夜明けの独り語り
昔々ある所に、いしで出来たいしころくんと、鉄で出来たてつぼうくんの二人が仲良く暮らしていました。二人はお隣同士、いつも仲良く遊んでいました。しかしある日の事、ひょんなことから喧嘩を始めてしまうます。
2011-05-09 04:45:48その喧嘩の内容とは、どっちの材質の方が硬くてしっかりとして大きなものが作れるか、でした。いしころくんは言いました「ぼくの石ならその上にお城だってのせられるくらいしっかりして硬くて大きいものが出来るんだ!」
2011-05-09 04:47:26てつぼうくんも負け時といいます「おれの鉄はたかいたかいビルだって建てられるんだ!硬さだって負けないぞ!」言い争う二人はそれならばと、実際にそれぞれの材料で相手より大きくてしっかりした硬いものをつくって競うことにしました。
2011-05-09 04:49:10二人とも早速家に戻ってせっせと作り始めます。相手より大きくて硬いものをがんばってつくります。その間二人は隣同士でも会うことはありませんでした。二人とも一心不乱で夢中になって作業をしました。
2011-05-09 04:51:01それからどれくらい経ったのか、ある日、いしころくんがふと隣を見るとてつぼうくんのビルが途中で止まっています。既に高さではいしころくんが勝っていました。これはぼくの勝ちだな、てつぼうくんめ諦めたのか、と思いました。
2011-05-09 04:53:08さて一体どんな悔しそうな顔をしているのかいしころくんはてつぼうくんの家に覗きに行くことにしました。そうしててつぼうくんの工場を見に行くと、とても静かでした。すこす辺りを見回してもてつぼうくんの姿が見えません。いしころくんは、まさか逃げたのか?と思って中に入ります。
2011-05-09 04:54:45中に入って行くと足に何かがぶつかりました。なんだろうと見てみれば、それはてつぼうくんでした。てつぼうくんは長い間時間が経って錆びて死んでしまったのです。
2011-05-09 04:56:31いしころくんは泣きました。えんえんとずっとなきました。自分の涙で体が削れていくほど長い間泣きました。そうして泣き声がやんだ時、そこには小石だけが落ちていました。 おしまい。
2011-05-09 04:57:57という感じの、なんとも小学生が考えたにしては救いのない話でした。友達が死ぬとかちょっとブラックだなぁーとか今は思います。 まあ言いたいことは、長いことともだちと些細なことでいがみあっていたら仲直りする機会が失われてしまうぞ、とかそんな事だったと思います。
2011-05-09 04:59:50確かそれから私も成長して、錆を取る方法を知った時に、いしころくんがてつぼうくん抱えて錆取りの旅に出て、結果、てつぼうくんが蘇るとかそういうまだ無理やりですけど、ハッピーエンドな流れにしたと思いますの!
2011-05-09 05:03:34でも子供の頃の方が創造力は豊かで頭も硬くないですし、なによりかぶるとかそういうのを気にせず何のしがらみもなく自由であったと思います。今の私では、あの頃の私に勝てる気がしません。
2011-05-09 05:06:16@popuryu 昔はよくレゴブロックとか玩具で物語作って遊んでいましたのw ある意味お人形遊びのようなww 学校から家に徒歩で帰るのに1時間くらいかかったのでその暇潰しにも色々空想してましたから、それっぽいのが出来たのかなーと。
2011-05-09 05:09:03あの頃はホントに自由でした。作るたびに毎回自信持ってましたしw 小説書き始めた頃もそうでしたけど、最初の頃は大体愉しんで色々作ってましたっけ。
2011-05-09 05:11:25今では、誰かの何かとかぶってしまっていないかなーとか、こういう表現で歯くどくなる稚拙だーとか、そういうことばかり考えてしまってどうにも身動きが取れなくなってしまったような気がしますの。
2011-05-09 05:12:55最近では考えても思いつかなくなってきたので、夢に頼り始めましたw 夢で見た内容をそれっぽくすることから始める的な。ですので二次創作がちょっと苦手なのですww
2011-05-09 05:15:05でも結局完結させることが出来なくて、設定も甘くて、いつも投げ出してしまうので、昔みたいにちゃんと起承転結あって、なおかつちゃんと終わらせられる力を取り戻したく思うのですよ。
2011-05-09 05:16:26