烏賀陽(@hirougaya)さん報道の劣化を嘆く
- toshihiro36
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原発問題のような硬い報道は人気がない →読者が集まらない →売れない →経費削減 →取材スタッフ削減して人件費削減 →人気のないニュースに回す余裕のあるスタッフがいない →記事が出てこない →関心が薄れる →人気がない →振り出しに戻る
2011-05-26 15:33:32原子力発電の問題を報道しても、見向きもせず「堅苦しい」「左翼」「偏向」と敬遠してきた長年の集積の結果が「誰も原発&地震&津波の危険性を警告できなかった/しても電力会社が意思変更するほどの力にならなかった」なのだ。それを「誰かのせい」にしないほうがいい。無関心の代償を今払っている。
2011-05-26 15:48:31ついでにいうと、この読売の記事はまぬけだ。発表を書き写してないで「なんで社員は1ミリSVの被曝で厳重注意なのに、30km離れた村人が35倍被曝するのか」と対比対照するのが「分析」「アナリシス」でしょうに。
2011-05-26 16:52:16http://bit.ly/jfziGH この読売の記事はまぬけだ。発表を書き写してないで「なんで社員は1ミリSVの被曝で厳重注意なのに、30km離れた村人が35倍被曝するのか」と対比対照するのが「分析」「アナリシス」でしょうに。
2011-05-26 16:54:08硬派のニュースに関心が高まった最後の盛り上がりは89年/ベルリンの壁崩壊〜ソ連&東欧崩壊〜91年/湾岸戦争〜95年/オウム事件、阪神大震災だった。これ以降は衰退の一途。
2011-05-26 18:04:5295年以降、平成大不況に入って広告費/販売収入激減〜取材経費削減〜出張取材削減と報道はロジスティックスを失います。兵糧がなくなったのです。企業も読者も「無関心」という「眠り」に入ります。
2011-05-26 18:07:13〇七年の中越地震で柏崎原発が破滅一歩手前になったときも、みなさんすぐに忘れました。「原発が危険なのではない。日本のような地震頻発国に原発があるから危険なのだ」という好例だったのに、なんの教訓にもしなかった。
2011-05-26 18:09:12つまり報道が広告に半分以上依存しているというのは、業務内容と財務内容が矛盾しているのです。1950〜80年代の成長経済の下ではそうした矛盾が許容される経済的余裕がありましたが、もうない。そういう認識すらなくずるずると広告依存を続けて報道は死滅寸前です。
2011-05-26 18:52:54気の毒なのは、若い企業記者です。まともな調査報道もしたことがないまま、毎日の発生ものの処理だけきゅうきゅうとしてきた新入社員がもう40歳です。この「人材の空白」を挽回するにはまた5年くらいかかる。
2011-05-26 18:57:20なぜ原発の危険性を警告する新聞がなかったのかと問われるなら http://www.facebook.com/note.php?note_id=213242082030424
2011-05-27 18:41:08「震度6強」が原発を襲った http://t.co/yO5Co6w 2007年の中越地震で、柏崎原発(新潟、東京電力)が破滅の一歩手前に行ったときの記録もけっこう出ました。しかし社会的関心にはならなかった。なぜでしょうね。東電はほっとしたことでしょう。
2011-05-27 18:44:541998年のこと、アエラの編集長が交代したときのはじめての部会。「これからは『働く女性もの』と『高齢者もの』を柱に据えようと思う」という方針を新編集長が言った。後で理由を聞いたら
2011-05-27 18:52:32後で理由を聞いたら「地方に出張する経費を節約するため、東京で取材できるネタでいく」とのことだった。地方出張の経費も出ないのだから、まして海外取材なんてもってのほか、だった。
2011-05-27 18:53:06アエラが「ニュース報道」から「働く女性もの」に大きく舵を切ったのは98年、13年前だ。その理由が「取材経費削減」というあたりが報道の退潮を象徴している。(今思うと、ですが)
2011-05-27 18:54:22やれやれ朝毎読各紙一面写真がまた同じだ。セレモニー設定されるとすぐ群がる報道=セレモニー報道 画一的すぎないか。https://picasaweb.google.com/112808523819835759271/20110526?feat=directlink
2011-05-27 19:57:05https://picasaweb.google.com/112808523819835759271/20110526?feat=directlink 5/26朝毎読 夕刊一面の写真はまたみんな同じセレモニー 多様性ないなあ。
2011-05-27 19:57:35https://picasaweb.google.com/112808523819835759271/20110526?feat=directlink ここまで多様性がないと、新聞いくつあっても一紙しかないのと同じだ。コンテンツの多様性がないから。
2011-05-27 20:08:04この画一的な思考しかできなくなった記者たちを記者クラブから解放したら、紙面はよくなるのか?私は悲観的です。 https://picasaweb.google.com/112808523819835759271/20110526?feat=directlink
2011-05-27 20:08:52この画一的な世界に5年〜十年いると、後戻りできなくらい思考や感性が画一化していくから。 https://picasaweb.google.com/112808523819835759271/20110526?feat=directlink
2011-05-27 20:09:35それにしても下手な写真だ。各紙どれもアップが一枚もない。防護服の僧侶、防護服で手を合わせる住民など、アップで撮影すればものすごく「放射能の恐ろしさ」を描く写真になるのにね。
2011-05-27 20:22:33みんな「背景も入れて、被災地だってわかるように」という文章をそのまま絵に変えただけの「文字の説明のための添えもの」に終わっている。 「何でもまんべんなく写っているけど、何も中心がない」から、「訴えるものがない」「平板」「凡庸」と読者は感じる。
2011-05-27 20:22:38https://picasaweb.google.com/112808523819835759271/20110526?feat=directlink あ、これの話です。各紙とも写真が下手です。カメラマンが下手なのではありません。
2011-05-27 20:24:10https://picasaweb.google.com/112808523819835759271/20110526?feat=directlink カメラマンが下手なのではありません。コマを選ぶ写真・社会部デスク、整理部一面担当がセンス最悪なのでしょう。ひどいものです。
2011-05-27 20:24:37https://picasaweb.google.com/112808523819835759271/20110526?feat=directlink 一紙としてアップがない。「文字を写真に置き換えただけ」の説明的な写真ですから、ビジュアルセンスが低劣なのです。
2011-05-27 20:25:23