茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2200回「自分が自分のコーチになる」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２２００回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、「二人の自分」について。

茂木健一郎 @kenichiromogi

便宜的に自分を二分すると良い。何かをさせる自分と、それをさせられる自分。つまり、自分が自分のコーチになり、メンターになる。自分が何をするのかを決定する自分を別に置くことで、認識や行動のメタ認知が成立する。

茂木健一郎 @kenichiromogi

無茶振りは大切で、今の自分のレベルや能力をとりあえずは無視して、やるべきことをやるべきときに自分にやらせる決断をすることが大切である。自分で自分に課しているわけだから、無理ならばやめればよい。ストレスはない。

茂木健一郎 @kenichiromogi

自分に何が欠けているのか、今やるべきことはなんなのか。何が必要なのか。そのあたりを冷静に見つめて、いわば自分を客体視して、自分で自分に命令する。一方の自分は、「やってられないよ」「マジですか」と言いつつ、案外チャレンジを楽しんでやる。そのような分離ができると楽しい。

茂木健一郎 @kenichiromogi

どんなアスリートも、コーチがいないと伸びない。しかしすぐれたコーチはどこにでもいるわけではない。つまりはコーチを自給自足するわけで、自分が自分のコーチになればいい。そういう目で日常を見ると、いっきに人生の明るさが二倍にも三倍にもなる。明るさはコーチの光だ。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート２２００回「自分が自分のコーチになる」をテーマに、４つのツイートをお届けしました。