「令和」時代の生き方論 ～ゼロベースからはじめよう～

しろうと @sirouto

ここで「いやー、いちいち他人に嫉妬しないっしょ」と思うかもしれない。しかし、本当にそうか？　ネットを見よう。毎日どこかで炎上してるとか、他人にマウンティングしようとか、これは嫉妬心が原動力だろう。

しろうと @sirouto

他人に嫉妬すると、他人に人生を奪われる。つまり時間を消費する。だから、上から目線で偉そうな人は、「カルシウムが足りてない」感じで、「承認欲求が足りてない」と、可哀相な人だと思い、スルーしよう。

しろうと @sirouto

もちろん、「コンビニとスマホ」だけが世界のすべてではない。ローマ帝国が「パンとサーカス」を与えて、国民は生活の満足を得たが、長期的に見れば衰退していく。

しろうと @sirouto

政治でしか解決しない深刻な問題もあるから、選挙に行った方が良いが、それはまた別の話になる。別の機会にする（ついこの前もした）。それは社会全体の話で、今回は個人の生き方の話。

しろうと @sirouto

今回は話自体をコンパクトにする意味で、この辺でまとめよう。令和時代は自分が変わるチャンス。「ゼロベース」から「オンリーワン」を目指して、自分の欲望をコンパクト化するのが、令和時代に合う楽な生き方。

しろうと @sirouto

自分で読み返して、「オンリーワン」の方の事例が足りないと思ったので、イメージしやすい論点を少し追加。「オンリーワン」とはどういうことか？

しろうと @sirouto

さっき出した「踊ってみた」もそうだけど、「弾いてみた」というキーワードもある。たとえば、部屋でゲーム音楽を演奏してたりするような動画。これがオンリーワン。

しろうと @sirouto

芸術家やスポーツ選手やアイドルなんかを目指す、もしくは子供に目指せさせると、たとえば美大／音大の学費が何百万、何千万とか、まず教育費だけでも掛かってしまう。ナンバーワンになるにはさらに大変だ。

しろうと @sirouto

芸術家とか正攻法でナンバーワンを目指すと、一生を投じる覚悟が要る。しかし、動画サイトでの「踊ってみた」「弾いてみた」とか、そういう「オンリーワン」を目指す方が、はるかに実現確率が高い。

しろうと @sirouto

少なくとも、承認欲求を求めて、炎上に群がったりするよりは、健全だろう。たんに「乱暴（に）、怒りのコピペ」するような人は、オンリーワンではなくて、「ワンオブゼム」、つまりその他大勢だ。

しろうと @sirouto

このように、「ゼロベース」から「オンリーワン」というのは、シンプルだけど、誰でもできている訳ではない。シンプルではあっても、必ずしもイージーではない。それでも、ナンバーワンを目指すよりはイージー。

しろうと @sirouto

大昔、中世頃は、貴族に仕える宮廷音楽家とかじゃないと、音楽に携わるのが難しかった（まあ吟遊詩人とかもいたけど）。今の時代の「弾いてみた」は、DTMと合わせて、大衆に音楽が供給側も普及した証拠。

しろうと @sirouto

「演奏するのは、コンサートホールで、オーケストラでないと嫌だ」みたいな、こだわりが欲望を実現するボトルネック。そういうイメージは自分にとっては魅惑的な幻想（妄想）だが、幻滅して通り抜ける必要がある。

しろうと @sirouto

幻想を通り抜けるというのは、どういうことか？　たとえば、人形浄瑠璃で人形を操る黒子は、観客の誰でも見えているが、お約束としてスルーして、人形に集中することで物語が見えている。それと同じこと。

しろうと @sirouto

今の時代、情報が溢れてるから、上を見るとキリがない。といって炎上とかで下を見下げようとしても、承認欲求を求める中毒から自由になれず、あまり幸福になれない。

しろうと @sirouto

だから、ゼロベースも、オンリーワンも、コンパクト化も、見えているものを、検索結果からフィルタリングするようなこと。情報過多な飽食時代に合った情報整理術だ。

しろうと @sirouto

「ゼロベース」から「オンリーワン」を目指す「ゼロワン」戦略は、令和時代に合った生き方。令和に切り替わったタイミングが、意識的にもチャレンジしやすい。ので、重すぎる荷は下ろして、いったん身軽になろう。

しろうと @sirouto

ということで、令和時代もよろしく。ありがとうございました。