魔法少女まどか☆マギカ　まとめ

wing-tail／小野智功 @wing_tail

まどか三話のグロ表現って何で騒がれてんの？　何度見直してもわからん。一生を賭けるに値する夢を用意しろという状況から死と蘇生が挟まれるだろうことは自明だったし、魔法少女側が銃を持ち出している以上、魔女側は原始的な攻撃になるはずで、喰われるは最もありきたりな内容だと思う。

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キュゥべえはカスだけど、実際のところ、まどかの偽善っぷりにはイラッと来る。書く前に飛べって知ってるか、という感じ。

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能力が願いと関係性を持つことからすれば、恐らく、まどかが魔法少女で～の夜に敗れ去った並行世界（or未来）をQBと契約してねじ曲げたほむほむの能力はワームホール渡り（or時間操作）かな。腕に付けてる盾みたいな丸いものが時計のメタファーなら時間操作が有力かね。

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まあ、さやかちゃんが癒やしで超回復なら、蘇生のマミさんはさやかちゃんを凌ぐ超回復と考えるのが妥当か。で、まどかの願いが、マミさんのソウルジェム修復で円満解決と。肉体から魂を抜かれた魔法少女は生きている状態と言えない様子であることとも符合してる。

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まどかの願いがソウルジェムの修復であれば、能力もそれに関係するはずだから、ソウルジェム自浄とかになるのか。これは、まどかが最強の魔法少女というほのめかしにも符合するな。後はキレてる野中藍の詳細が見えれば、オチも推測できそうだ。やっぱ、ヒトデ絡みなのかねぇ……

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自己矛盾を抱える青は、やはり簡単に精神面で崩れたな。まあ、バイオセンサー装備の覚醒まどかは死人が多ければ多いほど強力なスイカバー攻撃や巨大ビームサーベルを繰り出せるんだろうから、味方は何人壊れても大丈夫だと。さすがQBさんや、まどかの周囲にいる人間までバッチリ調査済みなんやね。

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まあ、寝言はこれぐらいにするとして、そろそろ戦う理由論が長過ぎて辟易してきた。今回の過去語りは、野中みたいなヤツが普通だよってQBの言葉と整合性に難があるし、流石に蛇足だったんじゃないか。語るにしても、身の上話ではなく伝聞形式にして、コンパクトなまとめ方をすべきだったと思う。

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にしても、特攻隊精神は気持ち悪い限りだね。正義もまた、打算と夢の狭間をさ迷いながら、いつか到達する前程万里の彼方だろうに。どうあれ、自暴自棄になって、また悲劇を産もうとするさやかちゃんを、まどかは止められるかな。親友が相手でも、思いを記すだけで終わってしまうのか？

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魔女の存在の謎は開示されたが、結局のところQBの存在の謎は残ってるから、何とも言えないな。魔法少女ほむほむ出生の秘密はタイムスパイラルだからどうでも良いとして、ほむほむがQBの秘密を知っている点も謎だ。QBの秘密をまどか絡みで知ったというのも、魔法少女ほむほむ誕生と矛盾するし……

wing-tail／小野智功 @wing_tail

あ、ほむほむ主観で複数回まどかが堕ちてれば、出生とも矛盾しないのか。実際的な魔女の脅威を知っていれば、まどかを魔法少女にしない選択肢の前に、魔法少女となって一緒に戦う選択肢を思い付くはずだし。まどかにとって魔法少女は自己犠牲的なものだから、さやかちゃんと同じ道も十分あり得る。

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ほむほむ視点では――まどかが魔女に敗れる→覚醒してタイムワープ→QBがイレギュラーと認知する魔法少女として、まどかと一緒に戦う→魔女には敗れなかったが、まどかが精神的に堕ちる→最強の魔女が誕生し、狂喜乱舞したQBが口を滑らせ、自らの秘密を暴露→QBを潰すためタイムワープ――だと。

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そうか、まどかが最強の魔法少女である理由は、その才能がランダムに宿るもので、故に最強の魔法少女でないプレーンでのまどかは普通に敗れ得るんだ。これなら、ほむほむの覚醒も普通にあり得るし、魂だけの存在で人間じゃないんだから戦わなければ価値がない云々の話にも落としどころが生まれる。

