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マクロン大統領はノートルダム大聖堂を五年以内を目指すと発表
パリ在住の友人に電話をして、ノートルダム大聖堂のことを聞いたら、なかなか面白いことを教えてもらいました。フランスではちょっと名の通った美術商の息子さんなんですが「ステンドグラスはそれなりに近いものを作れるかもしれないけど、屋根は難しいだろう」と。理由が興味深い。(続く)
2019-04-18 03:23:46大聖堂の屋根は木製だったわけですが、現在のフランスには同じものを作れるだけの木のストックがない、と。当時、建設に使われる木材というのは、最低でも二十年ほどかけて乾燥&強化させて使うものだったそうです。大工とは親から息子へ受け継がれる仕事で、親は子供の代のために木を乾かしておく。
2019-04-18 03:28:14そうやって延々と続いてきた伝統が、今はIKEAのせいで(←ここは友人の個人的見解ですw)もう消えかかっている。あの規模の屋根を支えられるだけの乾燥させた良質な木材がもうない、というお話で。
2019-04-18 03:31:13マクロン大統領は五年で修復という目標を立てているようなので、なにか、現代的な別のマテリアルに変更しなければいけないから、まぁ、色を塗ったりして似たものを作ることになるのだろうけど、あの美しさは失われるだろうね、と。そんなことを申しておりました。
2019-04-18 03:33:44**日本の神社仏閣を連想する人も**
@Jules_FS 日本の寺社仏閣は定期的に鳥居等を入れ換える為の木材を育ててストックしていたりするのですが、ノートルダム大聖堂は、土地柄地震が少ないのと屋根という構造物である以上壊れると言う想定をしていない為ストックがないのでしょうか?良い形で修復されるとよいなと思います。
2019-04-19 10:30:30@Jules_FS 日本の木造建築でも同じですね>木を寝かせる 焼失した韓国の南大門も再建を急いだために木材の乾燥が不十分で、歪みやひび割れが発生したと聞いています
2019-04-19 13:54:22お宮を建てるのに使う木はそれこそその為だけに育てられてるし、遷宮で不要となった前のお宮の木は全国の神社の鳥居に使われたりしてるし。
2019-04-19 13:08:00また燃えることを考えると新素材にするのもアリかもしれない派
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