【シナリオ】最弱の魔法少女が魔法を捨てて怪人化する話

最弱の魔法少女が魔法を捨てて怪人化する話
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@akuochiken

先程の魔力砲を何かしらの対抗魔法で弾き返したわけではなく、そもそもその怪物の肉体に魔法の力が通用しないことを、彼女は理解した。 「ぶほっ! ぶふぅおほぉ! ぶはは!」 汚らしい笑い声を上げる怪物。 「あは、ごめんなさい。あまりにもあなたが惨めだからつい下品な声が出てしまったね」

2019-06-26 00:15:29
@akuochiken

雄牛の頭部と融合した少女の顔が、無垢な笑いを湛えるように歪む。 だがその笑顔も、眼下の魔法少女を蔑んでいる表情でしかなかった。 「私ね、あなたに憧れてたの。とても強い力を持った魔法少女。私達の中でも戦闘能力がピカイチ。だからね、いま、あなたを前にして、とても興奮してるの」

2019-06-26 00:47:59
@akuochiken

その興奮を身体で表すようにして、巨大な両手で自らの異常に発達した両胸を鷲掴みにし、一心不乱に揉みしだきながら、怪物の顔は今度は淫らなものへと変化し、息を上げていく。 「たまらない! たまらないわ! 私の身体がおかしくなっちゃいそう!」 怪物が一際吠えると、その股間部に変化が現れる。

2019-06-26 01:00:38
@akuochiken

ビキビキと音を立てて怪物の股間部より急速にせり出し、その頭部に届こうとするほど長く、太い円筒状の器官が絞り上げられていく。 それは怪物の筋肉で固められた肉体に相応しいほど立派で、そして人間なら誰もがその異常さに恐怖し、目を背けたくなるような現実がそそり立っていた。

2019-06-26 23:53:44
@akuochiken

「はぁ……んふ……あなたを見ていると、私のここが疼いて……ふぅ……あんなに強かったあなたが、私の前にひれ伏しているその姿が、惨めで、惨めで……んはぁ……こんなに強い力を手に入れられて、もう、本当に最高よ!」 重力に逆らってそびえ立つそれを両胸で挟み込む形で受ける構図。

2019-06-27 00:06:26
@akuochiken

興奮気味に息も絶え絶えに言葉を漏らす怪物は、その胸元で自分の巨大な両胸に挟まれたのその器官を、押し付ける胸が潰されるほど力を込めて一心不乱に愛撫する。 その一動作毎に、それは表面に筋を浮かび上がらせながら悦ぶように怒張していき、ついに決壊を迎える。 「あは! あは! ぶほほほ!」

2019-06-27 00:15:36
@akuochiken

その円筒状の器官の先端から勢いよく噴出される粘性を持った大量の白い液体。 四方八方に撒き散らされるその液体は、怪物の前で恐怖に喘いでいる魔法少女にも降り掛かる。 「なんだよこれ……」 目の前で繰り広げられている光景が、彼女の理解の範疇を越え、ただ怯えることしかできなくなっていた。

2019-06-27 00:22:07
@akuochiken

眼前の怪物は、その行為によって衰えることなく、むしろ先程よりも興奮しているように全身を怒らせ、筋肉は盛り上がり、表面でピクピクと小刻みに震えていた。 怪物の目の前にそそり立つそれも、先程の愛撫に飽き足らないように、その肉が張り裂けそうになるまで膨張したまま静止していた。

2019-06-27 00:29:04
@akuochiken

「どう、素晴らしいでしょう?」 いつの間にか魔法少女の背後を取っていた女幹部が、彼女の両肩に手を置いて耳元で囁いた。 「彼女は私の与えた力を気に入ってくれた。そしてね、彼女はいま、あなたを犯したくて仕方がないのよ。でもあんなモノをあなたは受け入れられるかしら?」

2019-06-27 00:33:37
@akuochiken

彼女の頭上の怪物は、今すぐに動こうとする気配はないものの、獲物を前にして舌舐めずりしているような、そんな不気味な表情をして彼女を見下していた。 「ふふ、あなたもあんな力が欲しくない? 魔法少女なんてやめて、自分の気持ちに素直になって、欲望のままに生きるの」

2019-06-27 00:39:13
@akuochiken

女幹部の手が彼女の顎へと移動し、優しく首を撫でる。 「あなたほどの魔法少女が私達の味方になって、力を受け入れてくれれば、そこの子なんかより、とびっきり強力な存在になれる。それこそ、この世界を変えられてしまうわ。どう?」 憔悴しきった魔法少女の口から、彼女の最後の意思が漏れ出した。

2019-06-27 00:48:06