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後はQBの存在の謎だな。というか、魔女の始祖がどういうものだったのか。魔女がいなきゃ、QBの魔法少女になって魔女と戦ってよは成立しないし。

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QBの目的が謎だと思っていたけど勘違いだった。魔法少女が魔女へ成長するにも拘らず、魔法少女に魔女狩りをさせる点が矛盾だと思っていたけど、これは魔女を増やすことが目的という先入観があったからで、例えばQBが魔女の捕食を目的としていれば何の矛盾もなかった。

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魔女は人間の負の心性を象徴しているわけだから、放っておいても魔女は生まれてくると考えれば辻褄が合う。すなわち、もともとQBは魔女を捕食する存在だったが、魔女の自然発生スピードが彼の空腹を満たすレベルにはなかった。そこで、彼は魔法少女というものを創造した。

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普通の人間は魂と肉体が密接に絡んでいるから、自然治癒力に従って負の心性は発散される。しかし、魔法少女は魂のみが独立した存在なので、傷を負うなどした場合に、それが穢れという形で蓄積してしまう。そして、この穢れの蓄積に魂が耐えられなくなると、魂は壊れて、穢れだけが残る。

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残った穢れの塊が、すなわちグリーフシードであり魔女の核、すなわちQBの捕食対象である。QBは出来るだけ穢れを溜め込んだ（魔女になる直前の）グリーフシードを捕食したいわけだが、魔女を倒す形では少なからぬ穢れ（魔性少女のソウルジェムに溜まった穢れを取り込めるレベル）が失われる。

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そこで魔法少女に魔女を倒させ、グリーフシードを集めると共に、魔法少女の溜め込んだ穢れをシードへ移して魔女になる直前のグリーフシードを狙って生み出すことにした。魔法少女は心が壊れれば魔女になるわけだから、戦いの途中で堕ちると考えれば、全ての魔女が根絶されることもない。

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以上をまとめると、QBの狙いは――魔法少女を生み出す→魔法少女が魔女を倒してグリーフシードを得る→魔法少女の溜め込んだ穢れをシードに移す→労せず最も美味いシードを食べる→繰り返している内に魔法少女が堕ちる→新たな魔女が生まれる→魔法少女を生み出す――という循環構造だと思われる。

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ただ、魔女の自然発生は確証が掴めてない。これといったメタファーや示唆がないのでQBの構造から推測した。いずれ魔女になる魔法少女を生み出して、その魔法少女に魔女を狩らせる点から、QBは魔女の上位存在。しかも魔法少女がQBの創造物だから、QBと魔女が存在する状態からスタートと考えた。

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魔女の始祖についての謎が氷解しないということは、まだQBが嘘をついている可能性を捨てきれないな。魔女が自然発生しないなら、魔女を狩るという目的が消失するんだから、魔法少女の始祖が生まれ得ない。

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そうか。QBの目的がグリーフシードの発生であって、魔女の誕生が予期せぬ副産物ならば、以前の推測も多少の修正でギリギリ持たせられるな。つまり、願いが叶うことをエサに魔法少女（というかソウルジェム化）のスカウトだけ行って、「騙した」とキレられつつも絶望へ堕ちるまで待つのがスタートと。

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グリーフシードから魔女が予期せず生まれてしまい、大事なエネルギー源である人間を殺し始めたから、魔法少女に狩らせることにした。これでも、魔女になるために生んだ魔法少女が魔女を狩る循環構造は解決する。

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いや、しかしQBの行動は不可解だ。明らかに利己的な行動を選好しているはずだが、ならば何故まどかに弁解しなきゃならない？　人間はよく分からないなと言いながらも、その行動規範はかなり研究している。なら、あの説明でまどかが納得する訳ないことも予測できた筈だ。杏子を潰すだけで十分だろう。

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そういえば、結局のところマミさんってネタ要員だったんだな。さやかちゃんが可愛そうな娘なのは見えてたし、杏子とほむほむの立ち位置もわかりやすかったけど、マミさんの方は見えなかった。マミられる直前に、まどかとサシでペラペラしゃべってた内容から悟れってことなんだろうけど、難しい。