細野さん「疲れはてて、芸能人のように、何かのキャラクターのようになっていた。やりたいことが制限されていた。RYDEENのようなものをもう一度、と。同じことは二度とできない。イヤになっちゃった」 #etv
2011-05-29 22:35:35細野さん「バブルに違和感を感じていた。土地を売ったり買ったりして儲ける人に違和感を感じていて」中沢新一「このままだと、日本人そのものが地に足つけて歩けなくなるんじゃないかという恐怖感があって、それであの(巡礼の)旅をやった」 #etv
2011-05-29 22:39:36アンビエントは引きこもり。細野「アンビエントは心の環境音楽。脳内の響き、心の響き」「海に浮かんでいる感覚」「(あっちは)陸地で騒いでいる」「関係ねーなという」 #etv
2011-05-29 22:41:44ライディーンみたいな曲を作ってって頼まれても同じものはできない。商売じゃない。音楽のことしか考えない青二才だった。と細野さん。やりたいことをやるにはどこかで現状の不満に別れを告げないといつまでたっても青二才のまま年月だけが過ぎるんだろうなあ #etv
2011-05-29 22:42:40細野さん「アンビエントでは、音楽は商品というより、心の伝達手段みたいなものなんだと。一人ひとり音楽を聴かせてください、ということ」 #etv
2011-05-29 22:42:48細野 (アンビエントについて) 「環境音楽なんて言われたけど、本当は「内面の環境」なんだよね」 「消費される音楽じゃない、コミュニケーションなんですね、世界との」#etv
2011-05-29 22:43:00坂本龍一「(YMO結成時は)今までのスタイルを捨てて新しい音楽をやるんだっていう気負いがあった。今はテクノとか何だというのはない」細野さん「人生は螺旋を描いて回っているんだと。二次元的に見ると、同じ所にいたりする」 #etv
2011-05-29 22:44:17細野さん「自分ではわからない音楽がある、それをどうやったらできるようになるんだろう、というのが面白い。同じことを二度やるっていうのができない。やりたいことはいっぱいあるけど、でもやりたいことの1割しかできない。3割かな?」 #etv
2011-05-29 22:47:50細野さん「恐怖というより、ちゃんと自衛しないと、この国で生きていけないんじゃないかって。ずっと考え続ける、基本的な生き方を決めなきゃいけない。音楽家はどうやって暮らしていけばいいんだろうって」 #etv
2011-05-29 22:50:204/10、地震から1ヶ月の間、音楽に全く触れられなかったという細野さん。3月に予定されていたライブはこの日に延期されていた。「恐怖っていうか。ずっと考え続けているっていうか。基本的な生き方を考えなきゃいけない」「音楽家はどうやって暮らしていけばいいか」「ずっと思考停止」 #etv
2011-05-29 22:50:46細野「じゃあ、最後はスマイルに」最後に歌ったのはチャーリー・チャップリンの「smile」。恐慌の時に希望を与えた曲。 #etv
2011-05-29 22:53:26細野「普通のことがこれほど大事なことはなかった」「普通が一番大事」「いつも忘れがちなんだよね、最初の気持ち」「そのまんまがいいよ、無理しないで。それがこれからのテーマ」「下手でいいから、朴訥で」 #etv
2011-05-29 22:55:20細野さん「最初の気持ちを忘れがちになる。うまく表現しようとしてしまう。そのまんま、がいいんだよ。ムリしないほうがいい。下手でも朴訥でもいいから、そのことを大事にしたいなって」 #etv
2011-05-29 22:55:28細野「こういう時期に出るっていう重荷のほうが強かった」「自分の中の何かをなぞるんじゃなくて、これなんだろうっていう、ワクワク感」「これからもずっと作り続けるだろうなっていう」 #etv
2011-05-29 22:56:59細野さんのキャリアは、もう40年以上。音楽のスタイルは様々に変化しても、根底にあるものは一貫して変わっていない。新しい音楽を作りたい、聴きたいという好奇心。それを象徴しているのが、時代を超えて何度も繰り返される、あの大魔神ネタだったんじゃないかしら、なんて。
2011-05-29 23:01:45