〉を提示することが目的ではなう。観客み主体となり得る〈出来事〉としての評価は、その固有の場を切り離してできるものではない」(正木喜勝「プロットと移動劇場」)。だから中央と地方の位階を突破。
2019-02-26 13:34:35「新書よりも論文を読め149」を更新しました。今日取り上げたのは、池田啓悟「プロレタリア文化運動における宗教の位置づけ」(『革命芸術プロレタリア文化運動』、中川成美+村田裕和編、森話社、2019)です。ピンボケしてるとか絶対に気にしちゃダメだぞ?youtube.com/watch?v=F0T8_-…
2019-02-27 12:59:12池田啓悟「プロレタリア文化運動における宗教の位置づけ」、『革命芸術プロレタリア文化運動』収、中川成美+村田裕和編、森話社、2019。shinwasha.com/136-1.html
2019-02-27 13:00:02中川成美+村田裕和編『革命芸術プロレタリア文化運動』読了。『昭和戦前期プロレタリア文化運動資料集』を用いた画期的論集。村田論文にあるように、文学中心主義批判を基本的構えとし、演劇、美術、宗教、メディア、ジェンダーなど幅広い文化運動をフォローしている。非常に面白い。
2019-02-27 14:06:04