カエルーランドの話～第２章～
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カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 文明を捨てて島でのんびりと暮らすカエルーランドのカエルたち島は暖かいので冬眠もしなくていいし天敵も居ないその代わり電気も無いテレビも無い電話も無い通貨制度が無くて色んなものはあげたりもらったりしてる荷物を遠くに届けたいときは届け先を書いて荷物に貼る
2011-05-18 21:59:07
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 荷物を遠くに届けたいときは届け先を書いて荷物に貼り付けてとりあえず隣のカエルか通りすがりのカエルに渡す受け取ったカエルは自分の都合のつく範囲でなるべく届け先に近いところまで行きまた別のカエルに渡すそれを繰り返してバケツリレーのように物が流通している
2011-05-18 22:01:51
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 このバケツリレー的な宅配制度はもちろん無料ただし相手先にいつ届くかはわからないけどカエルーランドのカエルたちは急いでないから特に問題無し体の大きなウシガエルがタクシーのように背中に他のカエルを乗せて運んであげる事もあるウシガエルのタクシーはウクシー
2011-05-18 22:04:41
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 ごくまれに宅配荷物を急いで送りたいときはトビガエルというカエルに頼むフライングフロッグという会社があってこいのぼりのポールみたいな長い棒が立っててその下にトビガエルがジュースかなんか飲みながらボーっとスタンバイしてる荷物を渡すと棒を登り目的地に向け
2011-05-18 22:08:14
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 トビガエルに荷物を渡すと棒を登り目的地に向け飛ぶフライングフロッグの事務所はカエルーランドのいたるところに有ってトビガエルは事務所の棒を登っては飛びを繰り返して荷物を運ぶ手渡しバケツリレー宅配よりずいぶん早く届くでもほとんど利用者無し
2011-05-18 22:12:08
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 つめガエル社というのが有って饅頭を作っている「つめマンジュウ」もろこし茶というお茶がある周りの海にボールみたいに丸い〇コンブという海草があってそのままかじって食べるらしいサトイモみたいな芋をペースト状にして棒に塗ってアイスキャンデーみたいに食べる
2011-05-18 22:18:10
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 テレビなどの娯楽が無い代わりにみんなでお芝居をしたり見たりするのが娯楽になってる家族で寸劇をやって近所の人に見せたり大道芸人みたいに一人芝居をしたり大人数がかりでカエルドームを借り切ってやる大変に凝った芝居もある評判がいい芝居は遠くからも大勢見物に
2011-05-18 22:22:21
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 カエルドームでは何年かに一回ケロリンピックという大会があって色んなことを競うスポーツ的なものだけとは限らないで体の模様とか声の美しさとかも競うがスポーツと違って採点の基準がはっきりして無いので話し合いに話し合いを重ねて結局「みんなすばらしかったね」
2011-05-18 22:25:40
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 カエルーランドのカエルたちは人間みたいに二足歩行今はのんびり暮らしていてもなにぶん昔は今の人類よりはるかに進んだ科学技術を持っていたくらいだし進化の過程で二足歩行になったんだろうけど服は着ていない着るとしてもベストとか上半身に羽織る程度
2011-05-18 22:28:42
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 これがカエル達が住む島「カエルーランド」の地図です http://f.hatena.ne.jp/kaeru-land/20100408202255
2011-05-18 22:29:47
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 カエルたちはいろんな種類が住んでるけど共通言語があって言葉で意思伝達してる(カエルーランド語)実は周りの海にはウニの国が有ってウニたちは人間社会で言うとエジソンが生きてた時代よりちょっと劣るくらいの科学技術があるウニたちはウニ語を話す
2011-05-18 22:40:39
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 いろいろあって後にウニとカエルがお互いの存在を知り交流をはかろうとするがなんとも言葉が通じないそのとき通訳をかってでたのがカエルーランドでは無口(まったくしゃべらない)と思われていたカニたちだったカニは海と陸を行き来していて両方話せる様になっていた
2011-05-18 22:43:34
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 平和で全体的にボーっとしているカエルーランドにある日突然海から大きな物体が上陸してくる大きなナマコみたいな http://f.hatena.ne.jp/kaeru-land/20100111213438 こんなやつが地面を震わせてどすんどすんと上陸
2011-05-18 22:49:18
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 海から大きな(長さ２メートル)のナマコみたいなものがどすどすと上陸してきてカエルーランドの内陸をめざじて進みはじめるお尻にはコードのような物を引きずっていて表現はちょっとアレだけど電源入れて地面に置いたローターみたいな感じね(ウフッ)
2011-05-18 22:52:40
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 海から上陸したお尻からコードを引きずった大きなナマコがカエルーランドの内陸に進んで行くがある程度進むとコードが突っ張ってそれ以上前進できなくなりその場でどったんばったんしているうるさいし地面は揺れるしカエルたちは困り果てるがどうにも出来ない
2011-05-18 22:55:22
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 大きなナマコは何だったかというとカエルーランドの周りの海に住んでいるウニたちが陸上探査の為に作ったロボットで電気で動いているから電源コードを引きずってて長さが足りなくなってどったんどったんしてたナマコ型地上探査ロボット「ナマコング」
2011-05-18 23:00:04
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 ウニたちはまるで今の私達が火星や小惑星に探査機を飛ばすような感覚で陸上にナマコ形ロボットを送り込んだ陸上がどのくらいの広さが有ってどんな所なのか知りたかったのだ知ってどうということも無いが知的好奇心だったと思う結果カエルたちと友達になる事が出来た
2011-05-18 23:03:26
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 ナマコングが立ち往生してると大風が吹き雷鳴轟きカエルーランドのプックー遺跡の石像に亀裂が走って中から赤い目の黄色い巨大カエル(身長２メートル)がでてきてそこでカエルーランドの国民達は伝説を思い出してこの危機を黄色い巨神が何とかしてくれると喝采
2011-05-18 23:09:22
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 プックー遺跡の石像から出てきた伝説の巨神「マフラープックー」はすぐに行動開始ナマコングの所に飛んで行き電源コードを引っこ抜くとあら不思議ナマコ止まる http://f.hatena.ne.jp/kaeru-land/20110518230548
2011-05-18 23:12:03
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 遠い昔に高度な文明を捨てたカエルーランドのカエルたちはナマコングを見ても機械だかなんだかわからないし引きずってるのも電気コードだと知らなかったので対処が出来なかったのだナマコングはストップして今は公園の遊具になってる「ナマコング公園」
2011-05-18 23:14:11
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 ここにカエルーランドの名物というか観光地の記念品的なもので特に有名なものが紹介されてますナマコング公園の入場記念のチケットもあります http://f.hatena.ne.jp/kaeru-land/20110518231534
2011-05-18 23:18:11
カエルーランド
@kaeruland
物語としてのカエルーランドの話 ここにカエルドームキーホルダーというものが有りますがカエルーランドには泥棒は居ないので鍵は必要ないし存在しないからこのキーホルダーが何のための物か？ http://f.hatena.ne.jp/kaeru-land/20110518231534
2011-05-18 23:20:04
カエルーランド
@kaeruland
現実としてのカエルーランドの話 プロミスという会社がカエルーランドの「マフラープックー」に似たキャラクターを広告に使い出してしまいにマフプクがプロミスのカエルに似ているから描くな使うな等と高額訴訟を起こされてマフプクの絵が使えなくなった時に本物のマフラープックーが現れ助けてくれる
2011-05-18 23:30:45