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夢を見た 電車に乗っていた。 私は女性で、次が降りる駅だったのだが、アナウンスが「四番車両と六番車両からお降りください」と言うので、そういえばそうだったと降りた。 四番と六番は階段に近く、どうやら男性と女性を分けているらしかった。
2019-02-27 06:38:39![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
次の車両に乗り換えるまで、時間があった。バスや船は近くまできていたけど、目当ての電車はまだだったのだ。 仕方なくホームにある椅子(背もたれがない椅子がいくつも並べられてて、かなりの人数が寝転がることすら可能)に座ると話しかけられた。
2019-02-27 06:41:03![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
髪の毛がベリーショートの、女性だった。 「これから何処に行くの??」 「~~です。」 「あそこに?……やめた方がいいよ。」 心配そうな表情で、彼女はそう言ってくれた。 「大丈夫です、もう私にはそこしかないから。」
2019-02-27 06:45:55![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
周りの人も口々に私を心配して声をかけてくれた。私はためになりそうなことはメモに記しながら、ありがとうございますとお礼を述べ続けた。 「(辛くなったら上司に頼ること、上司も馬鹿じゃないから異性でも積極的に話すようにしておくと、助かるかもしれないと。なるほど確かにな。)」
2019-02-27 06:48:34![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「(あそこで~~で困るのは上司の方の筈だ、仲良くなっておいて損はないだろう。)」 私の乗る電車は、割と最後の方らしく。 ホームには私一人となりながら、電車を待った。やってきた電車は、やけに古めかしい昭和レトロな電車だった。
2019-02-27 06:51:06![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
そこからは記憶が曖昧で、気が付けばホラーゲームをやっていた。 部屋が赤黒のものしかなくて、白いものを探していた。首が上司の机の上にあって、手遅れになる前にと手を伸ばそうとするとコロコロ転がって落ちて割れた。
2019-02-27 06:52:58![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
リセットされて二回目でも 首を助けに行こうとすると、今度は首が赤黒くなって腐ったリンゴみたいにボトッと落ちた。 私はそれがとても怖くなって、一度画面を外した。周囲は部屋の配色がホラーゲームの部屋の青白verになっていた。
2019-02-27 06:55:45![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ホラーゲームの部屋では執拗に追いかけてきた上司も、現実世界ではしきりに逃げ回る存在だった。 逃げ回る上司を捕まえてレポート提出をすると、新しい鍵をもらった。
2019-02-27 06:56:57![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「この鍵は君の仕事に役立つだろう、大事にしたまえ。」 そう言われたのを覚えている。 そしたら起きてしまった。何だったんだよ。
2019-02-27 06:58:45![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
現実の世界は限りなく安全だけど、世の中に凶悪な事件や突然の不快な事象は確かに存在していて、 それは両方ともに存在しているのにまるで別世界のような気持ちになる。 何がきっかけでホラーゲームのような赤黒の世界に飛ぶのかは私にも分からず、その時感じた恐怖を私は根強く持ち続けている。
2019-02-27 07:02:02![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
その世界を招いたのは自分なのではないか、その選択をしなければそうならなかったのではないか。 そう思うけれど。 この鍵は意味があるのかもしれない。 ただの私の夢だ、だったら私の好きなように解釈したって良いだろう。
2019-02-27 07:04:12![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
過去の事象は変えられないなら、その受け止め方は変えられるんじゃないか。 この鍵を、大事に大事に持っていよう。
2019-02-27 07:05:57![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
人の頭の中の迷宮は怖くて怖くて仕方がない。何がきっかけでそうなるのか分からないが、本人のなかには歪なりの結論や言い訳がある。 私みたいに、唐突な感情の奔流に耐えきれなくて叫んで夢を見るやつもいる。その夢を勝手に解釈して活用しようとする私もいる。まったく、まったく分からない。
2019-02-27 07:08:25![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
でも一つだけ。 この迷宮に迷い混んだやつは例外なく苦しんでいる。 理解できない事象に、理解しがたい感情に踊らされ、戦い苦しみ、それでもその迷宮からの脱出を夢みる。 例えそれが第三者から見て「同じエリアをぐるぐる回る」という行為であっても、本人は本気で出たがってるんだ。つらいね。
2019-02-27 07:12:56![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
うっひひ。違いねえ!! セルフでトラウマほじくったりして大笑いするアカウントそれが私 潜在的なものも引っ張り出すから 穏やかじゃないけど、たまに役立つときもある。
2019-02-27 08:26:18切り取り線✂️
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夢を見た。 「君一人ではなんの意味もないだろう」と首がしまる。先程まで私の周りにロープなんてなかった筈なのに、気がつくと"なにか"が首に巻き付いていた。どうしてこうなったのかと焦ると、また声が降ってきた。 「大丈夫、君はしぬわけじゃないよ。生まれ変わるんだ。だから安心してほしい」
2019-03-22 05:54:14![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
男の声は酷く愉しげで、それがとても癪にさわった。 いつから意識がなかったのだろうか、起きると先程までと同じトラックの荷台の中だった。 例の男は本を読んでいて、相変わらず癪に触る顔である。私が起きたのを確認すると、男はこちらに声をかけた。 「お目覚めかい?久しぶりだね。」
2019-03-22 05:59:26![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「お前、ほんとむかつく顔をしてるよな。」 一瞬心の中がそのまま出たのかと思ったが、まったく違った。何故なら私は、いや私の口は今勝手に───。 「おやおやまだ"生きているのかい"しぶといねぇ。」 「まだ完全じゃないのか?おい、きちんと仕留めたのかよ」 「そりゃ勿論。」 男はふふと笑う
2019-03-22 06:03:09![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「でも、いるってことは生きてるだろう。」私の口がそうきくと 「そうだねぇ。」と男がこちらを見た。 考えてみれば、今ようやく男と目があった気がする。 「生まれ変われる筈なのになんでいるんだろうね?君も一部なのかな?」 私もいちぶ?なんのこと?
2019-03-22 06:07:43![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「なぁ今どんな状況なんだよ。」私の口がそう聞いた。 「表情だけは、支配下におけてないみたい。君無意識にこの子のなかに生きてるんじゃないの?」 「そんな訳──」 そこまで私の口が喋ると、私の右手が私の口をおさえた。 「なるほど、こういうことか!」
2019-03-22 06:11:26![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
気が付けば家の玄関に戻っていた。 「それでも、またいつか」 背後から声が聞こえたような、そんな気がした。振り返ることは出来なかったけれど、確かに、後ろに。 pic.twitter.com/jRVWrBDnzF
2019-04-04 06:42:43![](https://pbs.twimg.com/media/D3QmmffU8AAWCCB.jpg:medium)
切り取り線✂️
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気が付けば家の玄関に戻っていた。 「それでも、またいつか」 背後から声が聞こえたような、そんな気がした。振り返ることは出来なかったけれど、確かに、後ろに。 pic.twitter.com/jRVWrBDnzF
2019-04-04 06:42:43![](https://pbs.twimg.com/media/D3QmmffU8AAWCCB.jpg:medium)