どう即さんの「ロバート・A・ハインラインが脚本を書いた『プロジェクト・ムーンベース(1953)』という映画を見たんだけど…」

「男主人公が月調査飛行へ出かける寸前に「隊員が男ばかりで、女が含まれてないのはケシカラン」と大統領から横やりが入る→仕方なく権利意識の高い女性を指揮官にする→テンで役にたたず~トラブル続出…」みたいな内容を、ギャグとしてではなく大真面目にやってたのが印象的
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(……) @pc_unko

ロバート・A・ハインラインが脚本を書いた『プロジェクト・ムーンベース(1953)』という映画を見たんだけど、「男主人公が月調査飛行へ出かける寸前に「隊員が男ばかりで、女が含まれてないのはケシカラン」と大統領から横やりが入る→仕方なく権利意識の高い女性を指揮官にする→テンで役にたたず~ pic.twitter.com/Lcq9kI6zWf

2019-09-20 09:21:16
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(……) @pc_unko

トラブル続出…」みたいな内容を、ギャグとしてではなく大真面目にやってたのが印象的だった。政策時期を反映した反共ネタ含め「最近の米国映画を見て「作り手はPCに配慮しすぎだ!ただいるだけで物語的に何の役にもたたない〇〇とか✕✕を出すなよ!」と怒る人が凄く喜びそうな映画だな」と思ったよ pic.twitter.com/jfU7cqUrrT

2019-09-20 09:21:17
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(……) @pc_unko

この映画凄いのはココからなんだ。宇宙船に密かに潜入してた敵国スパイの活動により、彼らは月から帰れなくなる(スパイは死亡)。ソレを知った上司達が「うーん!じゃぁ、その宇宙船を米国最初の月基地にしよう!ついでにせっかく男女二人でいるんだから、君達結は婚しなさい!ソレが国の為!」とか~ pic.twitter.com/CVg5v4j8AL

2019-09-20 09:44:18
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(……) @pc_unko

言い出して、主人公達もソレを了解するんだ(今までお互いに惹かれ合ってた描写とか無かったのに!まるで人物達が上映時間が残り少ないコトを知ってたみたいだ!)。反共映画は「あの国には自由がない!人間の自由な意思を認めない!我々はそんな国に負けてはいけない!」~twitter.com/pc_unko/status…

2019-09-20 09:44:18
(……) @pc_unko

的な事を強調する余り、結果的に「ソ連より米国の方がヤバい…」と感じてしまうモノもあるが、コレもその一つ。そして最後には二人を米国大統領が祝福するんだが、なんとソレが女性なのだ!1953年の映画だぞ?「俺は今まで何を見てたんだ…進歩的なのか反動的なのかサッパリ分からん」となる1本である pic.twitter.com/5u686IEsyq

2019-09-20 09:44:19
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印度洋一郎 Yoichiro Indo @ven12665

@pc_unko この映画、確かアメリカ大統領が女性なんですよね?

2019-09-20 09:52:02
(……) @pc_unko

敵国(多分、ソ連)は、主人公達の計画を阻止する為に「船に乗る候補の科学者300人分の替え玉」を用意してたりする。「ボディ・スナッチャー」等にもある「貴方の隣人は、貴方の知らぬ間に”その人”じゃなくなってる(洗脳されてる)かもしれない…」という反共フォビア描写だが、ここまで行くと凄い。 pic.twitter.com/J7FCtGHa3C

2019-09-20 10:02:57
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(……) @pc_unko

米国映画見てると、時々コレと同じモノ感じるんだよな。「敵の理論を必要以上に恐れる(当の敵が聞いたら「いや…さすがにそこまでやろうとは思ってなかったんだが…」となりそう)コトで、別の”何か”を生み出そうとする感じ」というか、その理論を骨抜きにしようとする意地の悪い感覚みたいなの。

2019-09-20 10:02:57
(……) @pc_unko

@ven12665 「続き」でも書いたんですけど、そうです。進歩的なのか反動的なのかサッパリ分からない映画でした(どうも、ラストはP達が…もとはTV用だったのを映画にする為に…勝手につけたものらしいです)。久々に変な映画を見たと思いました。 twitter.com/pc_unko/status…

2019-09-20 10:05:44