#NHK 大河ドラマ「#いだてん」／1936年ベルリンオリンピック、マラソンでメダルを獲った「日本人」選手の史実

Pecko🐈‍⬛ @pecko178

聖火リレーは1936年第11回ドイツのベルリン大会から始まった。 総距離は約3000km。 実は聖火リレーはナチスが侵略するルートの視察を兼ねていた。 3年後、第二次世界大戦が始まった。 ナチスドイツ軍は、聖火リレーのコース通りに、ヨーロッパ侵攻を実施した。 pic.twitter.com/VcCutr0IPc

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政治学たん @seizigakutan

聖火リレーは1936年のベルリン大会が初で、ギリシアからドイツのベルリンまでをリレーしたわけですが、ちょうどこのルートは4年後のギリシア侵攻作戦にてドイツ軍が用いた道にもなりました。戦争に無関係なものが実は関係している例として記憶すべきことの一つでしょう。

ブラキストン線の向こう側@ワクチン5回接種済み @cupsoup2

ベルリン五輪への対抗か、東京五輪もアテネから聖火リレーを行う計画が出されます。アジア初の五輪を強調するためか、スエズ運河を渡りインド洋を経由して日本までやって来る、当時としては壮大な計画です。（昭和11年10月2日　朝日新聞）　#いだてん pic.twitter.com/pFqrlQOPAb

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いちかわ　じろー @Itikawa_Ziroo

@runtoyo #孫基禎 さん、二回にわたって出てくるんですね。ランナーでなくボクサーですけど、必ず見ます！ #大河ドラマ #いだてん 9月8日（日）第34話 9月15日（日）第35話 pic.twitter.com/7uD2FUIvmD

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@runtoyo いよいよ #孫基禎 さんが #NHK #いだてん に登場とのことなので、本を３冊読み返しておいた。 孫基禎『ああ月桂冠に涙』講談社 鎌田忠良『日章旗とマラソン』講談社文庫 寺島善一『評伝 孫基禎』社会評論社 twitter.com/runtoyo/status… @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei #孫基禎 さんの自伝、19年ぶりに読んだ。当時すでに絶版になっていたのを孫正寅さんから借りて読んだ本。今回は図書館で借りずに高い金を出してアマゾンで買った。手元に置いておきたいからね。 文庫本化を！ 『ああ！月桂冠に涙　孫基禎自伝』 bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0… @kodanshabunko @KDigibooks

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞権泰夏先輩からの手紙 ＞先輩は機会あるごとに手紙を寄こし、激励してくれた。 「日本の圧制を排除できる方法の一つは、世界スポーツの舞台に進出して活躍し、コリアの名を世界の国々に知らしめることである」 と、その手紙には力説してあった。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙　孫基禎自伝』講談社

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞亡国民の悲哀 ＞7月17日、やっとの思いでベルリンに到着した。ベルリン駅には、ドイツ駐在の日本大使館員が迎えに来ていた。 「どうしてマラソンに朝鮮人が二人も入っているのだ」 彼らは開口一番、このように不満を述べた。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙　孫基禎自伝』講談社

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞私は、機会あるごとに、外国人には朝鮮半島の地図を入れて、ハングル文字で「孫基禎」とサインしてあげた。いつ、どこでも、「コリア（KOREA）の孫基禎です」と告げて歩いた。市内を走るコース・トレーニングの時も、できる限り日の丸のついてないウェアを着用した。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙』

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞オリンピック開幕を数日後に控え、佐藤コーチは「レースに出場する三名を最終決定するため、30㎞の記録会を行う」と～ ＞塩飽があっという間もなくコースをそれて、抜け道を走っていくのが見えた～ ＞決められたコースを完走しても私が1位、南選手が2位となった。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙』

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞長年の夢実現 ＞しかし、頂上に立った今の実感は、輝くばかりの歓喜ではなかった。身を引き裂かれるような苦しみに耐えた貧しい頃の自身に対する憐憫、ベルリンに来てからでさえも限りない屈辱を甘受しなければならなかった亡国民の悲哀……。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙　孫基禎自伝』講談社

