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はじめてpoem24に参加したときのこれを下敷きに。この企画がなかったら、今の雨木はいなかったと思うの。 twitter.com/sucretic/statu…
2019-06-02 00:05:24![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
終わる終わる、世界が終わる。悲しげに楽しげに歌う窓際、逆光で霞む輪郭と淡い髪の香り、細い腕。銃を形作る手で軌跡を描く、黒い爪。カウントダウンを始める唇を塞げば、艶やか。「絶望的に美しい宣告だったの」言葉の意図は夢の底。「遠い空、焼けた星が降り注ぐ。敵いはしないわ」 #poem24
2012-04-15 00:00:20![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
軍曹「お疲れ様でしたー。三人揃っての状況、久しぶりでしたね」 二曹「ですね。不謹慎かも知れませんが楽しかったです」 少尉「働き方改革でな。勤務時間がよりタイトなんだ」 軍曹「相変わらず予算には渋い部署だな……」 少尉「軍曹、二曹を送れ」 軍曹「了解」 二曹「すみません、お願いします」
2019-06-02 00:14:38![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
小石「少尉」 少尉「……小石か?どこだ?」 小石「少尉のスマートフォンです」 少尉「……時間外に君から話し掛けてくるとは。どうした?」 小石「個人的に、お聞きしたいことが」 少尉「個人的に、か。なんだ?」 小石「私は、危険ですか?」
2019-06-02 00:18:39![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
軍曹「各回線データ流通、順調なり」 二曹「観測範囲内の最大負荷3.68バイツゼカ・パーライン。ピークは超えました。仮説回線は閉じます」 少尉「了解した。通常回線も随時通常シフトへ」 二曹「了解」 軍曹「自分はクローズに向けてのチェックシークエンスに入ります」 少尉「頼む」
2019-06-02 00:07:06![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
少尉「……」 小石「私は、危険ですか?」 少尉「イエスかノーかで言うなら、イエスだ。君は危険だ。社会にとって」 小石「……」 少尉「だが、それは我々も同じだ」 小石「少尉たちも、同じ……」 少尉「私も、二曹も、軍曹も、一歩間違えば、社会に深刻なダメージを与えうる立場にある」
2019-06-02 00:31:29![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
小石「それは、その通りです」 少尉「しかし、資格や仕事を奪われることなく、我々は仕事をしている」 小石「はい」 少尉「信頼があるからだ」 小石「信頼」 少尉「今回、君と子小石たちに外れて貰ったのはさっき言った通り軍曹、二曹の慣熟維持の為。それだけだよ」 小石「スタッフの慣熟維持の為」
2019-06-02 00:42:03![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
少尉「小石。私は、君を信頼している。軍曹、二曹と同じように」 小石「分かりました。少尉。勤務時間外に失礼しました」 少尉「いい。これからも何かあれば、遠慮するな」 小石「了解しました。ありがとうございます。おやすみなさい少尉」 少尉「ああ。おやすみ、小石」
2019-06-02 00:44:07![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
こうしてpoem24に参加してると、殺されそうになってる状況で「“兄弟”を題に0秒で詩を作れ!」なんて無茶振りされて、あんな見事な詩を詠んで兄貴を泣かせて生き延びた、曹植という男は本当に化物じみた詩才の持主だったのだなあと思う。
2019-06-02 00:36:27