生命予後を知ることの意味を考えるー乳がん・前立腺がん体験者の語りからー 知りたい人は治らないと言われるかもしれないことをどの程度覚悟しているのか。知ることイコール主体的に終末期を生きることではない。
2011-05-21 13:13:12誰がネオリベラリズムを支持するのかー健康との関連からの検討ー 階層帰属意識と主観的健康感の交互作用がある。階層が高いと健康と支持が正の関連、低いと負の関連。
2011-05-21 13:40:23独居高齢者の在宅への対話ボランティアの新たな可能性 りすの会 疎外感、孤独感そのものを支援 ただ聞くだけでなく話すことによって元気になってもらう対話。複数で訪問する 主体性という感覚(sense of self-agency)を持つことができる。
2011-05-21 14:17:11心理社会的職場環境要因とwell-beingとの関係におけるsense of cohererenceの媒介効果に関する研究ー3時点パネルデータの解析結果よりー
2011-05-21 14:37:58池田光穂大会長講演「拡張するヘルスコミュニケーションの現場」思弁的なアプローチによって、ヘルスコミュニケーションの理論と研究上の枠組の構造やダイナミズムが生まれた歴史的背景について触れる
2011-05-21 15:16:51【保健医療社会学会、平田オリザさんの話】終了。とても面白く刺激的で、話しに引き込まれた。会場が湧いてた。明らかな現象を説明するのが得意な医療者•科学者に対して劇作家が出来る事は、わかりにくい•説明しにくいことを演じる事を通じて理解する事と。
2011-05-21 18:02:30【保健医療社会学会、平田オリザさんの話】文化やコンテクストが異なる相手のことは「すぐには」理解できない。共有出来る部分を広げて広げて行くことで、共感に結びつける。
2011-05-21 18:11:27【保健医療社会学会、平田オリザさんの話】コミュニケーション教育の話しに限らないが、PISAで学力が高いフィンランドは個別的なinputでそれを集約してグループで一つのアイデアをoutputするような演劇に似た教育がなされている。日本は逆。社会で求められるのは前者ではないか。
2011-05-21 18:16:58【保健医療社会学会、平田オリザさんの話】不登校を起こす子供が時折、良い子を演じるのに疲れたと言う。だが本当の自分だけで社会生活は送れない。日本語では「演技」が嘘偽りと捉えられるが、自分を演じても疲れない、演技を楽しめる子どもを育てるのが教育なのではないかと。目からウロコだった!
2011-05-21 18:21:59【保健医療社会学会、平田オリザさんの話】阪大コミュニケーションデザイン学科では、相手との共通部分を探し、相手を気遣い•思いやれる、言いたいことを言える場をデザインすることを研究しているそう。切り口はコミュニケーションの促進で、小さい視点では話し方から、大きな視点では建築まで!
2011-05-21 18:26:27ヘルスコミュニケーション、大事ですね。 RT @yoko_SETOYAMA: 【保健医療社会学会、平田オリザさんの話】...明らかな現象を説明するのが得意な医療者•科学者に対して劇作家が出来る事は、わかりにくい•説明しにくいことを演じる事を通じて理解する事と。
2011-05-21 18:37:30たしかに相手のコンテクストに対する丁寧な歩み寄りが必要ですね。 RT @yoko_SETOYAMA: 【保健医療社会学会、平田オリザさんの話】文化やコンテクストが異なる相手のことは「すぐには」理解できない。共有出来る部分を広げて広げて行くことで、共感に結びつける。
2011-05-21 18:38:13科学コミュニケーションの演題に間に合わないが、健康情報を探す際に混乱しやすい対象および健康情報が届きにくい対象の理論とそのアプローチ方法の検討、には間に合うか。
2011-05-22 09:42:19【日本保健医療社会学会】一般演題「健康情報を探す際に混乱しやすい対象および健康情報が届きにくい対象の理解とそのアプローチ方法の検討」国立がんセンター高山先生。4501通の質問紙調査。いわゆる「情報弱者」は、低学歴、独身、拠点病院まで遠い人など。逆の人は、専門家・ネットなど利用者。
2011-05-22 10:07:124500通もの質問紙を使った素晴らしい研究ですが、結果としてはおおよそ予測通りの結果。大きな課題として「拠点病院から遠距離の人」が明らかな情報弱者であったことから、情報インフラを整備する必要性が。
2011-05-22 10:09:56健康情報を探す際に混乱やすい人は?個人要因→男性、20~30代、教育年数短い。環境要因→拠点病院までの時間の遠い人。心理的要因→がん連の情報を得ることが怖い。健康情報について話すコミュニティが少ない人。⇒日ごろから家族や身近な人と、健康や病気に関する話をたくさんすることが重要?
2011-05-22 10:12:24もう一点、興味深い視点として健康情報弱者には二種類あり、情報を探す際に混乱しやすい人と、情報が届きにくい人がいること。前者は男性に多く、後者には女性が多いことも明らかに。ちなみに広島県と栃木県の住民が対象。
2011-05-22 10:13:05今回、女性の方に情報が届きにくかった原因として地理的要因が大きいだろう。山間部の住民は山を越えないと情報も行き来しにくいなど。
2011-05-22 10:15:31医療専門家の介在、インターネット、多様なアクセス方法を知っていることは、効果的な情報提供の手段となりえることが示唆。病院規模、予算規模よりもイニシアティブのある職員の存在が運営や課題を解決している事例。@高山智子先生⇒政策は、お金をたくさんばらまくよりも人材を育てることに力点を?
2011-05-22 10:17:01ちなみに20代から30代の若い人はヘルスリテラシーが低い(健康情報を探す際に混乱しやすい)。病気に対する関心や経験が不足しているから。
2011-05-22 10:17:26健康情報が届きに行く人とはどういう人たちか?→拠点病院から遠い、学歴、配偶者の有無、女性と言う結果。広島、栃木を対象に調査。では、社会的ネットワークの形成が、地域・個人属性の課題を改善できるのか?
2011-05-22 10:18:31