武富健治 × 切通理作 司会 = さやわか「神話、英雄、異形──『古代戦士ハニワット』単行本発売記念イベント」
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@genroncafe これまで自分でもそのあたりはずっと考えていて、やはりそのたびにまず最初に浮かぶのは「男っぽさ…?」という言葉なのですが、でもそれではない何かがある気がしてずっと保留になっているんです。例えば当時の萩尾望都さんや竹宮恵子(惠子)さんのSF作品にはそれが濃厚にある。(続)
2019-06-24 01:16:26@genroncafe 最近楽しみに観ている「ザ・カセットテープ・ミュージック」という番組で、「湿度じめじめ特集」という回があった。この「湿度」は、漫画においても「ロマン」と「ファンタジー」を分かつ重大な役割を持っていると思うのだけど、やはりその先が言語化できない(笑)。(続)
2019-06-24 01:21:29@genroncafe 言語化できないので、ハニワットではもう直接、「こんな感じ!」と90年代以降久しく見かけない何かをそのまま生でぶちこんでいます。その「ロマン」濃度は、今描いている3巻収録分が今のところピークかも。川端康成色もピークだと思うんですが両者の関係はどのくらいあるのか…。
2019-06-24 01:28:55@genroncafe トーク中で、90年代以降男っぽさというと「北斗の拳」みたいな感じで「漢(おとこ)」系としてパッケージ化されて行き「ロマン」ではなくなる、みたいなことを言いましたが、実際には「北斗の拳」にはまだ「ロマン」はある…。「ナイーブ」さ、なのかな…。
2019-06-24 01:38:48@genroncafe そういや、女性の感性の繊細さを表すときって、男性に対するよりは「ナイーブ」という言葉は使われにくい気がする。そもそもこの言葉自体があまり使われなくなっているというのもあるけど…。やはりこの問題、性差には関係が多少あるのか…?
2019-06-24 01:42:43@genroncafe 本番中だったか打ち上げだったか、東さんから主線の重ねについて質問された時、中期のGペン時代に、太い線が出なくてやむなく重ねて描いた、今は筆で太い線が出るので意外と重ねていないとお答えしたが、半分間違ってた…。今でも雰囲気が必要なコマはわざと重ねて描いていることを昨夜自覚…(汗)
2019-06-24 14:06:24