ういろう物語 ツイートノベル #tureuo #twnovel
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受話器の向こう甲高い声で激しく詰る。 妻とは別れる 彼の言葉が脳裏を過る。 どこが良いのかと問われ、夭逝した兄の面影を感ると答えた。 数日後、宅配便が届いた。 香気する小箱にはカツラが入ていたが、様子がおかしい。 何かが付ている。 伸ばすと、ここそこには見覚ある黒子があった。 #twnovel
2020-01-23 18:18:15まだまだ風は冷たく、行き交うひとの息が白い。 それでも日毎に陽もながく、陽射に勢いを感じる。 ちょい空のむこうには、すでに春は来ているに違いない。 #twnovel #tureuo pic.twitter.com/MZTSw5oQgp
2020-01-22 16:25:21散るために咲くのか?さくら。ひとときの夢を人に与えて..... あすは我身。 解っていても、ひとは涙する。 ただただ其処にあったものが失われた空隙、空虚感に堪えられないのかもしれない。 #twnovel #tureuo pic.twitter.com/veqXcVZoaw
2019-03-29 16:50:02勝鬨橋 まんなかがkwぁぱーと、開いて船通れるそうだ。見た事ないけどw おもうに開く時には多めに差した潤滑油が「くちゅり」と音をたてるかも知れない。 開きはじめた隙間から何が見える?って。秘密ダヨー!!w なーんて言ったりすっとw もんもんはじめる人もw んな訳ねーじゃんw ただのドブ水だよw pic.twitter.com/U3x3vhJk9s
2019-03-29 00:09:16タイトル 「反抗期」 #twnovel #tureuo ういろう twitter.com/turezureiwo/st… … 犬 twitter.com/turezureiwo/st… … お散歩 twitter.com/turezureiwo/st… … 繁殖期 twitter.com/turezureiwo/st… なめろう google.com/search?biw=138… … ういろう google.com/search?q=%E5%A… …
2019-03-20 12:17:12ういろうは、疲果て項垂れた。 涙が零れた。 ナメロウ女王様は、厳しいお方だから「気合がたりない」と、今夜も鞭を持つ手を弛めなかった。 打たれる毎に、ふるふると震えた。 全身痕だらけ血が滲んでいる。 それでも「ういろうなんだから、無理です」とは、決して言えなかった。 #twnovel
2019-03-06 16:28:46ナメロウ女王様は、ういろうのことを犬と呼ぶ。 異論はなかった。勿論、鞭で打たれることも、尖ったヒールの踵で踏みつけられる事もだ。 苦行を耐抜たご褒美として、女王様が耳元を羽毛のようにかるく舐上げてくださる時「甘いわね」と、囁く言葉を聴き逃してはいなかった。 #twnovel
2019-03-07 22:00:43ナメロウ女王様は散歩に連れて行ってくれる事がある。 女王様好みの派手な首輪にリードを付けて引きずられるのである。 街ゆく人の好奇の眼差し、時には犬ねこがじゃれついてきた。どれもたのしいことだったが、暗い箱を抜出し太陽の光を、風を感じることが、ういろうにはなにより嬉しかった。#twnovel
2019-03-09 17:13:20妙な感覚に戸惑った。繁殖期に違いない。 猛烈な繁殖欲に身体が酷く熱かった。 体温の上昇は、液体に戻るという死を意味する事だった。 理性と、ますます盛る欲望の軋轢で尚更熱くなる。 苦悶するういろうの上気した柔肌にナメロウ女王様の操る鞭が鋭く飛んだ。 なにかが身体の芯でとろりと蕩けた。
2019-03-13 22:23:37ういろうに反抗期が訪れた。 ナメロウ女王様の元を飛出し、のしの氏の臀に隠居した。 自ら希んだと言うことではなく、そうすることを氏が悦んだからだ。 背伸び寝返りを打つ毎に氏の恍惚とした表情を眺めることは、ういろうにとっても楽しいことだった。 #twnobel
2019-03-19 18:04:57妙な感覚に戸惑った。繁殖期に違いない。 猛烈な繁殖欲に身体が酷く熱かった。 体温の上昇は、液体に戻るという死を意味する事だった。 理性と、ますます盛る欲望の軋轢で尚更熱くなる。 苦悶するういろうの上気した柔肌にナメロウ女王様の操る鞭が鋭く飛んだ。 なにかが身体の芯でとろりと蕩けた。
2019-03-13 22:23:37ナメロウ女王様は散歩に連れて行ってくれる事がある。 女王様好みの派手な首輪にリードを付けて引きずられるのである。 街ゆく人の好奇の眼差し、時には犬ねこがじゃれついてきた。どれもたのしいことだったが、暗い箱を抜出し太陽の光を、風を感じることが、ういろうにはなにより嬉しかった。#twnovel
2019-03-09 17:13:20ナメロウ女王様は、ういろうのことを犬と呼ぶ。 異論はなかった。勿論、鞭で打たれることも、尖ったヒールの踵で踏みつけられる事もだ。 苦行を耐抜たご褒美として、女王様が耳元を羽毛のようにかるく舐上げてくださる時「甘いわね」と、囁く言葉を聴き逃してはいなかった。 #twnovel
2019-03-07 22:00:43ういろうは、疲果て項垂れた。 涙が零れた。 ナメロウ女王様は、厳しいお方だから「気合がたりない」と、今夜も鞭を持つ手を弛めなかった。 打たれる毎に、ふるふると震えた。 全身痕だらけ血が滲んでいる。 それでも「ういろうなんだから、無理です」とは、決して言えなかった。 #twnovel
2019-03-06 16:28:46