@daisuke_kawada氏による、楽天と丸紅が共同出資するフュージョン・コミュニケーションズが提供するcopseクラウド概説
http://copse.jp launched this week. Subscribers are growing steadily. Relieved. :-)
2011-05-27 23:24:35http://copse.jpを今週公開しました。テスター登録してくださる方が順調に増えてまして、まずはホッとしてます。copse Projectではオープンソースなクラウド技術をどんどん発表していきます。応援いただければ幸いです。
2011-05-27 23:27:13copse Projectはオープンなクラウド技術です。先行しているOpenStackとはちょっと違って、SOAなクラウドを目指しています。1年間無料で利用できるテストアカウントを発行していますので、ぜひサインアップして使ってみてください! http://copse.jp です。
2011-05-27 23:36:21copse Project is an open cloud technology. Free test accounts are available of for first one year, sign up now! http://copse.jp.
2011-05-27 23:55:39国内の「クラウド」を巡る議論はクラウドという言葉の定義の段階で迷走してしまっているように思えます。世界市場で通用するクラウド定義に準拠して行かないと世界中のクラウドが大競合していく中で競争力を失ってしまうんじゃないでしょうか?
2011-05-28 17:56:31copse Projectではもっとも普及しているクラウド定義としてNIST定義に準拠しています。これから少しづつ紹介していきますが、copse ProjectはNIST定義を下敷きにした様々な国際標準定義や仕様に準拠したデザインを採用しています。
2011-05-28 17:59:24copes Projectではクラウドもまた電気通信サービスであるから、電気通信サービスで採用されている標準データモデルに基づいて管理可能だと考えています。そこでcopse ProjectではTMF標準に準拠したデータモデルを採用しています。
2011-05-28 18:13:34現在、世界的に議論されているCloud Burstの先には真のクラウド間連携(仮にCloud Federationとします)が実現するでしょう。そのような時代には、現在の電話網と同じように事業者間精算などの仕組みが必要になってくるはずです。
2011-05-28 18:15:23そういった多様な国籍、背景を持つ数多くの事業者が相互に接続される時代の基盤を支えるのにはREST不向きだろうと考えています。このため、copse Projectでは基礎的なAPIをすべてSOAPで記述しています。
2011-05-28 18:18:57RESTはTMFの標準データモデルSIDでいうところのProduct Levelで任意に定義されるAPIに適していると考えています。Resouce、Service LevelのAPIにはSOAPを利用するべきでしょう。
2011-05-28 18:21:34今日は、クラウド定義はNIST準拠しないと世界市場で戦えない、copse ProjectはNIST定義準拠でNIST定義参照している定義、仕様群に準拠してます。というお話と
2011-05-28 18:25:04クラウドも電気通信サービスなので電気通信サービスで利用されている標準データモデル=SIDに基づいて管理可能だし、管理した方が後々楽です、というお話と、
2011-05-28 18:27:10SIDに基づいて整理すると、RESTはProduct Levelで利用するのが適切、SOAPはResource、Service Levelで利用するのが適切。copse ProjectはSOAP準拠、というお話でした。
2011-05-28 18:28:47先日はTM Forumの策定しているSIDというデータモデルをクラウドに適用する話まで書きました。今日は同じくTM Forumが策定しているeTOMというビジネスプロセスモデルをcopse Projectがクラウドに適用しようと取り組んでいる話をしたいと思います。
2011-05-31 08:21:58eTOMはITU標準にも取り込まれている電気通信分野におけるBPM標準といえます。個々のビジネスプロセスやビジネスプロセス間の繋がりなどを構造化した定義群として記述されていて、企業体=電話会社全体を定義できるようになっています。
2011-05-31 08:33:06copse Projectではクラウド事業もeTOM標準によって定義可能だと考えています。また、eTOM標準に基づいてクラウドのビジネスプロセスを記述することによってサービス間のビジネス効率の比較計量が容易になり、業務改善がしやすくなると考えています。
2011-05-31 08:35:45クラウドにおけるビジネスプロセスとその実装がeTOMによって標準化されることによってクラウドにITSMSに準拠したマネジメント標準の導入が容易になると考えています。
2011-05-31 08:40:41ITSMSに準拠したマネジメント標準が導入されると、クラウドのSLA遵守状況の監視や評価基準の標準として機能するはずです。これまでのような検証不能なSLAを事業者の支払能力を基準に評価するのではなく、本当に信じられるSLAを比較できるようになるはずです。
2011-05-31 08:45:56今日はeTOM標準をクラウドに適用し、ITSMS準拠した運用を行うことでクラウドのSLAが客観的に比較・評価可能になり、透明性の高いクラウドサービス市場が実現される、というお話でした。
2011-05-31 08:50:15今日はもうちょっと時間使えそうなのでもう一本。先ほどのTWでcopse ProjectがNIST定義やTFM標準への準拠だけでなく、ITSMS=ISO/IEC 20000規格も考慮していることにお気づき頂けたと思います。
2011-05-31 09:32:24copse ProjectはISO/IEC規格に適合する方法をcopse仕様内部に取り込むことでISO/IEC規格に基づく認証取得を容易にし、利用者が適切にクラウドサービスを比較選定できる環境の実現を目指しています。
2011-05-31 09:36:14たとえば、copse Projectが参照しているTM ForumのSID標準には当然、個人情報を含むデータモデルが定義されています。一般に各国の電気通信事業者であれば、各国法規に基づいて通信の秘密を守る義務を負っていますから、個人情報もまた適切に守られているものです。
2011-05-31 09:39:02しかし、クラウドサービス事業は電気通信事業として電気通信事業法制に完全には組み込まれていません。つまり事業法に基づく罰則の適用対象にならない可能性を排除できませんのでクラウドサービスにおける個人情報保護体制は事業法以外の方法によって担保される必要があります。
2011-05-31 09:47:00copse Projectでは個人情報保護をcopse仕様内部に取り込む方法として、ITSMSと同じISO/IEC規格のISMS=ISO/IEC 27001準拠のマネジメントシステムを用意しています。
2011-05-31 09:50:55copse仕様に準拠することによって容易にISMS準拠のマネジメントシステムを導入することができ、さらにISMS認証取得することによって個人情報保護体制を担保できるようになります。システム仕様で標準対応することによって従来よりISMS認証取得が低コストになると期待しています。
2011-05-31 09:59:29