ツナ缶のパウチ版「ツナパウチ」流行らないのはなぜ?→「賞味期限が短い」「缶のまま食べる文化」そして公式降臨へ…
- nameriizumi
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私について
ツナ缶が好きです。個人でツナ缶を開発製造したほか、国産ツナ缶を中心に200種くらい食べました。ツナ缶のことだけ書いて128万PVのブログ「zu-mix3.0」公開してます お仕事はzumix30contacts@gmail.comまで
本題
缶のカサが小さくできて捨てるのも簡単ということで 海外では缶よりメジャーといわれるツナ袋 んじゃなんで日本では缶のほうが優勢なのか…というと
2019-05-27 22:14:54実は製造者も消費者もわかっていません あけやすさ、捨てられる利便性、作りやすさ(歩留まりの良さ)、お店の並べやすさ、どれを取っても缶の上位互換です さらに内容量が小さくできない問題もはごろもが60g袋を作って突破口になるかと思われましたが、これでもシェアが動くことはありませんでした
2019-05-27 22:18:41訂正: × 作りやすさ(歩留まりの良さ)(略)、どれを取っても缶の上位互換です この部分が誤りでした 現代において、パウチは未だ缶に対して優位を取れるほど歩留まりがよくなっていません おわびして訂正いたします twitter.com/zumix30contact…
2019-10-17 07:17:22猫缶(ネコ用ウェットフード)はツナ缶から枝分かれした歴史の浅いカテゴリですが、急速に缶からレトルトパウチへの移行が進みました。缶もまだ残っていますが、国産品の多くはパウチです 有名な「ちゃおちゅーる」も、パウチのネコ用ウェットフード(おやつ)ですし
2019-05-27 22:21:58かたまり肉のソリッド、サバやみかんなど、形の大きいものは缶詰を使う必然性がありますが、フレークはパウチでも食味が変わりません 現にツナマヨの原料になる業務用ツナフレークはパウチのツナ袋で供給されています 猫缶はパウチになった、業務用もパウチになった、なのに家庭用は缶のまま
2019-05-27 22:24:39・賞味期限が長い(パウチ2年缶詰3年) ・量産効果が強い ・流通体制が缶の形に最適化されている ・売り場がレトルトパウチ置くことを想定してない(缶は重ねられる、パウチはぶらさげる) ・缶は開けたらすぐ食べられる(パウチは器が別途必要) この辺が 現状 あるもので想像できる理由です
2019-05-27 22:29:41この中で量産効果、流通体制、売り場の形状は今後ツナ袋が猛烈に発達したとき解決します もし急にツナ缶がツナ袋にとってかわられる何かがあったら…ツナ缶ブログはツナ品ブログになるかもしれません
2019-05-27 22:32:53現在のツナ缶と同じような生産規模で中身が同じツナ袋を作った場合、容器代・流通コストが下がって2~3割かそれ以上安くなるのではと考えています。金属を多く使う容器代は缶詰一缶のコストの多くを占めます
2019-05-28 16:49:38@zumix30contacts 興味深い考察をありがとうございます。私的には保存中にうっかりパッケージを傷つけてしまう可能性、パウチは賞味期限が短いイメージで缶にしてしまいます。後油切りの手間、油を切る時に油がしっかり見えてしまうこと、パウチのほうが深いので洗うのが手間、ゴミの分類、って感じです。
2019-05-27 23:23:57@arcanamagic あーー!油切りの手間!そこは全く考えなかったです! パッケージが壊れやすいのもありますね…缶は踏んづけても自分が痛いだけですが、パウチは踏んづけただけで壊れてしまう…なるほど…ありがとうございます…
2019-05-28 00:13:10@zumix30contacts 蓋で抑えるだけでほぼ油抜きできると「こんな油っぽいけど体重大丈夫かな」と思う時間もないけど、パウチで油抜きをするとその辺が気になりそうです。猫様用は頻度が高いですから、一度に一杯持ち帰れることが普及の鍵だったのではと思います(自分のツナ缶頻度は月1位、長井ずみさんは凄そうです)
2019-05-28 00:44:14@Kosian1456 非日常感…開けた時の音や感触がアトラクションのように感じられるのかもしれませんね…その点パウチは無音で開くから味気ない…なるほど…自分にない観点でした。ありがとうございます((\(>ヮ<)/))
2019-05-28 00:14:28(開けた時のエキゾーストノートの美しさを品評するツナ缶レビューサイトもあります こっちのほうが弊ツナ缶ブログより古株