アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、RAINBOW-二舎六房の七人-5話脚本:木が記憶する夢

まきもgpfb @makimogpfb

高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人5話24 「自分のために仲間が痛めつけられるのは絶対に許せねえ…」というアニオリのナレーションが入る。カイジ2期(脚本)のカイジ、ベルサイユのばら(コンテ)のオスカル、ど根性ガエル(演出)のひろし等、仲間/弱者/親友が虐げられると激怒するキャラは重視される。 pic.twitter.com/bDo8e3Qo6U

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高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人5話まとめ1 シリーズ中、重要な回と言える。 皆の夢が刻まれた木は、(50年後の状態で)1話アバンにアニオリで出てきており、その経緯がここで明かされる。 高屋敷氏が得意とする時系列操作が、ここで効力を発揮しており、同氏の構成計算の巧みさが光る。

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高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人5話まとめ2 話の密度も濃い。 夢を木に刻む話、釈前房の六郎太の話、石原と佐々木の陰謀、真理雄の右拳損傷、六郎太の一転攻勢のクライマックスなど、複数のエピソードを上手く捌いており、じゃりン子チエ脚本で培った技術が使われている。

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高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人5話まとめ3 ラストの六郎太の一転攻勢は、それまでの積み重ねがある分、カタルシスが感じられる作りで、話の組み立てが上手い。高屋敷氏は、キャラの魅力を積み上げ、それをどう爆発させるかの計算が緻密。

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高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人5話まとめ4 真理雄が六郎太に憧れていることを丁寧に描いたことで、右拳を粉砕された真理雄の痛みや、それを受けての六郎太の怒りが手に取るようにわかる仕組みになっている。夢を語る話と、六郎太の転房の話を、1話内に詰めた意図が窺える。 pic.twitter.com/nhiiCxLUI0

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高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人5話まとめ5 多くの作品で、高屋敷氏は仲間愛を強く描くが、アニオリのナレーション「自分のために仲間が痛めつけられるのは絶対に許せねえ…」は、それが直球で表れており、同氏のポリシーを再確認できる。 こういった所も、同氏の担当作を追う醍醐味。

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高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人5話まとめ6 制作年がカイジ2期と近いので、カイジとのシンクロが多々ある(スタッフも一部共通)。 奇しくも今回(5話)とカイジ2期5話の重なりが目立つ。 凄惨なイジメを主人公達が受け、最後に反撃を開始する流れも共通で、高屋敷氏のシリーズ構成のクセが見える。

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高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人5話まとめ7 今回は、皆の夢が語られるわけであるが、高屋敷氏のテーマの一つ「自分の道は自分で決めろ」と相性が良い。 原作のどこを強く押し、何をテーマにしていくかは、原作つきアニメで重要。 同氏はそれが抜群に上手いので、そこにも注目して見て行きたい。

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こちらも紹介: 私のブログの、 ・F-エフ-(高屋敷氏シリーズ構成・全話脚本)に関する記事一覧: makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… ・宝島(同氏演出)に関する記事一覧: makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego…

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こちらも紹介: グラゼニ(高屋敷氏シリーズ構成・全話脚本)に関する(私の)ツイートまとめ一覧: togetter.com/t/%E3%82%B0%E3… #グラゼニ