野生を食べよう(カミツキガメ捕獲ツアー)

野生を食べよう(カミツキガメ捕獲ツアー)
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A.Kaname@でもどり @usr931

その辺の動物を生で食らい、その後特段病気にもならず五体満足で生き続けられる人間なんてこのお方ぐらいのものです (スネークイーター作戦後、FOX部隊医療スタッフがどれだけ気を揉むことになるか…) pic.twitter.com/ln2SG9ZLym

2019-05-26 20:13:55
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A.Kaname@でもどり @usr931

医療関係者的には、基本的に過去の喫食歴に妙なモノが無い限り寄生虫症を第一に疑うことは稀なので。 ゆえに寄生虫症例と気付かれないまま経過観察されている例も多いと聞く。 狩猟採取クラスタの方々はいつどこで何を食べたか手帳か何かにメモしておくと、イザという時診断の手掛かりになるかも?

2019-05-26 20:51:11
A.Kaname@でもどり @usr931

まぁ言うてそんな頻繁には患者おらへんやろー、とか思いつつ医中誌をポチポチしてたら年に数例症例報告があって思いの外ビビる。

2019-05-26 21:06:32
A.Kaname@でもどり @usr931

こんな感じ。見つかれば症例報告モノなくらい稀ではあるが、逆に言うと症例報告が定期的に書かれるくらいには発見されるということ。 マンソン"孤虫"症と記載されているが、中間体の姿で発見されたものの、終宿主が不明で成体の姿が分からなかった時代の名残で慣習的にこう呼ばれている。 pic.twitter.com/bS3CK1G0Rs

2019-05-26 23:00:33
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A.Kaname@でもどり @usr931

当然これは確定診断に至ったマンソン裂頭条虫感染例のみピックアップされた形なので、その他の寄生虫疾患を含めるともっと多数の報告がある。 そういえば最近狩猟が静かなブームになってる関係で症例が増えてるとかなんとか、講義で聞いたような気がする

2019-05-26 23:05:57
A.Kaname@でもどり @usr931

ウイルス、真菌、細菌、原虫から寄生虫に至るまで、感染症の起因生物自体は基本的にリン脂質とタンパク質の塊なので、熱変性には滅法弱い。 湯煎でも大概は殺せるが一部生き残るものもいるので、究極的には焼くに限る。 pic.twitter.com/XWSVzvZTeu

2019-05-26 23:25:40
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A.Kaname@でもどり @usr931

肉なんかは構成材料のタンパク質がぶっ壊れてアミノ酸にまで散り散りにされるお陰で旨味を感じることができる訳で。 とはいえ風味や芳香のもととなる種々の高分子も一緒くたに変性、分解してしまうため痛し痒しである。 実際、無加熱の蜂蜜を買って鍋で温めた時には火加減の調節に苦労した。

2019-05-26 23:30:47
A.Kaname@でもどり @usr931

燻製、塩蔵、酸塩基処理、各種香辛料の使用ほか、美味い物を安全に食いたいというヒトの執念は留まるところを知らないわけだ。 医学の領域から離れてしまうのでそろそろ黙るが、料理の歴史とはすなわち腐敗・感染との戦いの歴史でもあるのだ。 そんなことを考えながら焼いた生姜焼きはクソ塩っぱかった

2019-05-26 23:56:52

この後
「カミツキガメの唐揚げ編」
に続きます

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