東京都助産師会勉強会 【被災妊産婦さんをケアするキーワード】

2011/5/19(木)15:00~東京都助産師会館で行われた、被災者支援のための勉強会のツイッター中継まとめ。 産婦人科医の吉田穂波先生の講演と東京都里帰りプロジェクトの報告。
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東京里帰りプロジェクト @satogaeri

本日5/19 (木)3pm~東京都助産師会館で開催:【第2回被災者支援のための勉強会】「被災妊産婦さんをケアするためのキーワード」一般の方も当日参加可能です!@satogaeriの活動報告もあります!詳細> http://jmat.jp/event/pdf/2011/18.pdf

2011-05-19 05:57:28
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

まもなく15時から【第2回被災者支援のための勉強会】「被災妊産婦さんをケアするためのキーワード」始まります!一般の方も参加可!どうぞふらりとお立ち寄りください。東京都助産師会館5F大講堂@有楽町線護国寺駅徒歩4分http://bit.ly/iopCQi

2011-05-19 14:47:36
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

急遽ツイッター中継決まりました!【第2回被災者支援のための勉強会】「被災妊産婦さんをケアするためのキーワード」このあと15時から始まります!

2011-05-19 14:50:40
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

本日の講師は、産婦人科医の吉田穂波先生です。講演の前に東京里帰りプロジェクト@satogaeriについての報告を行います。

2011-05-19 14:53:57
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

まもなく勉強会が始まります。ご質問のある方は、@satogaeriで話しかけてください!最後に質疑応答の時間があります。

2011-05-19 15:03:42
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

始まりました!東京都助産師会の副会長の宗よりご挨拶です。東京里帰りプロジェクトの進行状況をお伝えします。マッチング件数が20組、相談件数が80件にのぼる。実際5組が進行中でまもなくマッチング成立。

2011-05-19 15:05:06
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

様々な課題を多様なボランティアのネットワークで乗り越えている。移動したい妊産婦さんは上のお子さんがいる。小さい子が多い。大きくても5歳。

2011-05-19 15:05:55
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

上のお子さんがいらっしゃるとゆっくり休めないので、上のお子さんの保育園、幼稚園を決めなければならない。これが問題。

2011-05-19 15:06:26
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

マッチング済み件数の多くは福島から。ご家族が泊まりたいときの問題。上の子が帝王切開なので下の子も帝王切開が必要。大きな病院での出産を希望される。いろんな助産院も受け入れ可能だが、都心の病院での出産となると通いやすさを重視して受け入れなければならない。

2011-05-19 15:08:52
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

福島からの受け入れの問題。いつ帰れるかわからない。問題が長期化する可能性。

2011-05-19 15:09:30
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

仙台以北の状況が厳しい。今日の産婦人科医の吉田先生よりその点を詳しく講演いただく。なんと4人のお子さん(6、4、2、0歳)のママ!

2011-05-19 15:11:27
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

吉田穂波先生のお話が始まりました。産婦人科医として生きる中で、自分の中で足りない人間性、芯のようなものがない気がした。子どもを産みたいと考えるようになった。ドイツで妊娠、出産。産前産後は助産師のケアを受ける。

2011-05-19 15:14:11
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

出産はゴールではなくスタートであると感じた。ある意味孤独な期間を助産師と共に歩むことができた。産婦人科医としての妊婦への接し方が変化していった。

2011-05-19 15:15:03
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

311震災時は東京で。日本で被災地支援を行いたいと考え、2010年に発足したPCAT(日本プライマリ・ケア連合学会)と活動を開始することになった。今回の災害は、救急医療の出番はない。生き残った元気な方の身近でのケアが中心となる。しかも長期に亘る。

2011-05-19 15:17:52
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

PCATのコアとなる活動方針。底上げ型の医療・保健支援。地元の人が働くに際して来診、当直の代行。栄養士、薬剤師、理学療法士、カウンセラー、歯科衛生士とのチーム医療。それぞれの専門性を発揮した活動。

2011-05-19 15:19:24
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

今回の災害サイクルの特徴。超急性期が早く終わった。1週間程度。亡くなる方か元気な方かどちらか。中間の方が少ない。医療のニーズは実はあまりなかった。急性期も同様。

2011-05-19 15:21:52
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

現在は慢性期に入ってきている。総合医療、プライマリケア、診療訪問などが必要。高齢者、妊産婦など弱者へのサポートが不足している。南三陸町、石巻での活動しているが、地域により状況はまったく異なる。

2011-05-19 15:24:22
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

災害時でも平時でも出産はとめられない。にもかかわらず今回の災害ではその支援が当初見逃されていた。発展途上国であれば大規模なNGOが入るのだが、日本はその対象ではないため、立ち遅れていた。

2011-05-19 15:27:09
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

3月末より被災地での周産期支援、被災妊産婦のアセスメント開始。避難所の訪問でわかったこと。妊産婦は自分だけが安全なところに逃げることができずにいた。上の子、親の介護、さまざまなものを抱えている。

2011-05-19 15:29:10
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

これからの活動:産前・産後のケアハウス立ち上げ。手薄になっていた産後訪問での新生児健診および産褥健診の正常化。ピアグループ(育児サークル、両親学級など産後うつ防止対策としても同じ産後女性との繋がりが重要)、解雇された助産師の再就職、母親に仕事を(そして保育園!)、助産院の立ち上げ

2011-05-19 15:33:55
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

震災でネグレクトされていた人とは?→赤ちゃん、こども、妊婦さん、産後のお母さん 次に何かの災害があったときに教訓にしなければならない。見落とされがちな妊産婦やこどものケア。妊産婦の体は一人だけのものではなく、必要とするエネルギーも大きい。本

2011-05-19 15:35:55
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

本能でこどもを守ろうとするため、外界からの刺激や言葉、ストレスに敏感。特別扱いを許さないのではなく、大切な人として優先してあげるべき。

2011-05-19 15:37:02
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

現在、復旧から復興への重要な時期にもかかわらずGWを境に支援が引き波状態。未曾有の大災害に対して、正しい答えはない。「何かできることがしたい」よりもまず「現地の人の話を聞くこと」「自分はだれの役に立つのか」を考えること。メディアは悲惨な状況を伝えがちだが、多くの方々は普通に

2011-05-19 15:39:54
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

暮らしていて、普通の日々の生活の悩みを抱えている。その悩みに寄り添う支援が必要。普通の方々の普通の声を聞く。助産師が得意なエリア。ありふれた質問を受け止め答えること。

2011-05-19 15:41:30
東京里帰りプロジェクト @satogaeri

ひとつ、成功例(モデルケース)を作る。批判もあるかもしれないが、まず「こうすればいいのかな」「私たちも真似してみよう」と波及していくはず。皆で取り組んでいきたい。2ヶ月支援してきて自分も正直疲れている。しかしこうやって講演で話すことができて、受け止めてもらえた気持ちがしてうれしい

2011-05-19 15:44:18