- shortycolossus
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もののけ姫をサックス四重奏で、素晴らしい演奏と編曲をされている佐藤さんに、サックスの音について聞いてみました。
もののけ姫の演奏はこちら。
https://youtu.be/Y4ocU2PQnpM
@saxtoo 楽器持ち替えた時の基礎練て、倍音のロングトーンとかですか?
2019-11-27 22:38:47@shortycolossus いえ、通常時の基礎練と特に変わりませんね。まぁ普段からオーバートーンでの練習は散々してますんで… あとは、色んなタイプのメカニック系のエクササイズや、アルペジオやスケールの類いを満遍なくやっとりますね…
2019-11-27 22:40:38@saxtoo 倍音の練習はやはり散々やられるんですね。 自分が持ち替えた時に意識するのは、 ・音ごとの適切な息圧を把握する ・音ごとの音程のズレを把握する ・音ごとの鳴るポイントを把握する ですかね。 佐藤さんの普段の基礎練メニューも併せて、めちゃくちゃ気になります。
2019-11-27 22:46:05@shortycolossus さとるさんの仰る3点は、主にアルペジオ、インターバル、オーバートーンの中で常に意識し続けることですし、私にとっては同じ楽器を持ち続けても毎度気をつけることの一つですね。 持ち替えたからといって特別なことをするのではなく、その楽器の特性を思い出し、奏法を当て嵌める感じですかね。
2019-11-27 22:50:35@saxtoo 楽器の特性を理解し、良さを引き出すことは、皆が中々出来ないことですよね。 特性を理解するためには楽器の響きから、わずかな息圧や抵抗の差による変化を聞き取り、調整していくことが必要なのだと思っています。 特性を理解するために意識していることは何ですか?どんな練習をされていますか?
2019-11-27 23:11:51@shortycolossus うーん。 へんな言い方になるかも知れないんですけど、特性わかってないという状態がわからないです。笑 とにかく学生の頃はたくさん練習してましたし、その中で勝手に見つけていったものですし、楽器の特性というより、その楽器と自分の特性の相性やと思うので、どこまで自己研究出来るかですかね。
2019-11-27 23:14:51@saxtoo 特性がわからないことが、わからないもいう感覚が凄い!笑 自分と楽器の相性というのはよくわかります。 吹く人によって音が全く変わるので。 例えばですが、初めて吹く楽器を佐藤さんが納得いく形で鳴らせるようになるまで、何時間くらいその楽器を吹き、どんなことに意識を向けているのかなと。
2019-11-27 23:19:57@shortycolossus ふむ、多分ラッカーの楽器ですと10分くらいですかね? 相当クセの付いてる楽器とかなら手こずるかもしれませんが、基本的には5〜10分もあれば慣れますし鳴らせますね!
2019-11-27 23:21:31@shortycolossus 意識を向けるのは、自分の息の入れ方と楽器の鳴り方をいつもの自分がし易いように楽器を鳴らしていくだけですね。 なので何持っても佐藤の音するって言われますし。笑
2019-11-27 23:22:21@saxtoo 自分の音のポイントを見つける形になるのですね。 逆にいうと、別の人が自分の楽器を吹いた音がどんなに良くても、その音が自分の音の最終形態になるわけではないと。 あくまで『自分と楽器の相性のいい所』を探す。納得できる所が自分にとって最高の楽器の特性だし、それを見つける事が重要だと。
2019-11-27 23:30:07@saxtoo 自分の音のポイントを見つける形になるのですね。 逆にいうと、別の人が自分の楽器を吹いた音がどんなに良くても、その音が自分の音の最終形態になるわけではないと。 あくまで『自分と楽器の相性のいい所』を探す。納得できる所が自分にとって最高の楽器の特性だし、それを見つける事が重要だと。
2019-11-27 23:30:07@shortycolossus そりゃそうでしょう! もっと良くしたいという気持ちは常に持ち続けるにしても、その奏法も音色もその人だけのものですからね。生徒にしても、決して真似ではなく自分にとって正しい奏法を身につけて欲しいと常に思ってます。
2019-11-27 23:34:40@saxtoo ありがとうございます。 大変思慮に富んだ、深イイお話を聞くことができました。 自分の生徒にも共有させて頂きます。 またぜひよろしくお願いします!
2019-11-27 23:39:16