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞読売新聞～ 「偉業成る！ マラソン両雄凱歌！」 「宿願24年！ 血涙の四半世紀！ マラソン日本、世界初制覇」 私が生まれた年の1912年、金栗氏が初めてストックホルム・オリンピックに出場、棄権負けを喫して以来、敗北の連続だったマラソン制覇の夢が実現した～ #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙』

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞私が優勝したからといって、朝鮮人に対する人間的蔑視には少しの変化も起こらなかった。優勝ムードが稀薄になってくると、彼らはかえって私の一挙手一投足を監視しはじめた。彼らにとって不利な発言をするかどうか、戦々競々としていたのである。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙　孫基禎自伝』講談社

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞日章旗が掲揚されるとは正直思ってもいなかった。オリンピックに出場するまで、優勝者の栄光をたたえて国旗を掲揚し、国歌が演奏されるという儀式を知らなかったのだ。ただ一度、前回、世界記録を樹立したとき、明治神宮の競技場に日本の国歌が流れたことは記憶～ #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙』

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞優勝の表彰台で、ポールにはためく日章旗をながめながら、「君が代」を耳にすることは耐えられない屈辱であった～ ＞考えてみた。果たして私が日本の国民なのかどうか。だとすれば、日本人の朝鮮同胞に対する虐待は、いったい何を意味するのだ。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙　孫基禎自伝』講談社

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞数多くの祝賀客と会っている間、もっとも苦悩したことは、どうすれば私が日本人でなく朝鮮人であるという事実を相手に知らせるかであった。何度も問題になりながらも、私は「孫基禎」というハングルのサインと、その傍に朝鮮半島を描くか、「KOREA」と記し～ #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙』講談社

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞ジェシー・オーエンスの活躍ぶりは、実に感動的であった。人種差別と貧困の犠牲者であった彼もまた万難を排して、オリンピックの英雄として脚光を浴びた。しかし、優勝後も、貧困と黒人に対する偏見に対抗した彼の闘いは終わらなかった～彼とは、かなり親交を深めた。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙』

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞「1940年、東京オリンピックでも栄光のマラソンは是が非でも制しなければならない。まだ孫基禎は健在だ！」 日本のマスコミは、セブランス病院で測定した私の身体機能検査報告を掲載し、 「孫基禎の世界再制覇に異常なし！」 と、大々的に報道した。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙　孫基禎自伝』

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞1936年のベルリン・オリンピックに出場者した米国選手、ジョン・ケリーは、優勝した私よりも、私がはいていた運動靴により関心を持っていた～ ＞そのとき日本選手たちは、親指と残り四本の指先とに分れている二股の足袋のような軽い運動靴をはいていた。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙　孫基禎自伝』

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞1956年8月9日、世界軍人陸上大会がベルリンで開かれた～ ＞「民族の祭典」を作ったレニーと再会したのも、あれから初めてのことであった～ ＞彼女は、世界大戦から今日までどのように生きのびてきたのかを、旧友にいろいろと話をしてくれた。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙　孫基禎自伝』講談社

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞1972年、意外にも一通のなつかしい手紙を受け取った。ミュンヘン・オリンピック組織委員会からのもの～ ＞パーボ・ヌルミ、ジェシー・オーエンス、エミール・ザトペック、ベラ・チャフラフスカ、私など、すべて13名がこのオリンピックの名誉貴賓として招待されていた。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙』

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞私は、組織委事務局長トレッカ氏に、 「日本では前畑女史がベルリン・オリンピックの英雄として賞賛されているのに、どうして私を招待してくれたのか」 と聞いてみた。すると 「我々が招待した貴賓たちは、オリンピックの英雄の中でも、いろいろと不遇な人たち～」 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙』

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@runtoyo @nhk_td_idaten @kudo_gold @NHK_PR @nhk_dramas @nhk_hensei @kodanshabunko @KDigibooks ＞青いカブトの行方～ ＞私は、カブトを返してもらうため、八方手を尽くした。日本代表陸上チーム主将であった毎日新聞の大島鎌吉氏、韓国・ギリシャ親善協会会長、タキス・パパヤノプルス氏らがカブト返還のため、いろいろと尽力してくれた。 #孫基禎 『ああ！月桂冠に涙　孫基禎自伝』講談社