【転ばぬ先の杖】 この補題の特殊な場合のみで今回は十分だが、念のため一般のケースで証明しておこう、という生存フラグ。 用例「バイト先の塾で整数分野の証明問題について質問を受けたから、一般にアーベル圏で示してあげといたよ。転ばぬ先の杖っていうしね。」
2011-05-15 22:45:47【どんぐりの背比べ】 実数列{a_n},有限個を除き0でない実数列{b_n}がどんぐりの背比べであるとは、a_n/b_nが有限な値に収束することを言う。 用例「毎年の身体測定で、君の身長は、常にぼくの身長の二倍だね。多分どんぐりの背比べだ。」
2011-05-15 22:46:00【犬も歩けば棒にあたる】 犬の可動域中に、棒が稠密に存在しているさま。 用例「ご主人のポッキーを盗みまくってきたワン。可算本くらいだし大したことないと思って適当に並べたら、犬も歩けば棒にあたる様になっちゃったワン。」
2011-05-15 22:46:20【井の中の蛙大海を知らず】 蛙が、局所的にのみ定義される概念であるということ。 用例「だめだ。やっぱ張り合わない。井の中の蛙大海を知らず、だ。」
2011-05-15 22:46:46【風吹けば桶屋が儲かる】 以下、7stepに分けて証明を行う、という宣言。 用例「この定理の証明は少々長いので、これから風吹けば桶屋が儲かります。」
2011-05-15 22:47:38【猫をかぶる】 ある猫を一匹固定して、その猫からの被覆写像を構成すること。 用例「猫は猫をかぶれる。なぜなら、猫として自身を持ってきて、恒等写像を考えればよい。」
2011-05-15 22:47:47【類は友を呼ぶ】 特性類について困ったら、本を読んで勉強せずともだれか友人を呼んで助けて貰おう、ということ。 用例「あれ、オイラー類ってなんだっけ・・・?しゃーねぇ。類は友を呼ぼう。」
2011-05-15 22:48:07【眉に唾をつける】 突如導入された良く分からない記号を高速で弄くられた後に、いつの間にか証明が終わってた場合のせめてもの対抗手段。 用例「・・・よくわかんない。とりあえず、眉に唾をつけとく。」
2011-05-15 22:48:37【芽は口ほどにものを言う】 任意の点を固定して、そこでの茎について調べれば解決することも割とたくさんあるよ、という格言。 用例「完全になるかってきかれてもなぁ・・・あ、そうだ!芽は口ほどにものを言うんだった!」
2011-05-15 22:48:54【高を括る】 上からおさえる。転じて、関数列を、ある可積分な関数でおさえること。 用例「今回は高を括れるので、ルベーグの優収束定理より主張を得ます。」
2011-05-15 22:49:06【風が吹けば桶屋が儲かる】一見非自明な定理が証明されること。用例「def. 桶を販売する店のことを以下では桶屋と呼ぶ thm. 風が吹けば桶屋が儲かる」
2011-05-15 23:00:34やった!ことわざコーナー続いた!!“@ranaluta: 【風が吹けば桶屋が儲かる】一見非自明な定理が証明されること。用例「def. 桶を販売する店のことを以下では桶屋と呼ぶ thm. 風が吹けば桶屋が儲かる」”
2011-05-15 23:02:42【塞翁が馬】人生の幸せも不幸も予測がつかないことをいう。昔、辺境の塞近くに住む翁がある定理を示したが、証明に誤りがあった。人々が悲しがった所、翁は「これが良い事になるかもしれない」と言い、後日その誤りが新たな別の主張に結びついたので人々が喜ぶと 、翁は今度は「なにか悪い事が(続)
2011-05-15 23:12:29(承前)起こるかもしれない」と言った。不幸な事にその定理は他の理論から直ちに導かれる事実だった。すると翁は「また何か良い事があるかもしれない」と言った。何と今度はそれらの証明を通じて二つの理論に関連ができ、双方の理論は大いに発展した、という故事から来ている。
2011-05-15 23:12:36