海獣に溺れたこの一か月を振り返る感じのまとまっていないまとめ。
- sanzui_radio
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それこそ、生と死、海と陸、言語と言語外は二律背反ではなく、陰陽の印のように、表裏一体のもの...だと思うから、言葉も使っていいし、言葉にならないことを大切にしてもいい。
2019-07-05 20:22:18あの物語を「自分の知ってる概念や思想に当てはめて解釈する」のも多分ほんとうは教典の内容に反してんだよね。それこそその枠に収まらない部分を切り捨ててしまうことだから...
2019-07-05 20:30:585回目。そして今へ。
今回は浴びるのに努めた...からあんまり考えながら観てはないんだけど... ・るかがえのすいに入る時「GUEST」証を提げてるのはちょっとメタくて面白かった。 ・アングラード「観なければ、そらのその先を」はダブルミーニングで好きだな(空の生きた/死んだ意味、宇宙) ・ジムの原作最後のセリフ
2019-07-07 13:36:40個人的な話だけど、るかやプロフェッサーが砂をいじいじしてるカットで、どうしても「パラサイトムーン」の星詠みの砂漠を連想してしまうのよな...砂の一粒一粒が別の宇宙を内包しているという思想...
2019-07-07 13:59:00↑これは海獣に影響されて宗教について学んでみようと思ったという話。
↓そして、ほかの五十嵐作品に手を伸ばし始める。俺たちの戦いはまだこれからだ…
【はなしっぱなし 上/五十嵐 大介】民話集のような、怪異譚のような、スコシフシギのような、民俗的な香りの色濃い短編集。日常の一部にこの世ならざるものがぬるっと入ってきて、現世と常世の境界が曖昧に… → bookmeter.com/reviews/821895… #bookmeter
2019-07-07 20:52:04感想にも書いたんだけど、巻末インタビューで「筆者が学生時代に描いてきたもの」の話になったときの筆者の言「移ろい、のようなものを描きたかったんです。形をとどめにくいものをどう表現しようとか」が、自分の欲しいツボのど真ん中すぎて震えてた...無常なるもの...
2019-07-07 21:01:33はなしっぱなしのあとがきインタビューで筆者のスタンスにふれて以降、作家性への興味が始まってる(これは経験上深入りしてしまうやつ)
2019-07-08 20:26:0130日目。最後に。
このひと月のはまり方は自分の人生の中でも類を見ないものだった…と思う。本当に熱中したし、いまもその余波が続いている。こんな場末の自分勝手なまとめの最後のほうにちまっと書く程度で申し訳ないけれど、自分の世界を広げてくれた五十嵐先生並びに映画スタッフ、そしてフォロワー様方に多大なる感謝を。
こんな作品に出会えるから、まったく人生は楽しい。