廃墟文藝部 第六回本公演【サカシマ】感想まとめ

廃墟文藝部 第六回本公演【サカシマ】の感想まとめです。
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→…許せないアイツに降り注ぐ。余りにも禁忌な自殺という行為と…この余りにも強い意志を結び付けたコンタさんはやはり尋常じゃない。 しかもコレはフライヤーデザインそのものの在り姿。 色んな事が予め晒され…それでも気付けない…最後にハッとさせてくれる…私が好む最高の仕掛けだ。→ pic.twitter.com/KPeoHibUlF

2019-12-04 00:21:45
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→… さて、コンタさんは当日パンフの挨拶で「見てポジティブな気持ちになれる作品」だと言っている。 観た直後に… この言葉に素直に同意できる人間はあまりいない気がするが、陽毬が曝された状況と精神状態の元… 唯一 起死回生の選択肢。 一矢を… いや一死を報いる壮絶な決断。…→ pic.twitter.com/zY4G6ukIm1

2019-12-04 00:23:27
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→…どんな時にも理不尽を打ち砕く意思を持ち続ける… そういう意味では…確かに彼女が取り得る唯一・最後のポジティブと言えるのかもしれない。 さて、通して観れば、伝えてくるモノは意外にストレートだが…それでも本作品にはいくつかの謎を感じた。 そこをキーに少し妄想する。まず…→ pic.twitter.com/Uq7IvQuJjK

2019-12-04 00:25:18
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→ ①「様々な理不尽の中で…何故か極めて低い陽毬の自己肯定感」 『だって、悪いのは私だって分かっているから』 …観ている最中は、彼女生来の性格か…あるいはもっと秘められた経験…例えば親のDVとかの存在を窺っていたが…これは結局「陽毬が結末を知った上で展開される走馬灯」の…→ pic.twitter.com/1f4hFi6ozv

2019-12-04 00:27:19
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→…物語だから出てきたセリフ… ということになるのだろうか。 序盤で説明されるけど… 陽毬の都合で「進むし戻るし伸びるし縮む時計」… ここら辺… 今 喋っている陽毬がどの時点での陽毬かを惑わせる構成であることが巧妙だ。 飛びながらもなお… 彼女は葛藤していたのかもしれない。…→ pic.twitter.com/hlx9unph18

2019-12-04 00:29:14
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→ ②「父の母への最後の行為の理由」 父が「灯里を死に追いやった者」へ向けて… 刃を研ぐかの様に念を込めた金属バットの素振りシーン。観ていた当初… 灯里の死に母が何か関与していたのでは… 父はそれを知っているのでは…と結び付けて観ていたのだが… どうも結末と矛盾する。…→ pic.twitter.com/b4AfAC5b6v

2019-12-04 00:38:01
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→… 母の陽毬への仕打ちの直後だから… 何らかの方法でそれを知った父が… その贖いとして凶行に及んだのかもしれないとも考えたが… 結局、どうしても誰か第三者が暗躍していた様な気がしてならない。 ここに人見の… あるいは泉水の影は本当に無いのだろうか…。…→ pic.twitter.com/xMd7wWsvgW

2019-12-04 00:41:32
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→… 『お姉ちゃんを壊した何かは、両親も壊した』… という台詞は、姉の出来事が遠因として両親の心を蝕んだことを指すと思っていたけれど… そんな甘いものでは無くて、もっと「直接的な関与」があったことを疑うべきなのかもしれない… 描かれなかった1週間のドラマとして。…→ pic.twitter.com/YjbINAoV1s

2019-12-04 00:43:14
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→… ③「泉水が人見の首を絞めるシーン」 これ… 台本からはさしたる疑問も湧かないのだが、実際の芝居では… あまりしっかり首を絞めている様に見えないところに大きな違和感がある。 首を絞められているにも関わらず、人見がまったく苦しまないところにその原因があるのだが、…→ pic.twitter.com/9RTvxWS9xa

2019-12-04 00:45:08
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→… 当初は「泉水には愛する人見にそんなことはできない」という演出かと思っていたが… どうもそんな反応とも違う。 人見は…苦しむどころか「微動だにしない」のだから、明らかにそこには演出の意図がある筈。 性交時に首を絞めてギリギリの快楽を得る性癖の話を聞いたことがあるが…→ pic.twitter.com/Vp0MJTyWFK

2019-12-04 00:47:12
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→… そんな極限にも何も感じることができない… あらゆる外的刺激… 苦しみに対して甚だしく不感症になっている(だから もちろん共感力の欠片もない)… そんな人見の精神状態を示すモノ… という想像の紐づけ方しかできなかったが、効果としては難しいシーンだな… って感じた。…→ pic.twitter.com/ITPGmOEU5z

2019-12-04 00:50:54
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→ ④「泉水が陽毬に情報を提供した理由」 そして、これが要。 これはもう… 泉水が人見の願いを叶えようと… 人見に内緒で暗躍していたとしか考えられない。 まさしく人見が望んだメテオストライクの実現。 しかもそうだとすると…あれほどまでに盛り上がった「陽毬の怒り」の発露は…→ pic.twitter.com/Yv3KLigSwv

2019-12-04 01:00:32
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→… 豈図らんや「人見が焦がれた願い」を叶える行為になる…しかも望み得る最高の形で。 なんたる皮肉。 ラストシーンで人見が空を見上げた一刹那…彼に状況を理解する猶予があったとすれば、きっとニヤッと歓喜の笑みをこぼしたに違いない。 この陽毬の一撃が成功したか否かの解釈が…→ pic.twitter.com/LXr7G4fQHL

2019-12-04 01:02:59
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

サカシマ→… TLを賑わせているが、たとえ成功したとしても「人見を悦ばしただけだ」と思えると… コンタさんが演出で言ったという「ここから先 一切楽なシーンはない方がいいな…」の神髄がここにも窺える。 成否はどちらとも取れる演出にしたとアフタートークでコンタさんは言っていたけど、…→ pic.twitter.com/WZT9Kg0JNr

2019-12-04 01:06:05
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I元(観劇残留思念体) @i_moto_y

#サカシマ#廃墟文藝部)感想25】→… 「陽毬にはバッドエンドの選択肢しか用意してないじゃん…」 …と思うと、やっぱりコンタさんは半端なく したたかだ。 最高の賛辞として… 「外道」と呼ぼう。 『しょうがないよね、こっちの方が面白くなっちゃったんだもん』 … って声が聞こえる。 pic.twitter.com/Xpq3iSTK9g

2019-12-04 01:10:34
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