ビジネス書の企画が通りづらい、というかいろいろと書籍流通の仕組みと出したい本が上手くあわなかった、というのがあります。
2019-05-28 21:21:18書籍を書店で売るまでには ・出版社で企画を通し ・出版社が取次に書籍を卸し、 ・取次から書店に書籍が行き渡り ・書店で書店員さんが本を並べる というステップがありまして、ここを全部考慮して企画を立てる必要があります。
2019-05-28 21:22:34書店で書店員さんが本を並べる、という点結構大事で「どの本棚に本を入れるのか」は書店員さんが決めるので「どの本棚に入れて良いのかわからない本」って出しづらいんです。 並べてもらえないことあるので。
2019-05-28 21:23:28本って毎日毎日大量に新刊が出るので、書店員さんはその処理に追われています。 売れなさそうな本は場合によっては本棚に並べられずに返品されることすらあります。
2019-05-28 21:24:05というわけで、書店のどの本棚を狙うのか、というのは本の企画を立てる上で大事で、どの本棚にならべてもらえるのかわかりやすいというのが結構重要だったりします。
2019-05-28 21:24:58つまり、本棚の分類からはずれるとそれだけで本の企画は通りづらくなります。 面白い企画って意表を突く物になりやすいと思うのですが、書店の本棚に並びづらいと面白い企画でも通りづらいんですよね。
2019-05-28 21:25:50また、取次さんが出版社からいったん本を受け取って出版社に受け取った本のお金を先に払う仕組みになっている(取次に金融機能がある)ので、取次さんは印刷した書籍を全部引き受けるわけではありません。
2019-05-28 21:26:39取次さんが流通量を先に決めるので、取次さんのデータ分析で良い結果が出そうな本、というのも大事な切り口になります。
2019-05-28 21:27:27データ分析をすると過去にひきづられるので、新しい奇抜なアイデアはやっぱり企画が通りづらくなる、というというのがあったりします。
2019-05-28 21:28:05そんなわけで、自分の企画が通らずに、書きたい本がなかなか書けないということを経験している著者って私以外にもいると思います。
2019-05-28 21:29:01みんなが書きたい物を描いているので、書いた本買うとそのテンションの高さとかも感じて読んでいても楽しいし、面白い鋭い切り口の本がいっぱいあります。 コミケでは評論島を回るのが好きだったりします。
2019-05-28 21:30:28ビジネス書をこれまで書いたりしてたので人のビジネス書も読むわけですが、ビジネス書楽しんですよ。 面白いノウハウが書いてあって「ほうほう」と頷きながら読んでいること多いんです。
2019-05-28 21:33:09そんな面白いノウハウが世の中にたいりょうんにあるはずなのに、表に出ていない。 業界あるあるとかも面白いし人の業界見たいのに、なかなか出てこない。
2019-05-28 21:33:47薄い本、という視点も好きで、ビジネスノウハウとかだと薄いと凝縮されてむしろ読みやすくなるんじゃないかと思っています。
2019-05-28 21:34:50そして、ここからは同人誌ですらなくなるのですが「A4コピーを8枚あれば十分いい資料」だとおもうんですよ。 ホチキスで上に1カ所綴じるだけで十分だと思うのです。
2019-05-28 21:35:48それくらいハードル下がれば、書きたい人がたくさん来ていろんな面白ノウハウがあふれるんじゃないか、本ですらなくて良くて8ページの資料でいいんじゃないか、と思っています
2019-05-28 21:36:36むかし、通気電車で座る方法、というほんが出たときに(本になる前に先にネットでバズってましたよね)こういうのおもしろいなぁ、もっと増えて欲しいなぁ、と思っていました。
2019-05-28 21:37:34そういう面白ノウハウと買って商業出版の200ページとか必要ないと思っていて、8ページでもあれば十分と思うんですよね。 というわけで、8ページの資料を500円で売る、というのが結構大きなテーマになっています
2019-05-28 21:38:40