- horiehitoki
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満足刀匠 @HRc166 の陸奥鉄鍛え (戦艦陸奥の防御鋼板) 今朝焼きを入れたそうだ 隕鉄刀に似た肌が顕著に出るが、焼き入れ性が良い鋼材らしく、肌につれて直刃みだれる pic.twitter.com/UvjdkP3ZoN
2018-05-30 14:41:27戦艦陸奥の防御鋼板ってことは玉鋼とは違う素材で日本刀作ってるんだよね?作れるんだ……。工業加工品に使う鉄は粘りが無いから向かないのかな?って思ってた。
2018-05-30 15:12:12陸奥鉄ムクではなくて、約1割くらい積み沸かしに混ぜてます。 ムクだと焼き入れ性が良すぎて刃文は形成されないと思う。硬すぎるしね。
2018-05-30 16:05:39玉鋼と特殊鋼(戦艦の鉄)の割合
- 三笠刀…玉鋼7:三笠砲身3
- 青海波…玉鋼9:陸奥装甲1
三笠刀と比べ、青海波は特殊鋼に対する玉鋼の割合が上がりました。
理由としては、満足刀匠の試行錯誤の結果、特殊鋼中のニッケルNiとクロムCrの比率が三笠刀より上がっており、同じ割合では非常に硬くなり作刀に向かないこと、また焼き入れ性がよくなりすぎる(刃文が形成されにくい)ため日本刀として成立しなくなることが判明したことが挙げられます。
陸奥鉄鍛え。 焼き入れ前と焼き入れして修正後。だいぶ反りが違うのが分かると思います。 pic.twitter.com/7lC0iKap6W
2018-05-30 16:40:36#陸奥鉄 鍛えの刀が柏木研師より帰ってきた。 下地研ぎです。 注文主と彫りの最終調整 とは言っても位置的な事はこれからだけど pic.twitter.com/AylVgVHcn9
2018-07-29 14:42:46左は満足刀匠 @HRc166 戦艦陸奥の防御鋼板を混ぜた刀なので 茎の肌、硬軟に大きく差があり、 銘が非常に切りにくかったそうです。 令和元年ぼたんはなさくきちじつ 七十二侯
2019-05-01 14:24:37粗彫り 文字陰刻は粗彫りまでは一気に進むが、此処からが手間 時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ 以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス pic.twitter.com/9yxjAMgmuk
2019-06-09 16:15:28やっと切下(キサゲ)が終わる タガネで彫ったあと切下で均します。 多少はこれでも彫れるので彫りの修正も。 戦艦陸奥の防御鋼板を混ぜた刀なので、硬いというかへんに粘る。 切下はすぐはが丸まるし、引っかかるしで見積もりの三倍ぐらい時間かかる。 pic.twitter.com/k9zceKC5dG
2019-06-13 17:53:39一割ぐらい玉鋼に混ぜて積み沸かししたのですが、充分に沸いた状態でも陸奥鉄は硬く、鍛えの最初の頃は難儀しました。 テコ元(ナカゴになる)辺りは充分に混ざらない為、ナカゴ仕立ての時苦労しました。 twitter.com/shigetsune/sta…
2019-06-13 21:29:26号に込められた思い
「太平の世がいつまでも続くように」という願いが込められているとされる青海波文様。
陸奥鉄と同じく、海に由来するものであることと、刀身の碑文"萬世の為に太平を開く"にも通づる平和への願いから、「青海波」の号を採りました。
姿の由来
青海波の姿は元帥刀に由来しています。
一般的な鋒両刃(小烏丸)造りとの違いは、鋒が鋭利で、鎬が棟側に寄っているところです。
また、佩裏には菊の御紋章の代わりに、海軍の「桜に錨」が彫られています。
元帥刀の佩裏は「陰十六八重表菊(かげじゅうろくやえおもてぎく)」の金象嵌です。
鎺(はばき)について
明治時代の金工師、加納夏雄の作である、水龍剣の鎺を参考にしています。
水龍剣のものが金無垢で華やかな印象であるのに対し、青海波のそれは、落ち着いた印象にするために銀無垢を採用しています。
うーん、裏面の位置がイマイチしっくりこない はばきは描いてみただけ pic.twitter.com/6wB5BCyiF1
2019-07-18 18:42:35下絵をつける あまりにも細かいので、通常の墨ではなく、青ニスを全体に塗って、罫書き針で 彫り始める pic.twitter.com/Fo31fHeA56
2019-07-22 22:59:19