【腐向け】botログ

修造ルシフェル @hage_luci

@di_lucifel ああ…ありがとう（掬いきれない相手の言葉を返すことも出来ずにただ頷くばかりで苦々しげに感謝の気持ちだけ返し、頬に触れる手はやさしく肌を滑らせて指の腹で相手の震える唇をなぞった後その言葉奪うように啄むような口付けをしてすぐに離れ）わかった。うん。わかってる。

@di_lucifel

@hage_luci 花言葉は、変わらぬ…――(言いかけた唇を塞ぐ温度の無い感触に思わず言葉を飲み込んで薄く瞼を開き、重ねていた腕をだらりと下ろして一気に頬を染め上げると、そのまま相手のシャツの裾を指先で掴んでもっととねだるように小さく引き)……すき、すき…ごめん、…すき…。

修造ルシフェル @hage_luci

@di_lucifel …謝るな（引かれるまま相手との距離を詰めて要求に応えるべく抱え込むようにして両の腕を相手の頭に回し、鼻先触れ合わせたまま間近で相手の瞳を覗き込むもその奥にあるものを直視することに耐えられず、すぐに瞼を伏せて敢えて唇避けながら頬、瞼、額へと口付けてやり）

@di_lucifel

@hage_luci (解放された右手を相手の肩へと乗せて身を寄せるともう一度瞼を伏せて左腕を相手の背へ回し直しながら落とされる口付けを静かに受け入れ、短く息を吐くと共に掠れた声をうわ言のように零して)……す、き…。

修造ルシフェル @hage_luci

@di_lucifel ああ、…す、（自身の想い言葉にすべく口を開くも実の伴わぬ虚の言葉が喉まででかかった辺りで張り詰めた糸で締め上げられるような息苦しさを胸の奥に感じて口を閉ざしてしまい、思わず顔を背けてしまうと相手の頭をそっと宥めるように撫でるだけにとどめ）うん、ありがとう。

@di_lucifel

@hage_luci (紡ぎかけた言葉はわざと聞こえなかったふりをして唇を引き結ぶと一度瞳を開いて眼前の顔を真っ直ぐに見つめ、今度は自分から相手の体を抱き寄せて腕の中に納めてしまい、頬に頬を擦り寄せて眉を下げ)無理に私に合わせてくれなくて良い。分かってるから、…もう良いんだ。

修造ルシフェル @hage_luci

@di_lucifel （お為ごかしでしかない相手への行為に眉を寄せるものの招かれるままに相手に身を預け、緊張の糸をほぐすように脱力しようとするもただその身は温度もなく震えるばかりで頬へ寄せられる相手の肌を受け入れるも束の間すぐに肩を押して相手から離れようとし）…ごめん。

@di_lucifel

@hage_luci (今度は抵抗無く体を離して一歩その場で足を引き、少し距離を取った状態で相手から目を逸らしつつ名残惜しげに腕を解いてすぐに両の手をポケットへと突っ込んでしまい、一度逸らしてしまえばもう顔を見る事もできず、肩を竦めて)謝るなよ。私が悪い事をしたみたいじゃないか。

修造ルシフェル @hage_luci

@di_lucifel （己の力に逆らわず退かれるとそれに従い支えを失った腕は落とされ、相手につられるようにして無意識に半歩退くと崩さぬように片手に持ったままだった桔梗に視線を落とし）私が悪い事をしているような気分だから言ったんだよ。だが…ありがとう。大事にするよ。花も、君も。

@di_lucifel

@hage_luci …ん。私も、大切にする(右腕を上げただけでボタンの留まっていない袖は容易に捲れてその内側に巻き付けられた赤を晒し、自分自身で白と赤のコントラストを横目に確認しながら赤く腫らした目元を笑みに緩ませて小首を傾げ)伝わらなくても、私は君がいるだけで十分幸せだから。

修造ルシフェル @hage_luci

@di_lucifel （伝わらなくても、の言葉に相手の気持ちを完全には理解できぬ己へのもどかしさで口を噤んでしまい、思いつく返答はどれも空虚の欠片ばかりで結局は何も発する事が出来ずに一度だけ頷き漸く出した感謝の言葉の響きの虚しさから目を背けるようにして踵を返し）…ありがとう。

@di_lucifel

@hage_luci それに、いつまでも泣いてばかりいられない、し…(言い掛けた矢先に声が震えてしまったのを感じて誤魔化すように咳払いをし、腫れた目を擦りながら困ったように笑い声を漏らしてポケットの中で拳を作り)はは、これじゃあいつまでたっても君のサポートが必要になってしまうな。

修造ルシフェル @hage_luci

@di_lucifel 君が泣き虫で甘ったれなのは知っているよ。君だから…甘えてほしいし、それには出来る限り応えたい。だから、…（相手に背を向け自分の表情も行動も見せぬようにしながら、圧縮されたような胸の奥に俯くと堪えきれぬものを注ぐ様に桔梗の花弁にそっと口付け）また会おう。

@di_lucifel

@hage_luci (此方から見えるのは相手の背中だけで、それを何処か他人事のように眺めながら唇を引き結んでポケットから手を出し、心の奥底から這い上がってくる詰まるような苦しさに忙しなく首筋や手首を撫でて気を落ち着かせ)あぁ…また、馬鹿な話でもしよう。君は私の友人なんだからね。

修造ルシフェル @hage_luci

@di_lucifel ああ、私も楽しみにしているよ。君には笑っていてほしい（自己満足な行為も虚しく先刻相手の唇に触れた己のそれに指の背を添えて既に消えた感触を思い出そうとするも、すぐに無意味なその行動捨てるべく軽く拭ってから小さく呟いて岐路に着き）私だって君のことが…だからね。