【オールド・ニンジャ・イン・トレーニング・グラウンド】

どくどくウール @poisonwool_2

ゴ…ゴウランガ！ニンジャ動体視力をお持ちの方ならば目にすることができただろう！ユコバックはZAP銃に射抜かれるまさにその瞬間、キリモミ回転ジャンプで飛び上がり、全ての熱線を回避したのである！（ノーカラテ・ノーニンジャ！）滞空するユコバックの脳裏にはソニックブームの教え！

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「イィィヤァーッ！」『ピガガガーーッ！？』回転の勢いを乗せた空中回し蹴りがダークロクメンタイに突き刺さる！ニンジャのカラテをまともに叩き付けられた暴走ドロイドはタンブルウィードめいてタタミを転がり、やがて煙を上げ、動かなくなった… pic.twitter.com/YXckXoIGEQ

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PW『ダークロクメンタイによる時間差射撃連続攻撃を、ユコバック＝サンは回避ダイスの分割を行うことで両方回避しました。また、先のターンにおいて連続側転を成功させていたため、このターンにおけるユコバック＝サンの回避ダイスはボーナスで＋2されて7個となっています。そして……』

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「フゥーッ……ハァーッ……」物言わぬクズ鉄となったダークロクメンタイを一瞥しながら、ユコバックはザンシンする。これにてトレーニング期間は全て終了。彼は晴れてニュービー・ソウカイニンジャとしてのスタートラインに立つことができたのだ。「フフッ…これほど身体を動かしたのは何年ぶりかな」

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「ドーモ、ユコバック＝サン。どうやらギリギリ仕上がったな、エエッ？」思考を断ち切ったのはヨタモノめいたドスを効かせた声である。ソニックブームだ。「ソニックブーム＝サン…？こんな時間に、どうして」「どうして、だァ？もう朝の7時前だぜ。いよいよボケちまったのかジジイ」「なんと」

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「なんにせよ及第点ッてところか。くたばり損ないのジジイにしちゃ悪くねェカラテだったぜ」「…ありがとうございます、ソニックブーム＝サン」「フン…よォしユコバック＝サン。早速だが今晩テメェにミッションがある。クソみてえに簡単な仕事だがな？ありがたく思えよコラー…」「おお…！」

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「ヤクザ事務所へのカチコミだ。メンバーはテメェ含めて4人。詳しい説明はまた後で行う。今夜11時にこのトレーニング・グラウンドに集合しろ。わかったか？アアッ？」「ハイ」「わかったらとっととスシ食って寝てろ、クソジジイ。本番で役に立たなかったらケジメじゃすまねェぞ！」「ヨロコンデー」

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【オールド・ニンジャ・イン・トレーニング・グラウンド】終わり

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最後のトレーニング相手として登場した「ダークロクメンタイ」はオリジナル・エネミーとなっております。詳細はこちらの記事からドーゾ！ note.mu/dokudokuwool/n…