ポエム24 52 『インフルエンサー』篇 (2019/6/1)

sleep @sleep1111

懐かしいな〜って笑える日がきたら良いよね。いつか来るよ。大丈夫。

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朝ごはんは何を食べよう、明日は何をしよう、週末はどこへ行こう、あの人に電話しよう、本を読もう、手紙を書こう、会いに行こう、好きと伝えよう、 その小さな、大きな選択の ひとつひとつが やがては じぶんの運命を、人生を作る。

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出会わなければ良かったと思うような出会いほど、きっと意味のある出会いだったのだと思う。

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一人で強く生きてゆけたらと失うたびに思う。それでもやっぱり笑ったり泣いたりしながら、愛したり愛されたり、たまに傷つけ傷ついたりしても、誰かと共に生きてゆきたいと思うんだ。

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あまり着ないような服だって捨てられないようなわたしが、いったい何を捨てられるというのだろう。

sleep @sleep1111

あなたがいないこの日々に あなたがいないこの場所に あなたがいないこの先の未来に 慣れてゆくことが いつかは立ち直っていることになるのだろうか

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恋愛は同時に熱が上がることはあっても、同時に冷めることは少ない。

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どんなに好きでもラーメンを週に7日食べると辛いし、唐揚げでも辛いし、カレーはもっと無理だし、お寿司ですら飽きるんだから、刺激は少ないけど毎日食べても飽きない白米みたいな人がずっと一緒にいるには良いんだろうな。明太子とか卵とか納豆とか梅干しをのせながら。たまに炒飯にしたりして。

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おじいちゃんと柴犬の組み合わせ、かわいすぎる

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深夜にラーメンを食べるタイプの勇気は持ってる。

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例えば。運命的に出会って劇的に気があって、知り合って日が浅くても深く愛しあえる人がいたとして。長く一緒にいるような気がする人がいたとして。それでも実際のところ、信頼だけは共に過ごす時間が作り上げるものだと思うんだ。

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ただひとつ、それさえあれば他には何もいらないと思えたものが過去の中に一つでもあったとしたら、それが今、手に入っていてもいなくても、大きく自分に影響していることは確かで、多分これから先も消えることなく、掛け替えのないものとして在り続けると思うんです。そうであって欲しいと願うんです。

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「ああ、悪いことをしていたのだな」と過去を悔いる時には、もう償いようがないくらいの遠い未来にいるのだなと思う時がある。

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高くなり過ぎたプライドから、自ら降りることも勇気だと思う。よい折られ方を経験出来ればそれは宝だけど、バキッと折れてハイ終わり、ってことも、まぁあるよなって思う。薄々自分でこれは違うのかなって気づけるのなら、まだ間に合う。まだ大丈夫。いくらでも、やり直せる。

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好きで、好きで好きで、どうしようもないような恋は、いつも、どうにもならなかった。

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最近の夕方は夏の夕暮れの匂いがする。傾く日差しに汗を乾かす風が吹く。さらさらと靡く木の葉の音。夕餉の香り。毎年毎年、同じように季節が巡ってくるのに懐かしく感じるのは何故だろう。ああ、またこの季節が来た、と思う。嬉しくて、だけど切ないのは何故だろう。

sleep @sleep1111

暇も多忙も恋を殺す。

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この先二度と会えなくても、わたしにはわたしの人生が続いていて、あの人にはあの人の人生が、きっと滞る事なく続いてゆくのだろうと思う。それがときどき、堪らなく寂しい。でも、幸せである証だと信じたい。

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会えるのが年１回、むしろそれ以下でもいいから死ぬまで繋がっていたい人がいる。

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悪気のなさは想像力のなさだ。

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日付が変わっても今日にしがみついている。この夜の、わずかな時間がずっと続いて欲しい。眠りにつく前の穏やかな孤独の時間。部屋の空調の音がごうごうと小さな音を立てている。窓の外は夏の夜。明日に負けない自分になりたい。

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そばにいるだけでたくさん笑えるような人といるのが一番だけれど、ちゃんと怒ったり泣いたり出来るかどうかも、とても大切な気がする。

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いま死ぬほど悩んでいることに一年後も同じ熱量で苦しめられているのか、と考えると、案外そうでもないかなと思えたりする。もうだめだ、もう終わった、と思うときにちょっとだけ俯瞰で自分のことを見てみる。ちょうど今夜は流星群が見られるらしい。大丈夫。まだ、大丈夫だよ。

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sleep @sleep1111

私の空白にはあなたの名前がついている。他の何を入れても満たされない。一番の幸福を知ることは、一番不幸なことだったりするのかもしれない。 愛してるもごめんねも何もかも届かない。それでも朝は来るし日々は続いていく。悲しいくらいに、代わり映えなく続いていく。圧倒的な、空白を携えたまま。