ちーけんペルー旅行の記録・（７）ペルーで人気急上昇中の観光地、標高５１００ｍの「レインボーマウンテン」を征服した編

ちーけん旅行垢 @ytsuk_blog2

明けて、４月２６日。この日は、ペルーで急速に人気観光地となっている「レインボーマウンテン」に登るツアーを予約していました。レインボーマウンテンが何なのか、それは後でのお楽しみとして、何とツアーの集合時刻は朝の４時。なので、深夜０時に寝たちーけんさん、朝の３時半起きで死にそうです。

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身支度を整えてホテルのロビーに降りて迎えを待っていましたが、外は真っ暗です。しかも朝４時にピックアップされるはずが、車が１０分ほど遅れてきたので、待ってる間はすっぽかされたのではないかと気が気ではありませんでした。というのも…。

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この「レインボーマウンテン」に登るツアーは、旅行予約サイトのベルトラを通じて、日本からネット予約したのですが、ペルー出発直前になって、「突然のお願いで申し訳ないのですが、ペルーに着いたら、ツアーの事前説明会に参加するよう、現地から指示がありました」とベルトラから連絡が来たのです。

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そんなことを急に言われても、マチュピチュ観光とかすでにギューギューに予定を詰め込んであるため、ツアーの事前説明会などに参加する時間的余裕がありません。その旨を伝えると、代わりにペルーに着いたら現地のツアー催行会社に電話するように言われました。

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ちーけん「えっ、私、英語しゃべれないんで無理です！」 ベルトラ「本当に申し訳ないんですが、高山登山ということで事前説明会に出ることがツアー参加の条件だと、急に現地から言ってきまして…本当に申し訳ありません」 ちーけん「うう…じゃあとりあえず電話はします」

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というわけで、マチュピチュ観光の合間をぬって、ホテルの電話からツアー催行会社に電話しました。 ちーけん「はろー。まいねーむいずちーけん。あいりざーぶどゆあーれいんぼーまうんてんわんでいつあー」

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以下、とにかく自分の名前と、４月２６日のレインボーマウンテンツアーに参加する客だということを、何度も英語で繰り返しました。電話の向こうからは、いろいろと注意事項とか説明しようとした雰囲気を感じましたが、英語が通じないと向こうもわかってくれたらしく…。

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電話口で、迎えの時間が朝４時であることを確認して、とにかくツアーには予約どおり参加するからよろしくな！！！！　という感じのことを何度も言って、２６日！　朝４時！　迎え待ってる！　と英単語を並べて電話を切ったのでした。

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以上のような経緯があったため、この日の朝、はたしてちゃんとちーけんのことをホテルまで迎えに来てくれるのか、はなはだ心許ない状態でロビーのソファに座っていたわけです。

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１０分ほど遅れて車が現れたときには、心の底からホッとしました。英語ガイドとして同行するのは中年おじさんのルイスさんで、とりあえず挨拶と握手を交わして車内へ。

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車に乗り込むと、先客が２人いました。パッと見て日本人だとわかったので、海外で日本人と会うのが嫌いなちーけんは（うげー　最悪じゃー　話しかけられないようにしよ…）などと失礼なことを思いながら、「今日はよろしくお願いします」とだけ挨拶して座席に座ったのですが…。

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すると、奥さんのほうから声をかけられたのです。 「すいません、もしかして一昨日、ワイナピチュに登られていませんでしたか？」 そうなのです。ワイナピチュ登山で見かけた日本人ご夫婦と、このレインボーマウンテンツアーでも偶然ご一緒することになったのでした。

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話して見たら、ゼネコン勤務のご主人と、個人事業主の奥さんとのご夫婦で、とても知的で話しやすく、結果的にこの日のツアーでは食事などもずっとご一緒させていただいて、大変楽しく過ごすことができたのでした。人間も捨てたものじゃなかったんや…（感動

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レインボーマウンテンは、クスコから１００キロほどのところにあります。 朝４時にホテルを出発して、２時間ほど走ったところで、小さな小さなドライブイン（？）のようなところに止まって、朝食となりました。 手前の車がちーけんご一行を乗せたツアー車で、奥の建物がドライブイン（？）です。 pic.twitter.com/ugIOPV1aiP

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中に入ると、本当に簡単な朝食ビュッフェが用意されていました。家族経営のドライブイン（？）のようで、オーナーらしき中年夫婦と子どもたち、おばあちゃんが次々と出てきて飲み物を用意してくれたり。 pic.twitter.com/QVmyeX8g2k

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フルーツを食べる習慣がないちーけん氏、しかたがないのでパンにチーズを挟んで食べました。ちなみに、このドライブインがあるあたりでだいたい富士山山頂と同じくらいの標高で、寝不足の身にはなかなかキツいものがありました。 pic.twitter.com/7sUcfsIRDl

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甘いパンもありました。 この日のツアーは、客はちーけんと日本人ご夫婦の３人だけで、それにガイドのルイスさん。くわえて、この旅行会社で働く予定だというニュージーランド人青年とペルー人の若い女の子が、研修（と言ってたと思うが英語に自信がない）で同行していました。 pic.twitter.com/UOwsuzOyYe

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ニュージーランド人青年は２６歳でジェフと名乗りました。ちーけんは英語が下手くそなかわりに、まったくそのクソ英語を恥ずかしがらずにしゃべることができるので、パンをかじりながら、つたない英語でジェフと少し話をしました。

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「ニュージーランドから、なんでまたわざわざペルーに来たの？」と聞いたら、「ニュージーランドを知ってるか？　めちゃめちゃ退屈な国なんだ」と、もううんざりというようなジェスチャーで教えてくれました。

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ジェフはすでにペルー中をかなり旅行してきたそうで、ちーけんがこの後、アマゾン川沿いの都市イキトスなどに行く予定だと話すと、「イキトスには俺が世界中で見た中でも最高にクレイジーでヤバい市場がある。絶対に行ったほうがいい」と言われました。名前を聞いてメモっておきました。