数値的/非数値的・公共的/モノグラフ的──社会学の研究類型論

筒井淳也さんのブログエントリに端を発する研究類型談義です。 「誰でも編集可」にしてありますが、編集の際には、時間順ソートは使わないでください。 ■質的研究と量的研究について http://d.hatena.ne.jp/jtsutsui/20110509/1304911179 続きを読む
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久保田裕之(家族社会学) @hkubota1016

@sunaneko なるほど、両方ですか。すると、2)<理論>を実証するための手段の区分けの問題を超えて、1)<理論>と量的分析の関係に関して言えば、目的手段を逆転させる、やや強い批判と理解してもいいのでしょうか?量的分析は、<理論>の実証のための手段ではないのだ、と。

2011-05-12 13:20:00
Junya Tsutsui @sunaneko

@hkubota1016 すみません理解できてないです。「量的研究者は、社会学的な意味での理論研究と、「質的」研究の両方から検討材料を集めている」ので、選択の問題(だけ)ではないこと、(続く)

2011-05-12 14:42:04
Junya Tsutsui @sunaneko

@hkubota1016 いわゆる<理論>は「質的」研究とモノグラフ的性質を共有することが多いので、<理論>を質的研究が実証するといってしまうとその点が理解できないこと、という趣旨です。

2011-05-12 14:42:29
久保田裕之(家族社会学) @hkubota1016

@sunaneko いや、批判の射程については大変よく分かりました。どうもありがとうございます。やはり、<理論>という言葉の示す内容が問題のようですね。質的・量的に関する原稿(ご著書)、楽しみにしております。

2011-05-12 14:48:42
Junya Tsutsui @sunaneko

@hkubota1016 そのとおりです(>理論という言葉の内容)。混乱させてしまってすみません...。ほんらいあの手の記事はもうちょっと慎重に書くべきなんですよね。

2011-05-12 14:51:53
久保田裕之(家族社会学) @hkubota1016

@sunaneko いえいえ、たまたま僕も理論研究と質的研究について原稿を準備していましたので、とても参考になりました。僭越ながら、@sunaneko先生は理論と調査をめぐる現在の状況を非常に的確に捉えられているように思います。どこから批判すべきか作戦を練り直します。

2011-05-12 14:56:12
Junya Tsutsui @sunaneko

@hkubota1016 それはぜひ見てみたいな〜。出版されたら教えてくださいね。

2011-05-12 15:30:01
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